似て非なるもの
書店店頭でこんな本を見かけました。
『珈琲と煙草』という本です。文芸書売り場で見かけたので、海外小説なんですかね。この本を眺めていたら、「あれっ、前にも似たようなタイトルの本があったよなあ」と思いました。
それがこれ、『幼女と煙草』です。
思い出してみると、「と煙草」が共通するだけなんですね。これだけですと、似てるとも言えますし、似てないとも言えます。あたしが、煙草が大嫌いなので、煙草という文字を目にすると必要以上に心にインプットされてしまうせいかもしれません。
そうそう、似ていると言えば、こんな本も気になりました。
『偽情報戦争』という本です。こちらは似たタイトルの本を思い出したわけではありません。思い出したのはこちらです。
あたしの勤務先から刊行された『ウエルベック発言集』です。
どうでしょう、似ていませんか、装丁が。
どちらも、装丁は本を横に向けないと読めないような文字の並びです。また白地に黒の文字一色というシンプル(?)なところもよく似ています。
ただし、この両書はジャンルが異なるので、並んで置かれることはないので迷うこともなければ、間違えることもないと思います。
しかし、改めて並べてみると、そんなに似てなくもないか、という気がしてきました。
https://www.rockfield.net/wp/?p=4492