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好きなボカロ曲『ジンソーダ』(クシャミィさん)感想メモ

タイトル: ジンソーダ / 重音テトSV

作者: クシャミィ さん

再生数: 1,290
 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm42820906


「ボカロにハマりすぎてちょっとあれだから一回落ち着こう」

 と思ったタイミングでこういうめちゃくちゃ好みな曲が平気で出てくるからボカロ曲界隈の幅の広さ、裾野の広さってほんとすごいと思う。

 なんというか無尽蔵。


 とにかくおしゃれ。

 出だしからシンセサイザーっぽい感じの電子音にドラムが混じってきて気もちよくなっていたら、さらに上乗せされる重音テトSVの声がものすごく美声で、かつものすごく曲に合っていて一瞬で心をつかまれる。


 サビの盛りあがりも本当に好き。

 自分の耳だとなんの音が混じってるのかよくわかんないんだけど、吹奏楽器もなんか混じっている? バントサウンドも好きだけど、吹奏楽器とか弦楽器が加わったときの別方向に広がりが出る感じも好きなので、そういうのをふと感じたときに「ああこれ好きです!」と絶叫してしまう。


 ラップの曲が好きなわりに普段韻を踏んだとかはそんなに意識してない(できない)んだけど、この曲は「ジンソーダ」から「死にそうだ」「夢は壮大 空想だろうか?」「空疎だ」など各所でわかりやすく踏んでくれているのでなんだか聴いていて気もちよくなれる。

 「あっ、自分はいま韻を把握できました!」みたいに思えてうれしくなる。楽しみ方が浅い。

 でもそんなド素人でも楽しめる間口の広さ、寛容さがボカロ曲界隈にはあるような気もする。


 聴いてると2:50が一瞬ですぎていく。本当に好きな曲。