こんどは黙食?
東京のコロナ感染者は相変わらずです。少し減ったかなという気はしますが、もう少し様子を見ないと何とも言えませんね。今のところは「高止まり」といった状況でしょうか。
そんなコロナの感染拡大で、政府なのかマスコミなのか世論なのかわかりませんが、元凶は飲食店ということになっているようです。果たしてそうなのでしょうか? それこそ、いまのところエビデンスがない状態だと思います。
ただ、飲食店が犯人にされ、時短営業を余儀なくされているのは、ほとんど外食をしないあたしから見てもちょっと可哀想な気がします。協力金(?)が払われるそうですが、焼け石に水のところも多いのでしょう。
昨年来、飲食店は時短どころか長期の休業を余儀なくされたところもありますし、配達やテイクアウトの弁当に活路を見出そうとしているようですが、やはり通常営業の数割程度にしかなっていないようです。
そんな中、ニュースで見たのですが、飲食店では「黙食」を推奨しているようです。つまりは、食事中は一切口を利かないでください、ということです。しかし、家族や友人で来店して、何の話もせずに黙々と食べるだけなんて、なんのためにお店に来たのでしょう? そんな気がします。
あたしとしては、むしろ黙食よりもお一人さまを推奨したいところです。この数年、お一人さまを対象としたようなお店が増えています。ラーメン屋や焼き肉屋などです。こういうお店であれば、隣の客との間の衝立、仕切りをしっかりしていれば、お客さんは誰とも話すことなく黙々と食べて帰るだけですから、黙食が実現できていると思います。
8時過ぎたって、仕事帰りに一人で定食屋に入って夕飯を食べてから帰宅するなんて人もたくさんいると思うので、そういう人にとっては飲食店が8時で終わってしまうのは死活問題ではないでしょうか?