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上流階級も大変だ?

ネットニュースで知ったのですが、本日2月6日は英国のエリザベス女王即位の日だそうです。今日で即位70年になるそうです。

そんな今日という日にお薦めの一冊は『やんごとなき読者』です。もちろんフィクションではありますが、主人公はそのエリザベス女王ご本人です。

ある日、愛犬を追って城の裏庭にやってきた女王陛下は、移動図書館の車と、本を借りにきていた厨房の下働きの少年に出くわす。あくまでも礼儀上、一冊借りたことが、人生を変える、本の世界への入り口となった。以来、すっかり読書の面白さにはまってしまい、カンニングする学生のように公務中に本を読みふけるわ、誰彼かまわず「最近どんな本を読んでいますか」と聞いてはお薦め本を押しつけるわで、側近も閣僚も大慌て。読書によって想像力が豊かになった女王は、他人の気持ちや立場を思いやるようになるものの、周囲には理解されず、逆に読書に対してさまざまな妨害工作をされてしまう……。

公式サイトにある内容紹介は上記のとおり。本を読むことに目覚めたエリザベス女王が周囲を引きずり込んだドタバタ劇であり、とても笑える内容です。その一方で、本を読むことの楽しさを教えてくれる一冊でもあります。

さて、エリザベス女王は英国における究極の上流ですが、英国の上流階級に興味をお持ちの方には、現在売行き絶好調のこちら、『ノブレス・オブリージュ イギリスの上流階級』がお薦めです。

ドラマ「ダウントン・アビー」やジェイン・オースティンの小説が好きな方であれば、こちらも大いに楽しめるはずです。是非手に取ってみてください。

https://www.rockfield.net/wp/?p=2740

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