みんな、「ちょっと死にたい」と思ってるような気がして
山崎ナオコーラさんの「男友だちを作ろう」を読む。
前田司郎さんとの対談で、タイトルの言葉が出てくる。
死は避けたいが、死を全否定していては生きていけない。だから、死の擬似体験として、煙草や、登山や、睡眠といった行動をしたくなるのでは?という説。
なるほど、と思った。
体に悪いこと、危ないこと、他者への攻撃ももしかしたらそうかもしれないな。
初めて死にたいと思った17のとき以来、悩みが悩みを呼ぶことは常で、最近だと、定期的に、自分の愛想笑いに疲れるタイミングが来る。そんな時に、暗い曲を聴いたり、あまり人と話さなくなったり、爆睡するようになったり、普段の1.5倍くらい食べるようになったりするのは、きっと、そういうことなんだろうな。
この調子だと、本当に死ぬ頃には、死が怖くなくなっているに違いない。
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