【遺跡探訪58】1年パス最終日、プノンバケンの夕日(Phnom Bakeng, 9世紀)
年間パスが切れる11月21日に、ランチを食べながら「もしかしてパスが更新できなかったら後悔するな、仕事が終わったらどこかに夕日を見に行こう」と思いました。ぱっと思いついたのは、夕日鑑賞で有名な
プレ・ループ
アンコールワット環濠の東側
スラ・スラン
プノンバケン
この4ヶ所でした。とはいえ4日前に2と3で夕日を見たばかりで、1か4にしようと思いました。そしてパンプスを履いていたのでプレループの急な石段は無理だと思い、この靴でギリギリ行けそうなプノンバケンとなりました。
※その後1年パスは無事更新(2回目取得)できました。
お団子の屋台
ランチ時にベトナムの友達と「あんこ餅とチェーはどちらが美味しいか」とメッセージをやり取りしていたら(結論は「両方食べたくなってきた」)、タイムリーにもプノンバケンに行く途中に偶然お団子やさんを見つけました。
この屋台、不思議ですが、意外とシェムリアップ川沿いの風景に溶け込んでいます。
お昼にどうしても食べたくなった、あんこ餅を頼みました。
焼いてあんこを乗せてくれます。
夕方のアンコールの森
夕方4時台にアンコールの森を通りました。空の色、木々の色が朝と違って新鮮です。
プノンバケン山麓到着
早朝だと山の麓にスクーターを止めさせてくれるのですが、夕日は有名スポットだからか訪れる車が多く、向かいの駐車場へ案内されました。かなりの数のミニバスや車やトゥクトゥクが並んでいました。
ちょっと日が傾いてきました。
プノンバケン入り口です。
プノンバケンは高さ79mと、日本で山と言うには小さすぎるものですが、ちょっとしたエクササイズとしてはちょうどいい感じの山です。実際、夕方にカンボジア人は運動として上り下りしています。
ママ友に会ったら今運動してきたところなの、いうので「ジムで?」と聞いたら、「いや、プノンバケン」と言われた話はこちら↓
バクセイチャムクロンの展望台
途中にバクセイチャムクロンを見渡す展望台があります。現在中央祠堂の西側が修復中のようです。西側の階段からしか登れないので、今は登ってもアンコールトム 方面が望めなさそうです。
バクセイチャムクロンに登った際の記事はこちらです。
さらに進みます。
北参道
本来は、プノンバケンの寺院に向かう山道は、東西南北からきつい傾斜の階段だったようです。昔の参道が、うっすらと残っています(現在は立ち入り禁止です)
この参道を下に降りると、以下の投稿のプラサットバイのあたりに出るのですが、この参道が通行禁止のため、位置関係を把握するのが難しいです。
西バライの展望台
さらに進み、山をもうちょっと西に回り込んだところで、西バライ(人工湖)が見える展望台があります。
山道を歩くと位置関係が分からなくなり、一瞬「トンレサップ湖?」と思ったりしましたが、旧空港の近くの西バライでした。(前回プノンバケンに登った時も、同じように思った気がします。覚えられない人…)
バンコクへのフライト中に西バライが上から見えた時の投稿はこちらです。
山頂へ到着。ここから夕日を楽しみます
山頂で夕日を見ながらお団子を食べようと思っていましたが、飲食禁止(水以外)でした。私が初めてプノンバケンに来たのは、コロナ禍の2020年6月でしたので、ここのイメージは寺院の最上部にシートを引いて地元のカンボジア人が家族でピクニック、でしたが、あの光景は相当特殊なものだったと、今気付きました。
なお、12歳未満の子供も登れないようです。あのとき、普通に子供も赤ちゃんもピクニックしていましたが、確かに断崖に手すりなどもなく、結構危険かもしれません。