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夜明けのすべてを見て

映画『夜明けのすべて』を見ました。

PMSのイライラに振り回される上白石萌音ちゃんの姿が、黄体ホルモン剤によるイライラに振り回されてた頃の自分に重なって、色んなことを思い出して、嫌な気持ちになった。(いい意味で)
それぐらいリアリティのある演技で、素晴らしかったです。
元々好きな女優さんなんだけど、もっと好きになりました。

あと印象的だったのは、
「パニック障害とPMSは違いますよね?」のシーン。

パニック障害の辛さに比べたらPMSの辛さほうがマシだよね?っていう表現ですが、
自分の状態と他人の状態に優劣をつけて僻んでしまうっていうのは、不妊治療でもあるあるですよね。 

「子ども1人いるんだから、2人目が授かれなくてもいいでしょ」とか、
「それだけAMH値高かったら大丈夫でしょ」みたいな。

でも、そういうことじゃないんだよなぁ。

比較して僻む気持ちが生まれてしまうのはしょうがないこととして、それでも寄り添える余裕をいつでも持っていたいな〜と改めて思えた映画でした。

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