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神保町に行ってきた!2024年11月

タイトルの通りですが、神保町へ行ってまいりました!

普段は北海道に住んでいるワタクシですが、東京へ行くことになりまして。
「これは……神保町を自分の足でたっぷりと散策してみるチャンス……!」
と、神保町を楽しむ時間を確保してみたのです。

神保町へ行くのは2回目。
前回は書泉グランデさんを舞台に開催されたSCRAPのリアル脱出ゲーム
「本屋迷宮からの脱出」を遊びに行った時で、
2013年5月のことだったようです。

11年も前です……!!
この時はシルバーレインのマスターさんたちと遊びにいったので、
まあ、そのくらい前ですよね……という感じではあるのですが……!!
(シルバーレインというゲームを運営していたのが、そのくらい前なので)

そのくらい神保町という町には縁がなかった私ですが、今年になって
シェア型書店の棚主になったことで、一気にご縁ができる形になりました。
なので今回、せっかくですので、書店めぐりなどをしてみた次第です。

神保町への行き方もおぼつかないワタクシなのですが、
前回、神保町を訪問した際に(先述のマスターさんたちに)
「半蔵門線の神保町駅から、一駅先の大手町へ!」
「大手町で丸の内線へ乗り換えて! そうしたら次が東京駅だから!!」
「これが一番楽だと思う!!」
と教えて頂いた記憶が残っていたので、このルートを使いました。

別のルート(どんなルートだったかは覚えていない)で神保町に行ったら
乗り換えでめっちゃ歩くことになったりとかして、大変だったんや……。
なんで東京って……乗り換えこんなに複雑で大変なんだ……???
しかもエスカレーターが全然なくて全部階段を歩かされたりするし……。
(とか愚痴ったら教えて下さったルートなのでありました)

話が逸れましたね。
そんなこんなで、今回はスムーズに神保町へ辿り着き、階段を上ります。
A7出口を出たらすぐに目に入る「さぼうる」の看板に
知ってる! あのお店は有名なところだ!! なんてなりつつ
「すずらん通り」だと思われる方へ向かいます。そして歩きます。

2~3分くらいでしょうか。目的地に着きました。

「PASSAGE」だ! ちゃんと見つけられました! 良かった!
ごちゃっとした通りの中に、突然フッ……と現れたという感じ。
でも見落とすような地味さでもなく。良い意味で周囲から浮いている印象で
いい存在感だなと思いました。

店内へ。
いろいろ搬入する予定だったのですが、予約(PASSAGEでは、棚主が
搬入する際には、時刻を指定しての予約が必要となっています)の時刻に
まだ1時間以上早かったので、まずは「お客さん」としてウロウロします。

わたしの棚である「ミサキ文庫」は、店内の入口よりも奥の方に近い
位置なのですが、入っていくと、すぐにわかる場所にありました。
なるほど、見やすい棚ですね。好位置というのは本当だなと頷いたり。

他の棚は、こんな風になっているのだな~とニコニコ眺めたりして。
いろんな棚があって、めちゃ楽しかったです。
なるほど、これがシェア型書店の魅力か……と唸りました。

お客さんが結構いた(ように感じた)のですが、そうなると棚を見るのに
順番待ちをしたり、隙間から本を眺めるような形になって少々大変。
そんな中ではありましたが、3冊ほどお迎えさせていただいて会計。
キャッシュレス決済のみの店なのでクレジットカードで支払ったのですが
見たことのない形状の端末だったので、ちょっとまごまごしました。笑。

会計のあとは3階へ。
上の写真で、右側にエレベーターがありますが、
これに乗り込んで向かいます。
降りたら、そこが2号店である「bis! BOOKS & CAFE」です。

2号店はカフェを兼ねたシェア型書店です。
(BOOKS & CAFE、となっていますが、いわゆるブックカフェでは
ないです。本を買った後で過ごすためのカフェ、という感じですね)

手前にある貸棚を見た後、奥にあるカフェへ。
メニューはドリンクがメインで、軽食もあるよ、くらいな雰囲気。

フレンチトーストのドリンクセットをお願いしました。
シロップが別添だから、途中で味変できるのが良いですね。
1枚をバニラアイスと一緒に食べ、残り1枚にシロップを掛けて食べました。
美味しかったです。

セットのドリンクは「朱夏」というハーブティをチョイス。
ワイングラスに注がれて出てきます。おっしゃれー!
この朱夏がまた美味しい。アイスドリンクなので氷が入っているのですが
時間が経っても薄くなったという感じがしなかったのが非常に良かった。

「bis!」はホームページにメニューが掲載されていないので、
どんなお店なんだろう?と実は少しドキドキしつつ入店したのですが、
ドリンクが基本的に全部850円、スペシャルドリンクが1000円、
あ、みかんジュースだけ600円でした。
こんな感じで料金がわかりやすいのいいな、と思いましたね~。

朱夏はスペシャルドリンクなので、普通に頼むと1000円です。
ワンドリンクで1000円か……という感じは少々するのですが、
フレンチトーストとのセットで1750円(たしか)になってお得です。
セットの金額なら良いと思いますね。

そんな感じで予約の時刻まで、のんびり過ごします。美味しかったし、
雰囲気と店員さんの感じが良かったので、気持ちが良い時間でした。

長くなってきたので、搬入まわりは別の記事にします。後編を書きますね。

さて。
わたしの棚「ミサキ文庫」は、もうひとつ「ほんまる」の中にもあります。
もちろん、ほんまるも訪問しますよ!!

ほんまるは「さくら通り」にあるのですが、
「すずらん通り」の端にある信号を渡ると、すずらん通りが
さくら通りに変わる、というだけなので、実はPASSAGEからは一本道です。
のんびり歩きます。

さくら通りに入ると、一転してオフィスビルやマンション?が並んで、
いっそ住宅地であるかのような雰囲気になっていきます。
全然違う。驚きました。信号一つでこんなに変わるのですね。

そんな中で見えてくる「ほんまる」の外観は、とてもとても目立ちました。
このルートで来たら、絶対に見落とすことはありません。そんな安心感。
思ってた以上にすごい存在感でした。
つまり、ものすんっっっごく存在感があります。このお店。

店内に一歩、入りまして。
自分の棚の方を見たら……わたしの棚も一目瞭然。すぐにわかりました。
代本板いいですね、すごく目立ってました「七海真砂」の文字……!!

「ほんまる」は時刻を気にしなくて良いので、先に搬入をしちゃいます。
レジに行って、搬入したい旨をお伝えしたら……
店員さん「棚番号を教えてください」
わたし「! えっと……27章、の……3、です!」
数字ちゃんと覚えてた。良かった、という気持ちに。なお、ちなみに
正確には「27章03節」なので厳密には覚えられていません。くやしい!

搬入とフリーペーパーの入れ替えをしたら、今度はお客さんモード。
ほんまる店内を回ります。
店内は、想像よりもコンパクトに纏まっていて、綺麗な空間でした。
佐藤可士和さんのデザインの凄みを感じます。
想像と現実にギャップはあったけど、実物の方が素敵に感じましたね~。
わたし、もっと店内が「長い」イメージだったんです。
実際には「思ってたよりも正方形っぽい」という感じでした。

引用元:ほんまるホームページ

この図を見て、長方形な店内を想像していたらギャップがあったのでした。
やっぱり、図だけじゃわからないものですね。

地下は、階段を心配していたのですが、思ったよりも安定した造りで、
階段が苦手なわたしでも、安心して移動できるものでした。
これも良かった。なので、地下もしっかり回ることができました。
高いところにある棚の本を取るための踏み台も、
しっかりした物が用意されていて(もちろん見た目は超おしゃれ)
怖い思いはしませんでした。

ほんまるでは2冊お迎えして、また次のお店へ。
本屋に限らず、行ってみたかったお店を覗いたりして満喫いたしました。
小川町方面にも足を延ばして、三省堂書店の神保町本店(仮店舗)で
ブックサンタ応援チャリティーステッカーも購入してきました!

これで、わたしのサンタクロース度アップです!
かわいいステッカーだねぇ……何に使おうかな……。

Xの情報によると、札幌店でも買えるようになるかもしれない(らしい)
ですが、本当に買えるかどうかわからないので、本店に行ってきました。
でも本店は遠い! ほんまるとの距離けっこーありますね!?
神保町は狭いようで広い町なのだと、自らの足で実感しつつ、
散策終了です。楽しかった! 次はぜひ、イベントに合わせて行きたい!

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