紙面で紹介?
本日の朝日新聞紙面です。
浅井晶子さんが本を紹介しているのですが、その浅井さんの紹介欄に、あたしの勤務先の刊行物が載っていました。
それが『行く、行った、行ってしまった』です。同書は、ドイツに大量に押し寄せた移民、難民とかかわることで少しずつ気持ちが変化していくドイツの大学教員の物語です。
日本でもコロナ前には移民に関する議論が盛り上がっていましたが、ヨーロッパではもっと切実な、身近な問題として移民問題が存在することがわかります。そして、移民や難民を大量に受けているドイツという国は非常に寛大な国だと思いがちですが、やはりドイツ国民の間にも感情の濃淡があることがわかります。
移民を受け入れよう、難民に手を差し伸べようというのも決して綺麗事では済まされないのだと言うことがよくわかる作品でした。
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