『切迫』か『現状維持』か
2011311は日本で最も深刻なダメージを受けた災害であるのだが、他県においても、災害によって心が傷付いている方々は多くいる。今この時期にこの様な話を書く事は憚られる問題であるのだが、やはり書いておく方が良いのかもしれないと思い記事にした。
昨年から今を通して、日本で起きた大きめの地震は震度6弱が最大だ。
だが、体感者の方も含め「妙な違和感」を今現在も感じている。
それは「震度7」と言うレベルの地震が水面下で「眠っている可能性が有る」と言う事だ。「眠っているもの」は必ず「目覚める」。ただその時期が一体いつなのか判断出来ずにいる。そしてそれは一か所だけでは無く、複数存在している。一度に動き出すのか、それとも別々に動き出すのか、それすらも判断が難しい。これは体感者の方も身体で感じている事だと思う。
では実際今それらが『切迫』しているのか?と問われればタイトルで書いている様に『現状維持』に近い様な感じでは有るのだが、『切迫』しているとも言える。要するにそのレベルが上がったり下がったりしている状態で、伸びきったゴムがいつどこで切れてしまうかが分からない状態であるとしか言えない。
本日書いた内容は「陰謀論」を無視した、感覚を中心とした内容の話しで書かせて頂いている。
壊滅的な地震は勿論起きて欲しくはないのだが、とにかく「何かがおかしい」としか言えない。この違和感の正体は果たして何なのか?
ハッキリとしない気持ちの悪さと、感覚に靄がかかっている様な感じさえする。
とりあえず今出来る事は常に防災意識を持ち、連絡が取れない状況に陥った時にとる行動と数か所の避難所等をご家族・知人友人等、話し合われている方が良いと思っている。揺れやすい場所にお住いの方は小さなペットボトルで良いので日常の水分補給と同時に緊急時に飲む事も考え携帯して頂けると尚良いと思われる。
コロナ禍の中、色々とストレスが溜まっていると思うのだが、貴方自身や大切な人達を守る為には常に想定外の出来事に対応出来る様、日常的に意識を訓練することに他ならない。
そして、日本は「地震大国」で有ると言う事もきちんと頭に入れておいて欲しい。勿論、地震だけではなくその他の「天災」も認識し、もし新しい土地に移住する予定が有る場合は、その土地の古い地図をよく確認した上で移住して頂きたいと思う。
ともかく今ここで言えることは、「震度7」相当の地震を想定しての用意だけは十分にして置くことです。起きなければ起きないに越した事はないのだが、この違和感の理由が解るまでは気は抜けない。
太平洋側は三か所。
日本海側は二か所。
この二か所は中央構造線に影響される。もし、ここに書いた場所が崩れる様な事が有れば、日本を支える軸の部分がかなり危険な状況になるだろう。が、この文章を読んで不安になるよりは「備えあれば憂いなし」であって欲しい。これは単なる情報でしかないのだから。
最終的には個人がどれだけ備える事が出来るかが重要だと考えている。
※この内容に科学的根拠は一切有りません。
七曜 高耶