ダイレクトリクルーティングサービスを活用して年収アップ&フルリモート転職を叶えた具体的な方法
転職でトータル年収250万円UP,フルリモート勤務かつフレックス,年間休日130日以上で有給休暇が取りやすいホワイトな会社に転職できた経験を基に、ダイレクトリクルーティングサービスを活用してフルリモート転職を叶えた具体的な方法をお伝えしますので、最後までご覧になってみてください。
フルリモート転職は難易度が高くなってきている
前提として、フルリモート転職の難易度はあがっています。某ウイルスが5類になったからなのか、某起業家が出社派のためか、マネジメントコストが高い?ためか、ハイブリット勤務(出社とリモートの混合)が主流になってきたためです。
そんな中転職エージェント経由だとなかなかフルリモート求人がありません。転職エージェント経由で難しければ自分で探せば良いだけです。その自分で探すための手段の一つがダイレクトリクルーティングサービスです。
ダイレクトリクルーティングとは
ダイレクトリクルーティングとは、自社にマッチした人材を企業自らが探し、直接アプローチする採用手法のことです。求職者からの応募を「待つ」のではなく、企業側からアプローチする「攻め」の採用手法です。
ダイレクトリクルーティングサービスとは
ダイレクトリクルーティングサービスとは、ダイレクトリクルーティングを実現するためのサービスで、求職者側は特に費用かからずに活用できます。
企業側は媒体によりますが、求人掲載+スカウトメール〇〇通送付で〇〇円といった料金体系で費用がかかるケースと、媒体掲載費用+成果報酬〇〇円といった料金体系で費用がかかるケースと様々です。
ダイレクトリクルーティングの大まかな流れ
ダイレクトリクルーティングの大まかな流れは以下です。
1.求職者が履歴書や職務経歴書等を登録する。
※サービスによって細かい点は違いますが、ここのつくり込みが重要です。
2.企業は求職者の情報を見て、マッチしている人材を探す。
3.マッチしている求職者にスカウトメールを送る。
※あなたのプロフィールを隅々までみているというよりも、条件にマッチした人に一括送信しているケースもあります。
4.求職者が企業側へ返事をする。
5.やり取りを経てカジュアル面談や選考等へ進む。
サービスによっては求職者から企業へ直接アプローチできるものもあります。
ダイレクトリクルーティングサービス活用メリット
求職者側のメリットは以下です。
希望条件の求人に出会える確率があがる
転職エージェント経由では出会えなかった求人に出会える確率があがります。転職エージェント経由だと企業は求職者の年収の1/3程度を転職エージェントに手数料として支払う必要があるため、即戦力かつ高いお金を払ってでも獲りたいと思われる人に絞りがちです。
私のようにフルリモート可で探していると、転職エージェント経由だとなかなか見つからなかったりします。
ダイレクトリクルーティングサービス経由であれば、求人の幅が広がります。
転職エージェントに左右されない
転職エージェントのように仲介会社がはいらない分、自分の意思で転職活動を進めやすいです。どうしても転職エージェントが経由すると転職エージェントの担当者が迅速に動いてくれなかったりすると、日程調整や内定可否や条件交渉で不利になるケースもあります。
逆にいえば迅速に動いてくれる転職エージェントの担当者だと有利に進められる可能性もあります。
企業と直接交渉が可能
転職エージェントのように仲介会社がはいらない分、企業側と直接交渉が可能です。交渉が得意な人は転職エージェントを挟まずに自分で交渉した方が良いケースもあるかもしれません。
ただし、自分で直接交渉するのが苦手な人は工夫が必要です。
ダイレクトリクルーティングサービス活用デメリット
求職者側のデメリットは以下です。
自分で全て行う必要がある
ダイレクトリクルーティングサービスは企業と直接やりとりとなるため、日程調整や条件交渉等、全て自分で行う必要があります。
自分で動かすことに慣れていない、苦手意識がある場合は工夫が必要です。
手間が増える
自分で全て行う必要があるため、転職エージェント活用する際よりも手間が増える可能性があります。
添削、フィードバックをもらえない
転職エージェント経由であれば、転職エージェントの担当者に添削をしていただいたり、面接のフィードバックをいただけるケースもあります。
ダイレクトリクルーティングサービス経由だと自分でPDCAを回していく必要があります。
ダイレクトリクルーティングサービス活用がおすすめな人
ダイレクトリクルーティングサービス活用がおすすめな人は以下です。
転職エージェント経由で希望求人が見つからない人
転職エージェント経由で希望求人が見つからない場合は、一度ダイレクトリクルーティングサービスを活用してみることをおすすめします。
自分で転職活動を進められる人
自分の意思で転職活動を進められる人にとっては、むしろ戦略立ててPDCA回しながら進めていくのが面白いかもしれません。
交渉力がある人
自分自身で企業と直接交渉が必要な場面が出てくるため、交渉力に自信がある人にはおすすめです。
ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
転職エージェントをあなたの特性や目的に合わせて選ぶ必要があるように、ダイレクトリクルーティングもあなたの特性や目的に合わせて選ぶ必要があります。
ここでは、フルリモート転職に特化するという前提で紹介します。
フルリモートの絞り込み機能がある
ダイレクトリクルーティングサービスによっては、条件面を選ぶ際に「フルリモート」の条件をチェックできるものとそうではないものがあります。
フルリモート転職を目的とするのであれば、「フルリモート」の条件をチェックできるものを選択しましょう。
こちら(求職者側)からもアプローチ可能
ダイレクトリクルーティングサービスによっては、こちら(求職者側)からアプローチ不可のものもあります。
それだと受け身の姿勢でいるしかないので、こちら(求職者側)から企業側へアプローチできるものを選ぶとよいでしょう。
ダイレクトリクルーティングサービス活用方法
ダイレクトリクルーティングサービスを活用する際、以下のことに留意するとよいでしょう。
プロフィール文面で自己PRしきる
ダイレクトリクルーティングサービスで、最初に見られる部分はプロフィール文面です。
自分自身がどんな実績があってどう貢献できるのかをわかりやすく記載しましょう。
即レス即対応
企業側からスカウトメールをいただいた場合、即レス即対応していきましょう。目安としては1時間以内を目指したいですが、本業の兼ね合いもあると思いますので、どんなに遅くとも1日以内には返信したいところです。
丁寧さも大事ですが、それ以上にスピードが大事です。
いただいたスカウト文面は熟読
即レス即対応していく必要がありますが、だからと言って何も考えずに反応するのはいただけません。
スカウト文面はよく読んで、そもそも自分のプロフィール文書を読んで下さったうえでのスカウトメールなのか、テンプレメールを一括送信しているだけなのか、見極めましょう。
見極め方として、文章の中にあなたならではの特色が記載されているかどうかです。
具体例をあげます。
Ex)1 法人営業の経験がある〇〇様のご経歴を拝見し
→テンプレと思われます。
Ex)2 月間コール数7,000件と大量行動してきた〇〇様のご経歴を拝見し
→ブロフィール文章を読んで送ってくださっていると思われます。
見極めたうえで、テンプレ文面は求人内容が魅力的であれば応募することもありますが、そうでなければスルーしています。
スカウトきた求人を熟読
スカウトがきた求人を見て、あなたの希望条件に合致するかどうかを確認しましょう。
そして、その求人内容の仕事について、自分自身が活躍しているイメージがわくか、ワクワクしているかどうかを確認しましょう。
定性的な肌感覚になりますが、求人票を見た時点でいいイメージがわかない求人は面接に進んでもミスマッチなことが多かったです。
ダイレクトリクルーティングサービス活用留意点
留意点をお伝えします。
転職エージェントからスカウトメールがくることもある
ダイレクトリクルーティングサービスによっては、転職エージェントから求職者へアプローチを可能にしているものもあります。
私自身スカウトを受けて話しを聞いてみたりすることもありましたが、ほとんど時間の無駄だと感じざるを得ないことが多かったです。
※あくまで個人的な感想です。
転職エージェントはたくさんあり、自社で求職者をうまく集客できない中小転職エージェントがダイレクトリクルーティングサービスを活用して集客しているケースだと思われます。
転職エージェントからスカウトメールがきても、全て受けるのではなく取捨選択することをおすすめします。
プロフィール文面を全くみていない企業からのスカウトメールもある
プロフィール文面を全くみていない企業からのスカウトメールもあるため、取捨選択しましょう。なかなか面談に進めないと焦ってとにかく面談に進みたくなる時もあるかもしれませんが、時間は限られているため求人票見た段階でなしだと思うものは取捨選択することをおすすめします。
条件交渉
面接対策等は別記事に記載したので割愛します。ここでは、自分で条件交渉する際のポイントをお伝えします。
自分の年収相場を知っておく
事前に何人かの転職エージェントと面談しておいて「率直に、私の経歴だと次の転職でどれぐらいの年収を狙えそうですか。」と聞いておきましょう。
これを聞いておくことで企業と年収面の条件交渉になった際に
「転職エージェントの見解ではこれぐらい狙えるとの意見をいただいています」と交渉材料に使えます。
ただし、盛ることではなくあくまで適正年収相場はどれぐらいなのかを知っておきましょう。
企業としてはできる限り安く採用したいのは当然なので、こちらとしては正当に希望年収を伝えられるように交渉材料を集めていくイメージです。
活躍イメージを鮮明に描いてもらう
条件交渉する際、大前提として企業側に
「年収をあげてでも働き方に柔軟性を持たせてでもこの人を採用したい」
と思われている必要があります。そのためには、面接段階であなたが企業に入社した後に活躍しているイメージを鮮明に描いてもらえるようにPRしていく必要があります。
比較検討して迷っている状況をつくる
可能であれば別の会社の選考も進め、比較検討して迷っていると伝えられる状況をつくれるとベストです。
「御社の〇〇の部分にとても魅力を感じています。〇〇の部分が〇〇になるとさらに前向きに検討できます。」
のようにお伝えすることができると、交渉を進めやすいです。
まとめ
フルリモート転職を考えるのであれば、条件面を選ぶ際に「フルリモート」の条件をチェックできるダイレクトリクルーティングサービスを活用していきましょう