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併売は流行らない?

書店を回っていると、いろいろな本が並んでいるのがわかります。最近目立つものとしては、これも数限りなくあるのですが、あたしが個人的に気になっているのは星野源の『いのちの車窓から2』です。

「2」とあるからには、当然「1」があるはずですが、それが隣に並んでいるところを見かけたことがありません。これはどういうことでしょう。「1」は既に文庫になっているから、単行本の「2」とは並べにくいのでしょうか。それとも「2」を購入するような星野源のファンであれば、当然「1」はとっくに買って読んでいるはず、いまさら併売したところで「1」を買いそびれていた人なんてほとんどいないと予想されるからなのでしょうか。

もしそれが書店にとっての常識なんだとすれば、こちらも考えなければなりません。現在、原書房から『ブックセラーズ・ダイアリー2』が刊行されて店頭に並び始めたのですが、「1」である『ブックセラーズ・ダイアリー』はあたしの勤務先から刊行されていて、今回も原書房の新刊との併売を促進しているからです。

併売したって売れないよ、「2」が出るときに「1」も買おうなんて考える人はほとんどいないのだから、ということになれば、あたしの販促戦略も考え直さないとならなくなります。とはいえ、これにはもう少しリサーチが必要だと思います。今日のところは、発売された佐々木美玲ファースト写真集『日射しのパレード』を眺めながら過ごしたいと思います。
https://www.rockfield.net/wp/?p=7221

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