後期高齢者の見守り 雪国の冬 3
2023年1月15日
実は真冬の新潟でどっぷり暮らすというのは、高校卒業以来40年以上ぶり。
雪道の運転も、ほぼ経験無し。
秋にタイヤ交換は済ませたけど、こんな雪国素人がふわっと運転できる程甘くない。
本格的に雪が降ったら、家に籠る覚悟で。
北陸新幹線で最寄り駅に着き、ホームに降りた途端「寒い❗」空気がピリピリする。
実家も寒い。
築50年、暖房が付いている部屋は暖かい。けど、それ以外は全て寒い。寒すぎる。
そんな寒い中、婆さんの足を見ると裸足。
頼むから靴下履いてくれ。
そうこうしてると、「観測史上最強寒波」という恐ろしい名前の付いた寒波がやってくるという予報が出た。今でも充分寒いというのに。
水道管が破裂する?
婆さんに聞いたら今まで水道管凍結した記憶がないとか。
でも最強って言ってるし。
とにかく素人ながらも準備だけはしとかないと。
↗️
水道管の凍結防止と凍結したときの対処方法を読んで、外の蛇口とか、メーターとか急いで保護。
メーターの場所に目印を付けておく?え?
雪が積もってしまったら、場所の目星がつかなくなるんだわ。更に屋根からの落雪で雪山の下に埋もれる。
いざという時のために、2リットルのペットボトル4本に水を貯めておく。
家の中の水道は、寝る前にチョロチョロえんぴつの芯くらいの太さの水を流しておいた。
婆さんに絶対止めないように念を押す・・・。
寒い。
家の中でも凍える。
その日の夜は、居間に毛布を持ち込み炬燵に足を突っ込んで、婆さんと二人で寝た。
朝。
とんでもなく寒い。
急いでファンヒーターをつける。気温低すぎてLow表示。
室温計では1~3℃前後。
↗️
窓ガラスの内側もバリバリに凍りついている。
でも、水道の水は出ている。良かった。凍らなかった。
トイレやお風呂、洗面所も確認。無事使えそうだ。
こんな感じで、最強寒波第一弾はどうにか乗り越えた。
しかし、本格的な冬はまだ始まったばかり。
この寒さでも、婆さんの食欲も体調もどうにか安定しているのは幸い。