シリコンバレー式 最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング

読書用メモ26

▼タイトル:シリコンバレー式 最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング(2017年9月発行)
▼著者:世古詞一

▼4つ連続して読んだ1on1本の違い
・読む順番:3番目
・視点:現場寄り(実践編)
・対象:マネージャー
・1on1の必要性の説明:薄め
・ポイント:導入マネージャーのマニュアル

▼概要:
著者は組織人事コンサルタント、元株式会社VOYAGE GROUP、現在は独立し、同社のフェロー。実際に1on1を企業に導入支援している。1on1自体が短期間に成果が出ずらくさらに上司のモチベーション的に続きづらいことに焦点を当て、1on1をなぜすべきかの説明に重点を置き、また、実際の回していく中での会話のヒントをわかりやすくまとめている。実際に上司が1on1を回していく中での課題も理解できるし、時折出てくる会話例も違和感なく読める。

▼気づき:
導入を決定した企業が、マネージャーにマニュアル代わりとして配るならこの本かな、と思います。1on1の位置づけ、会話によって上司が部下に何を伝えたいか、部下から何を引き出したいかわかりやすくイメージできました。
本の内容とは異なりますが、読みながら、私自身を教育してくれた上司を思い出していました。私は管理職になりたい!というわかりやすい目標があったので、上司も指導しやすかっただろうなーと。意欲のない「ダメ部下・苦手部下への1on1のやり方」的なことに焦点を絞った本が出れば売れるのにな、と思いました。

▼お勧め度:
★★★★☆
広めの視野で読んでみると、1on1にとどまらないコミュニケーションの取り方モチベーションのあげ方、チームとしての取り組み方ののポイントがまとまった本だと思います。

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