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ハジケリスト


すきなバンドのSTOMPIN'BIRDと同い年、
30歳になった。
15くらいの時に思い浮かべていた30歳には
慣れていないし29くらいには多分このまま
変わらず30になるな?と薄々気づいていた。

怖さも焦りも今はない、今だけなんかも知らん。
仕事をしてないと考えることがない、良くも悪くも。
なんかやり残してないかなって
ソワソワすることはある。生き急いではいる。
けれどやり残したこと、やれてないことばっかりで
焦るほどでもないなって思っている自分もいる。

15歳のときに学校で20歳のわたしに手紙を
書く授業があって、好きな人、友達の話、
部活の話、ナルトの話、ワンピースの話ばっかの
自分に心底ガキくさ〜と思った20歳のとき、
20歳のときのわたしの成人式のプリクラ
今見たらただの平成の香りがすんごくて
わらけてくるからきっと30歳もいつかそうなる。

骨折した話も、今更看護師になった話も
今したらなんでもおもろく話せる。
ニートになって外に出られへんかった時よりも
今ならもっと嫌なことが多かったでって笑える。

世の中変な人ばっかりで、
でも自分もそのうちの1人やなって思っている。

上手な生き方なんかできそうにない。
60代くらいで消えたいと思うし
60代で消えたいのは健康な体と心が
あった時だけで、消えたい気持ちとは
きっと背中合わせやと思う。

結婚してるか、バリキャリになってると思ってた。

ニートになって仕事を休憩して、
実家に帰ってるなんて想像してなかった。
急性期病院でこんな働くとも思ってなかった。
ところ天の助でこんなに遊んでると思ってなかった。

思わぬことばっかりで、おもしろいし、
ちょっときしょくわるい、
そんな人生をなんとなく生きている。
なんとなく生きると言うのは贅沢なことや。
病院にいるといやでもそれを感じれてた。
平等なのは何もない、時間も命も金も。
全部全部、その人の今ある位置で価値は
ころっと変わる。私はそう思ってる。

生きていくだけでお金もかかる、
希望も夢もあるのに消えないネガティブに
押し潰れる時もある、やりたくないことも
やらなきゃあかんこともきっとたくさんある。

いつもやさしく、時に厳しくしてくれる
大事な人たちから今年もおめでとうって
言ってもらえることに、
同じ時間を過ごしていることに、嬉しく感じる
宗教じみたことじゃなくて。
シンプルに、ありがたいな〜って
そのくらいには丸くもなった、心も体も
(8キロ太りましたので!!!)

ようこそ30代、おせわになりました、20代
がんばろう体と心、
よろしくお願いします、みなさま
って感じ!

YUIのthank you my teensを聴きながら
また黒歴史を作っています〜

大人にはなりたくないと思ってた、けど
悪いもんちゃうな、ださくない大人になりたいな

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