「異常上流」東風上尚江さんのメイクアップレッスンを受けてきた
自宅にテレビがない私は音声メディアを日々聞いて情報をインプットする。
その日もフォローしている某パーソナリティNの話を聞いていたら、東風上尚江(こちがみ たかえ)さんが突然コラボで登場してきた。
「ボンジュール♪ Nさんにアトリエに来ていただいて、眉毛を整えさせていただきました~」
某パーソナリティのNさんは常に人を「底辺・中流・上流」に分類するのだが、尚江さんのことを上流のさらに上の「異常上流」と呼び、運気が上がる人だと声高に叫んでいた(ちなみに私は底辺認定を受けている)。
Nさんが紹介しているから、という理由ではなく、私は東風上尚江さんの声を聞いて、私はこの人に会いに行かねば!と思った。ビビビ!と感じるものがあったのだ。
この人と直接会って、この人のオーラを浴びよう。
すぐにメイクアップレッスンの予約を取った。
事前に大人っぽい大人の女性を想像していたが、実際にお会いした尚江さんは、大人素敵さはもちろんのこと、キュートさも兼ね備えていて、ふわふわしていた。
お洋服もかわいかった。
口から出る言葉が全て知的でチャーミングだった。
「天真爛漫」という言葉がぴったり。
想像以上に、いぃ!
会話は初めに共通のN氏の話から始まり、なぜNancyという名前なのか、私がなぜここに来たのか、今日何を求めているのかを丁寧に聞いてくれた。
約10年前の30歳の時にメイクアップレッスンを別のところで受けたことがあること、そこから10年間何も変えていないこと。息子が4歳になり、育児に余裕が出てきて自分にフォーカスを当てたいと思っていること。スキルとしてのメイクより、化粧を行う上で自分を大事にするという自身と向き合うマインドセットを見直したいと思っていること。(あとは尚江さんの声に惹かれたこと)
「OK!Nancy!MAKASETE!(任せて!)」
そうおっしゃって尚江さんは時間をかけて化粧水・乳液からファンデーションをのせるまでを2時間たっぷり教えていただいた。
顔の骨格・筋肉の付き方も本を使って説明いただき、「だからこんな感じで指を添わせないとだめなのよ」と論理的な説明が好きな私に合わせた説明をしていただいた(人によって本は全く骨格筋肉図鑑の本は使わないとのこと)。
「大事なのは“指の腹”よ」
指の腹で化粧水・乳液を付けるのと、適当にバーッと手のひらで付けるのでは全然肌の心地よさが違う。
レッスン後も数日指の腹での丁寧なスキンケアを家で続けているが保湿力が明らかに違う気がする。
私は41年目にして初めて私と、指の腹と、顔の骨と、顔の筋肉が、通じ合えた。笑
「指の腹と、ほっぺたの筋肉が、対話できたって喜んでます!」本気でそう思ったのでそう伝えた。
尚江さんは微笑んでいた(呆れていたのかもしれない)。
「ね、こうやって下地から丁寧に仕上げると、肌の艶が全然違うのよ~」
メイクに詳しくない私は、恥ずかしげもなく「・・・艶が出るって、テカっているとどう違うんですか?」と質問してみた。
「OK、Nancy!いいわ、艶っていうのはね、、、、」
素人な質問にも優しくパワフルに教えてくれた。
なんか話しているだけで肯定されているようで元気が出てくる。
本当に素敵な人だ。
残りの1時間でファンデーション、チーク、眉毛、アイラインの引き方のポイントをわかりやすく指導。
(その人のご要望によっては眉だけで2時間やることもあるという)
アイラインは「邪気除け」とのことで、ブルーのアイラインをチョイス。
キレッキレの“寄せ付けません!眼力”になった。
邪気が強い人はそもそもこのアトリエには来ないらしいが、間違ってきた場合は帰った後に塩をまくという。私の退室後にまかれないことをそっと祈った。
あまりに楽しく幸せな3時間であった。
期待以上の尚江さんとレッスン内容に本当に満足した。
「また必ず会いに来ます!」
そう伝えて笑顔で別れた。
▼東風上尚江さんのHP
▼東風上尚江さんのVoicy「ボンジュール☕️マキアージュ💄五感に響くビューティーレシピ」