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ジワタネホ

昔から映画が好きでよく見ます。
「ショーシャンクの空に」知ってますか?
有名な映画です。
私はこの映画が好きで何回も見ています。

冤罪で主人公のティム・ロビンスが刑務所に収監されます。
そこから何十年も刑務所で暮らすのですが、その間どんなことがあっても希望を持ち続けました。

とある場面で主人公のティム・ロビンスが仲間のモーガン・フリーマンにこう話します。
「希望はいいものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」

私は精神科病院に勤めています。
患者にも同じことが言えるんじゃないかなと思います。

私は患者によく言います。
「なんで退院しないの。なんとかして退院しよーよ。一緒に考えよ。」(タメ口はごめんなさい)

何十年も入院している患者は、この映画にも出てくる「施設慣れ(施設病)」になっています。

外が怖いんです。不安なんです。安心できる場所が欲しいんです。

そーいう気持ちを作り上げてきたのは日本の医療だし、医療者なんだよなと、つくづく思わされます。その時代はそれが正解だったというのはあるんでしょうが。

この映画のラストで、ティム・ロビンスは脱獄します。その後、仮釈放になったモーガン・フリーマンとメキシコで合流します。

そこが、ジワタネホです。

その合流シーンを見ただけで感情失禁してしまいますw
心が揺さぶられるんですよね。

どんなことでも希望を持って前に進み続けることが、強く生きることになるんだなと、映画を通して学びました。

次はもう一つの大好きな映画
「いまを生きる」
について話たいと思っています。

ご静聴ありがとうございました。

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