嫌いな人は自分の写し鏡
自分の思い通りにいかないと、目を合わせず無視する。
他の人には笑顔を振り向くのに、気に入らない人には一切話しかけない。
本人は正義を貫いているつもりだが、周りからは孤独に突っ走っているように見える。
そんな彼女のことが、私はいつも気になる。
時に嫌いになる。どっか行っちまえと思う。
でも、微笑んでくれると嬉しく、仲良くなりたいとも思う。
これはたぶん、彼女のことが好きなんだと思う(友達として)。
どれだけ冷たくされたことか。
でも、彼女の孤独や痛さがわかる気もして、いつも気にかけてしまう。
ある人から言われたのは、「似てるんだと思いますよ」ということ。
なるほど、似た者同士だから惹かれあうのか。
彼女の嫌いな部分は私自身の嫌いな部分と重なる部分がある。
思い込みの激しさや、
自分の嫌なことに蓋をするのが似ている。
自分も被害にあうこともあるけど、何とか彼女が楽になる方法がないか、考えている。
(時々抹消させるほど嫌いになるけど)
彼女の中に自分を見る。
そんなことが人間関係は多いのだそう。
嫌いな人、怒りを生じたとき、それはその人を通して、自分の嫌いな部分を見ているそう。
嫌いじゃなければ気にならないらしい。
確かにそういうときもある。
なんでそんな面倒なんだろうなぁ、人の感情は。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。
嫌いなことは自分はしない。
嫌いな奴は嫌いな奴。
それでいいのに、なぜに逆の反応をしてしまうのか。
嫌いなくせに好き。
めんどくさいな自分。
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