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明日は明るいに違いない ⅱ

ニューヨークに着いたらそこは雪景色だった

JFK空港に着き、入国するとマンハッタン迄移動する。
(ニューヨークに入国迄、すったもんだあったが、その話は又あとで。)

通常そうそう慣れていなければ、イエローキャブで移動するのだろうが、

夏子は空港シャトルトレインと地下鉄を使いマンハッタン迄移動する事にした。

単なる好奇心とチャレンジ精神だ。

多分不慣れなことと緊張していたのだろう、その細かい行程の記憶が薄い。

地下鉄の駅から地上に上がると、雪景色だ

3月に入るので、2ヶ月前より暖かいだろうと予測していたが、まだまだ寒い極寒の地だった。

ニューヨークという場所は、非常に道路の舗装が宜しくない。

夏子はキャリーケースの車輪を陥没した所に捕られないように、そして慣れない積雪に滑らないようにと少しばかり悪戦苦闘する。

全く、格好いいニューヨーク歩きがいきなり苦戦しているのに思わず苦笑いする

ホテルに無事チェックインし、バスタブに浸かると、やっと緊張から解きほぐされた感だ。

さて、明日は何するか…。

おっと忘れていた。夏子は夫に無事のメールを送る

ベッドに入ると即、眠気が来た。

        つづく

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