『十五夜』
今年の十五夜は明日十月一日。
「月」にお供えするのはお団子とススキが定番です。お神酒もあれば尚良いのですが、私の場合は蝋燭の小さな灯の元、「奇跡のりんご」で有名な木村明則氏の農法で作られたお酒を少しだけ頂こうかと思います。
ススキは月の神様の依り代と考えられており、本来は実りを象徴する稲穂をお供えしたいのですが、稲刈り前なので、稲穂に似たススキを用いるようになったと言われています。
ススキのみ、または、秋の草花と一緒に花瓶に生けて供えるのもまた趣があって良いかもしれません。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされているため、地域によってはお月見の後、軒先にススキを吊るす風習もあるようですが、とりあえずススキ自体が手に入るかどうか・・・・・。
私が住んでいます場所はもう、どこもかしこもアパートとコンクリだらけで趣あるものが消えてしまい、明日は田舎へ遠征する予定です。
皆様も是非、小さな子供の頃のあの純粋だった自分に戻り、夜空を見上げて下さいね。明日晴れるといいですね。
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