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【手製】をみつけに


三が日も終わりましたが、連続投稿チャレンジを今日も書いてきますよ~。

今日のお題は【一度は行きたいあの場所】
これを見たとき、実はパッと思いつきませんでした。なにせインドア派。旅行に行くより4Kで世界の映像見たほうがよくね?(なお家のテレビは4K未対応)という感じなので。観光地とかイベントとか、すぐに「ここ!」というところは思い付かないものでしたが。

しばらく考え、ふと思いついたのがコミケ。同人即売会。しかし言うほど同人作品がほしいわけでもなく……というより人混みが嫌だ。
それでも真っ先にこれを思いついたのは何でかというと、普通の本はもう通販で手に入る時代なんですよね。まあ同人作品だって通販で買えるのはあるんですが。ただ、その場の空気も含めて、その場だけのものってのはやっぱりあるんじゃないかな~と。

それに、同人作品、特に同人誌ってそもそも『二次創作』だけを指すものじゃない。オリジナルの作品を販売するイベントだってある。
そんなイベント系でも唯一、前々から興味があったのが『文芸フリマ』

『文芸フリマ』とは?詳しくは公式サイトを見ていただければと思うんですが→ https://bunfree.net/about/

文字通り文芸、文学に焦点を当てたフリーマーケットですね。ここに行くということは、もちろん個人で作られた色々な作品に出会える……ということだけでなく、色んな人が、自分の作品の価値を自分で決めて売っているその値段も見られるということ。

ぶっちゃけ、最近紙媒体の小説って年々規模が縮小し続ける傾向にあって。反面電子書籍は伸びているけれど、業界全体が下り調子……というデータもあり。
そんな中、自力で本を作って売って、しかもその価値を自分で決めている人がいる。
これ結構凄いことだと思うんですよね、自分も一応字書きですが。
もし誰かに『あなたの作品を本にして、一冊でも売ってください!』と言われたら、どうしていいか私はめっちゃ戸惑います。製本方法とか抜きにしたって、宣伝とか、売る場所とか、もちろん値段とか。
相場ってどのぐらいだろ?そもそも自分の作品の価値って?
今はタダで公開している、その作品に本当に値段をつけていいのだろうか?
そんなことを、これを書いてる途中にも思いました。
そりゃあ、文芸フリマをいわゆる同人イベント同様の『祭り』みたいなものと捉えて、出店参加するだけ、空気感を味わうだけでもいい!という参加者もいるとは思いますよ。
ただ、本をわざわざ作って参加してる以上、一冊ぐらい売りたい、売れると思って参加するんじゃないかな~と私は思うんですよ。そういう思いを持ってる人が書いた作品。気になってくるじゃあないですか。

今年に、とは言いませんが、いつか一般参加者として。そしてもしかしたら、いつか出展側として。文芸フリマという場所には行ってみたいな~と思ってます。

#一度は行きたいあの場所

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