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読書習慣の継承
災害級の猛暑と言われていますが、それでも外回りに出かけております。写真は、そんな外回りの途次に見かけたフェアです。
有隣堂伊勢佐木町本店です。ご覧のように《書物復権》フェアが展開中です。しかし、よくご覧ください。同じフェア台で《小中高生へのおすすめ本》フェアも同時開催中なのです。
純然たる大人向けの《書物復権》と小中高生って、どうなの? そう思われる方も多いでしょう。あたしもそう思いました。でも、よくよく考えると、このフェア二つは実によく考えられたもののようです。
《書物復権》を楽しみに待っていてくれる方であれば、本が好きな方であるのは間違いないでしょう。そういう方がフェアの書籍を見ていて、横に並んでいる本を見つけて「おや、小中高生向けの本か……」と思い、さらに「子供にも一冊買って行ってやるか……」と思うのはごくごく自然な流れだと思います。そして、買ってもらった本を読んだ子供たちのうち何人かは、本が好きになって、数年後には《書物復権》に並んでいる本を読んでくれる、買ってくれるような人に成長しているはずです。
そんな読書体験、読書習慣の継承が生まれそうな、そんなフェアではないでしょうか。
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