くろしおの監査日誌-1日目🐳-
はじめまして🐳
ななつぼし新人監査人のくろしおです⛵
⒈ 自己紹介
皆さん、noteを読んでくださってありがとうございます。
私はこの4月からななつぼし監査法人に入所したくろしおといいます。
この間の3月までは大学に通っており、実務に携わりながら勉強を続けたいと思い、ななつぼしで社会人生活をスタートしました!
今は、初めての社会人生活と会計士試験の両立を目指して日々奮闘しています🔥
気になった方がいらっしゃるかもしれないので、私のPN くろしおについて少しだけお話しさせてください。
私は、大学の4年間、ヨット部の外洋帆走班に所属していました。
そのチーム名、艇名がくろしおだったのでそれをそのままPNにしてしまいました。
ヨットは帆を張って、風を受けて進む乗り物ですが、実は向かい風を受けてもそれを動力に進むことができます。
自分の社会人生活、受験生生活でも同じように、逆風ですら力に変えて前進していけるといいなと思い、ヨットから名前を拝借しました👣
このnoteでは、日々の監査業務の中で、感じたことや学んだことを書いていきたいと思います。
また、ちょっと余裕が出てきたら、私の好きな海のこと、ヨットのことも少しだけ紹介できればなと思います🌊
是非お付き合いください!
2.俯瞰セヨ🐦
私は、この一か月、ゼロからのスタートということで監査業務に携わり始めましたが、少しずつ、自分の課題が見えてきた気がします。
それは、「一つの数値を追いかけるあまり、自分が何をやっているのかを見失ってしまう」ということです。
監査調書は様々な数字で組み上げられているため、その数値を照合することは大切な手続きですが、少しでも数値が合わないと、躍起になって数値を合わせに行ってしまい、最終的に自分が何をすべきだったのかを忘れてしまう、ということが何度もありました。
その度に、背中合わせに座っている代表、お隣に座っているマネージャーにスタート地点まで連れ戻してもらい、現状の整理を手伝ってもらうという事態になってしまいました😓
(最近、マネージャーは私が仕事している様子を見るだけで、沼に片足を突っ込み始めているのか、肩までどっぷりはまっているのか分かるようになってしまったようです。変な能力者にしてしまい申し訳ない限りです💦)
そういった体験の中で、自身には『全体を俯瞰してから作業を始める』という能力が欠けていることに気づきました。
全体を把握する前に細かい作業に頭から突っ込んでしまうため、迷子になりやすいのです🚫
一呼吸置くこと、そしてTo doリストを作ってやるべきこと、踏み込む範囲を明確にするという社会人として当たり前のことを学びました。
3.考えて監査セヨ👓
また、それに関連して、代表からは監査の上で大切なことを教えていただきました。
それは財務諸表の利用者がどのような情報を求めているのかを考えて手続きを進める必要があるということです。
監査論でも、
財務諸表上の虚偽表示をすべて見つけることは、監査資源の制約上困難であること
財務諸表利用者の経済的意思決定に影響を及ぼす重要な虚偽表示がないということを保証するのが監査の目的であること
は学習しますし、理解できていると思い込んでいました。
しかし、いざ自分で監査をやってみると、前のめりになって重要性の低い数値のずれに時間をかけてしまったり、財務諸表には利用者がいることを忘れて、ただ単に数値の大きい勘定だけみればいいや、と思ってしまったりと習った通りの監査を実現するのは簡単なことではないと気づかされました🤔
自分のやっている手続き、自分のみている数値が最終的にどのように財務諸表の利用者に届くのかを考えることは、ある意味究極の俯瞰のように感じます🦅
今後は、監査の手続きにおいては、財務諸表利用者にとっての有用性を確保するという観点で、各手続きにどのような意味があるのかを丁寧に考え続けて、監査人としての力をつけていきたいと思います🌈
4.おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🤲
監査法人でのお仕事は自分が思っていたよりも楽しく、充実したものになっています✨
この環境に甘えることなく、全てを吸収する勢いで頑張りますので、今後も応援の程、よろしくお願いします!
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう
くろしお