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もじのイチ頒布物詳細〜少年偏愛系小説や耽美百合小説、あります!


2025年1月5日(日)、同人イベント《もじのイチ》にて、自作の短篇小説や掌篇小説本を販売します。


イベント詳細

《もじのイチ~みんなの創作文芸同人誌即売会~#2》
開催日時∶2025年1月5日(日)11〜16時
開催場所∶都立産業貿易センター浜松町館2階南
入場料:無料
詳細:


サークル『七つ森舎』


私、津森七は七つ森舎というサークル名で《イ05》にスペースをいただいています。

"此処にはない景色を夢見てしまう、いつだって帰る場所を探してしまう、そんな人びとへ。キーワードは【掌篇】【短篇】【さみしさ】【喪失】【少年】【耽美】【百合】【仄暗さ】。

もじのイチサークルカタログ


お品書き

お品書き


以下、各作品の詳細です。

短篇小説『金糸雀は塔で歌う』

春の嵐の晩、守るべきか弱い存在を見つけた少年は、教師である青葉に助けを求める。金糸雀とツグミ。ふたりの存在に掘り起こされた遠い記憶に、青葉の心は乱れていき……。

『孕む』『少年についての独白』に続く、少年偏愛系小説第三弾!

A5判22ページ/600円

短篇小説『少年についての独白』

上手くいかない人生を抱え途方に暮れていた津野田温は、ある最悪な朝、一人の少年と出会う。
現実逃避から交流を重ねた温は、やがて、このうつくしい少年の誘いにより、後戻りのできないラインを踏み越える──。

少年に出会うことで転げるように破滅した、青年の語りが織りなすサスペンス。

文庫判28ページ/400円


短篇小説『孕む』

四方を山に囲まれた小さな村に父と二人で太一が越してきたのは、水を入れた田が一面に青空を映し出すより前の、ある年の初夏のことだった。
「あすこの家は呪われているから、関わったらだめなんじゃ」
四宮家の末の子、馨は、太一を産んですぐに蒸発したという母に、似ているように思えた……。

少年に、狂う。少年が、狂う。四年に一度の祭りの晩、誰も知らぬ間に起きた、おぞましい出来事とは──。

文庫判30ページ/400円

短篇小説『やわらかな心中』

父親により歳の離れた男と婚約させられ、癒えない孤独と不自由に苛まれるあまね。真令は情緒不安定なあまねに当たられながらも、そんな彼女に尽くしていたが……。
ふたりの少女、その激情の果てにたどり着く結末は。

激情✕耽美✕百合小説!

文庫判36ページ/400円

掌篇小説集『キラキラ』

友人の目から零れる『キラキラ』をコンタクトレンズのように加工して装着してみたり、なみなみ注がれたコップの牛乳に溺れて会社に遅刻したり。息苦しくて、さみしくて。懐かしくて、もう戻れなくて。けれど欠片みたいな希望も、きっと近くに転がっている──。
そんな日々を集めた表題作ほか、幼いころに雪女と暮らした女の幻影を描く「銀色」、幽霊となった兄に触れたい弟の「とおくはなれ、ひとつ」等、ゆくあてのないさみしさをかかえた人へ贈る二十の掌篇。

文庫判86ページ/700円

140字集『UZU』

『UZU』表紙
『UZU』本文見本

105mm×105mmの真四角本です。

変型44ページ/400円

歌集『王様の耳はロバの耳短歌』

『王様の耳はロバの耳短歌』表紙
『王様の耳はロバの耳短歌』本文見本


『いつからだ地べたとこうも親しくなって今じゃ月へも跳べやしないで』 『深夜二時君の夜標になりたくていいねをぺかぺか光らせている』 『南国の風に喪服のスカートが揺れる火葬の煙は遠い』
38首収録。

文庫判20ページ/300円

無料配布(予定)

  • もじのイチ書き下ろし掌篇ペーパー(絶賛制作中)

  • 文学フリマ東京39配布掌篇ペーパー

  • TAMAコミ配布『掌篇集「キラキラ」ひとこと解説』ペーパー

  • 『孕む』『少年についての独白』『やわらかな心中』試し読みペーパー

試し読みペーパーは「当日作者の前で立ち読みするのは気まずい……」という方や「ブースでゆっくり読みたい」という方向けにご用意しました。
もちろんブースに見本誌のご用意もありますので、そちらでも中身をご確認いただけます!

お取り置き

手持ち搬入につき持ち込み数が限られるため、お取り置きのご希望がありましたら承ります。
以下の方法で前日1/4の22時迄にご連絡ください。

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