永瀬清子現代詩賞
わしは詩を書いてます、それをフェイスブックに書いてます、と書きました。
フェイスブックだけじゃのうてリアルの賞にも挑んでいまして。
それが「永瀬清子現代詩賞」。地元・岡山県赤磐市(旧赤磐郡熊山町)に生まれた女流詩人・永瀬清子の文芸活動の研究と普及とその促進とともに、優れた詩を選奨することによって文化の向上に寄与する、とあります。(詳しくは上記に永瀬清子生家保存会へのリンクを貼っとります)
(写真は書き終えた封筒。書いたよ、という証拠として)
永瀬清子さんの詩「流れるごとく書けよ」にはこうありました。
「詩を書く日本の女の人は皆よい。(中略)あらゆることを詩でおもひ/あらゆることを詩でおこなひ/一呼吸ごとに詩せよ。/日記を書くやうにたくさんの詩をかけよ/手紙をかくようにたくさんの詩を書けよ(中略)普段着のごとく書けよ/流れるごとく書けよ(後略)」
この詩がなければ、この方の存在がなければ茨木のり子さんや石垣りんさん、今では最果タヒさんや文月悠光(ふづきゆみ)さんや暁方ミセイさんや三角みづ紀さんなどの女流詩人は生まれてこなんだんじゃないかと。
話は戻りますけぇど一昨年初めて熊山駅からだいぶ歩いて永瀬清子生家で行われる授賞式に行き、昨年初めて応募するも落選。今年は2度目の挑戦です。
いや、もっとたくさん挑戦した方もおられるかも。
とにかく今年はどれぐらいの詩が永瀬清子の御霊に届けと集まってくるんじゃろうか…。
(こちらがわしが持っとる永瀬清子詩集(思潮社)。amazonなどで買えます)