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11/23対抗戦チーム轟速VS.チームNameLess第6試合カバレージ

うゆ@轟速VS.なこった@NL
ライター:うゆ


対抗戦ルール

  • 7人で星取り戦

  • 奇数番がAD

  • 偶数版がND

対戦表

いつの間にか6戦目が来ていた。

どの試合も白熱し、どちらが勝利してもおかしくなかった。

ただ結果は1-4。

チームとしてはNLの勝利だ。

こんな結果では終わらせないと少しでも報いるためにチーム轟速は戦う。

先行:うゆ@轟速

最初にマナチャージされたのは<特警機装パトロール・ファンクション>。

おそらくうゆ@轟速は「光水グレートメカオー」だろう。

前弾では<禁断 ~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX>の全体封印の影響が大きく環境ではほとんど見なかったデッキだ。

今回の弾で<ヘブンズ・フォース>が収録されたくらいで大きな強化が入ったわけではないが、何か理由があるのだろう。

対してなこった@NLは<二コル・ボーラス>をチャージ。

超次元に<爆熱剣 バトライ刃>や<闘将銀河城 ハートバーン>ではなく、<勝利のガイアール・カイザー>や<時空の豪腕ジャパン>が採用されていることからデッキは「5色キリコ・アンプラウド」だろう。

2t目はどちらもアクションがなく、3t目にうゆ@轟速が<ガチャンコミニロボ2号>を召喚。

なこった@NLは<フェアリー・ミラクル>を打ちたいが手札が好ましくなく、チャージしてターンを返した。

そしてうゆ@轟速は召喚したのは<奇天烈 シャッフ>。

踏んだ時に最も負けが近くなる<ミラクルとミステリーの扉>の6を宣言し、<ガチャンコミニロボ2号>で一枚割りに行く。

それに対してなこった@NLも返す。

<ドンドン吸い込むナウ>をトリガーさせ、<奇天烈 シャッフ>をバウンス。

盤面を減らすことに成功する。

返しになこった@NLはフェアリーシャワーを唱えた。

マナに光がなく、デッキのキーカードでもある<界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ>のためにも5文明を開放したいが捲った2枚にはなく、<神歌の歌姫キリコ・アンプラウド>をマナに置き、ターンを返す。

うゆ@轟速は再び<奇天烈 シャッフ>を召喚。

今度は<勝利のガイアール・カイザー>+<百族の長 プチョヘンザ>をケアするため、要である<超次元フェアリー・ホール>の5を宣言する。

なこった@NLはこれが痛い。

手札が<超次元フェアリー・ホール>以外すべて大型獣だ。

使えるカードがなく、<百族の長 プチョヘンザ>で欠損していた光文明をマナゾーンに置きターンを終えるしかない。

ただ、なこった@NLは<界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ>からの<神歌の歌姫キリコ・アンプラウド>か<百族の長 プチョヘンザ>を狙えるようになった。

うゆ@轟速は<超次元フェアリー・ホール>を止め続けないとすぐに盤面が一掃されてしまう。

ただ止めるためには<奇天烈 シャッフ>で攻撃するしかなく、それに対してスーパーS・バックでカウンターできる。

ただうゆ@轟速はこれを解決できるカードを持っていた。

それは<歌唱愛機サリア>を出し、軽減により3マナを捻って出された2枚目の<奇天烈 シャッフ>だ。

これにより、シールドを割らず<超次元フェアリー・ホール>を止めることに成功。

なこった@NLはこの状況を打開したいがデッキトップから引いたのは<完全不明>とそのままターンを返すしかない。

これが最大の好機と踏み込み、出されたのは<特警機装パトロール・ファンクション>。

カードを5枚引き、余ったマナで3枚目の<奇天烈 シャッフ>を召喚。

8を宣言し、<アルカディア・スパーク>をケア。

<特警機装パトロール・ファンクション>の上に<無敵巨兵スパルタンJ>を召喚し、打点を増強。

<奇天烈 シャッフ>で攻撃し6を宣言することで<DNA・スパーク>もケア。

スパーク系をすべて止めた状態でジャスキル+2。

<奇天烈 シャッフ>が「5色キリコ・アンプラウド」を圧殺している。

これがデッキ持ち込んだ理由なのだろう。

そして、うゆ@轟速や実況解説のこころやkai.、100人ほどの視聴者に加え両チームのプレイヤーも「終わった」と思った。

ただこの試合は終わらなかった。

この攻撃でトリガーしたのは誰が予想したかまさかの<罠の超人>!

これによりアンタップ状態の<奇天烈 シャッフ>がマナに飛ばされた。

うゆ@轟速は動揺しながら残ったシールドを<無敵巨兵スパルタンJ>でブレイクするしかない。

「このために持っていた!」といわんばかりに2枚の<界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ>を宣言!

<歌唱愛機サリア>と<ガチャンコミニロボ2号>をマナに飛ばし、すべての打点を止めた!

だれが予想しただろう。

打点が止まると、ここから巻き返せると。

もし<奇天烈 シャッフ>の攻撃で<罠の超人>を踏まなければ終わっていた。

あそこの一点だけだった。

そこしかなかった。

ただ攻撃を終わった。

それならなこった@NLの番だ。

今まで封じられていた<超次元フェアリー・ホール>を唱え、<勝利のガイアール・カイザー>を場に出し、<フェアリー・ミラクル>でマナを増やした後、そのまま<無敵巨兵スパルタンJ>にアタック時<百族の長 プチョヘンザ>に革命チェンジ!

百族の長に敵うものは存在せず、他のクリーチャーは全てマナに飛ばされた。

ターンこそ帰すことになったが、なこった@NLのマナは13まで膨れ上がり、うゆ@轟速の全てのクリーチャーはタップインだ。

ただうゆ@轟速は諦めない。

<機動要塞ピラミリオン>を召喚、<歌唱愛機サリア>を効果で場に出し、<機動要塞ピラミリオン>の上にまさかの<時の革命 ミラダンテ>!

タップこそしているが<百族の長 プチョヘンザ>の時間を止め、次のターンのダイレクトアタックへの希望を繋ぐ。

ただ、なこった@NL自身の時間は止まっていない。

<ニコルボーラス>を召喚し、手札を刈り取った後にその上に<神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド>がついに降臨!

<百族の長 プチョヘンザ>こそ消えてしまったが<罠の超人>に<ニコルボーラス><界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ>が現れ、再び盤面を一掃することに成功した。

しかし<百族の長 プチョヘンザ>が消えたのは大きく、うゆ@轟速にチャンスが回ってきた。

トップからドローできるクリーチャーを引き、それで<無敵巨兵スパルタンJ>を引ければ!…

ただ現実は無常であり、引いたのは何も生み出さない<SL機装パワフル・ナムロック>。

「負けるのか。なんで…」と吐きながら何もせずターンエンド。

なこった@NLは無慈悲に<百族の長 プチョヘンザ>を召喚し、うゆ@轟速は能動的に勝てなくなった。

トップから<電磁王機ウェービィ>でも引ければまだ舞えるかもしれないが、採用枚数の2枚は全て公開領域に見えている。

そして引いたのは<超神星マーキュリー・ギガブリザード>で召喚すら叶わずターンエンド。

<完全不明>まで添えられ状況は絶望的、誰もうゆ@轟速の席に座りたいとは思わない。

そしてなこった@NLの総攻撃が始まった。

<界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ>で2点。

<ガチャンコミニロボ2号>と<オリオティス・ジャッジ>がシールドにあったが、<ガチャンコミニロボ2号>はタップイン。

<オリオティス・ジャッジ>は膨大なマナの前には意味をなさない。

トリガーした<ガチャンコミニロボ2号>を<罠の超人>で破壊し、<百族の長 プチョヘンザ>でT・ブレイク!

ただ残りの打点は2体。

<キャプテン・メチャゴロン>なら止まる。

チーム轟速は全員で祈る!この3枚に。

このためにS・トリガーはあると!

その祈りに勝利の女神は微笑み、相手の打点は止まった!

そして、<キャプテン・メチャゴロン>のダイレクトアタックが通った!

winner:うゆ@轟速

対抗戦で最も盛り上がった試合だった。

デュエル・マスターズらしい試合だった。

どちらもデッキを信じ続けた最高の逆転劇だった。

だからこそ、最後にこの言葉を書いてを終わろうと思う。

逆転こそがカードゲームだ。

終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちら試合のアーカイブとなります。

どの試合も見応えがあり、面白いデッキも多いので是非ご覧ください。
こころさんとkai.さんの実況解説も参考になる且つ面白いです。

意見ご感想お持ちしております。

12/4追記.何試合目かの表記に間違いがあったため、タイトルと一部本文を修正しました。


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