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11/12たかしcs準決勝カバレージ


ウエ@ABYSS VS.ヘモ@轟速
ライター:うゆ
時刻も23時を回る頃、最後の準決勝が始まろうとしていた。

両者のデッキは「火t光レッドゾーン」。

決勝に行くために、必勝の頂を取るために、バイクがぶつかり合った。

先行:ウエ@ABYSS

レッドゾーンミラーというのは、やはり先殴りが一番強い。

先行2ターン目に<一撃奪取トップギア>を出し、3ターン目に<轟く侵略レッドゾーン>を添えれば相手を周回遅れにできるだろう。

勝つのは俺だと、デッキが応えるようにウエ@ABYSSが2ターン目に<一撃奪取トップギア>を召喚。

ヘモ@轟速も負けてはいない。

返すように<一撃奪取トップギア>を召喚。

<轟く侵略レッドゾーン>がなければ、すぐに反撃する体制を作る。

3ターン目、ウエ@ABYSSは<轟速ザ・レッド>を召喚し、そのまま侵略を宣言。

<超音速ターボ3>、<超轟速レッド・エンド>!


<轟く侵略レッドゾーン>こそないが、封印を3枚外しながら、相手の<轟く侵略レッドゾーン>に対して反撃する体制を作った。

<超音速ターボ3>で3枚引き、W・ブレイク!

トリガーもなく、そのまま<一撃奪取トップギア>でもブレイク。

ここにもなく、ターンを返した。

苦しい状況だがまだ終わっていない。

ヘモ@轟速は<轟速ザ・レッド>を召喚、長考したのちプレイヤーに攻撃。

宣言されたのは、<轟く侵略レッドゾーン>2枚!


封印を合計3枚外し、<一撃奪取トップギア>と<超轟速レッド・エンド>を破壊しながらT・ブレイク!

ただ、盤面には<超轟速レッド・エンド>の効果で<轟速ザ・レッド>が場に出て来てしまう。

トリガーを先割りするため<一撃奪取トップギア>でも攻撃。
ただトリガーはなく、ウエ@ABYSSのターンが来た。

そして、召喚したのは<単騎連射マグナム>!


これには、ヘモ@轟速も苦笑いするしかない。

盤面の<轟速ザ・レッド>が迷わずプレイヤーに攻撃。

宣言したのは<熱き侵略レッドゾーンZ>+<轟く侵略レッドゾーン>2枚!


盤面を全て燃やし尽くし、シールドも焼却され残り一枚。

禁断解放され、<伝説の禁断ドキンダムX>が降臨。

<轟く侵略レッドゾーン>の攻撃が通り、ダイレクトアタックが通ると…

誰もが思った。

ただヘモ@轟速は知っていた、デュエル・マスターズは逆転のカードゲームだと。

だから信じた、デッキに一枚だけ入れた<ホワイト・ウィッシュ>(DNA・スパーク)がこのシールドにあることを。

その願いにシールドは応えた!


るう子の願いは相手の攻撃を全て止め、新たなライフ(シールド)を与えた。

ターンが帰って来た、ただヘモ@轟速は手札を見て顔が曇っている。

このターンに相手を仕留めきれないのだ。

侵略元があっても侵略先が<超音速ターボ3>しかない。
<轟く侵略レッドゾーン>か<熱き侵略レッドゾーンZ>、それに<超音速レッドエンド>、侵略先が2枚でも良かった。

これで負けるのかと悔やんでいるが、最後の希望があった。

それはホワイトウィッシュで得たライフ(シールド)だ。
これにかけるため、<轟速ザ・レッド>で<単騎連射マグナム>を破壊してターンを返す。

ウエ@ABYSSは<轟速ザ・ゼット>を召喚し、<轟く侵略レッドゾーン>で<轟速ザ・レッド>に攻撃宣言時<超音速ターボ3>に侵略し、<熱き侵略レッドゾーンZ>を探しにくが願いは届かない。

こうなってしまったらもう行くしかない。

<轟速ザ・レッド>でプレイヤーに攻撃時<禁断の轟速レッドゾーンX>に侵略、最後のシールドを破りに行く。

ヘモ@轟速は願う。このシールドに、決勝へ行くために!

その願いが再びシールドに光を与えた!

<閃光の守護者ホーリー>!


ヘモ@轟速にターンが返った。

<轟速ザ・ゼット>を召喚し、攻撃時に<超音速ターボ3>に侵略を宣言し封印が全て解けた。

禁断解放が行われ、そのままシールドに攻撃。

トリガーはなく、<伝説の禁断ドキンダムX>のダイレクトアタックが通った!

winner:ヘモ@轟速

ヘモ@轟速は大会後にこう語った。

「運が良かった」と確かに運は良かったと筆者は思う。

ただそれはデッキを信じ、どんな小さな勝ち筋も見捨てなかったからの勝利だ。

この勝利を讃えよう。

終わりに


ここまで見ていただきありがとうございました。
こちら試合のリプレイとなります。

わかりにくいと感じた場合はこちらをご覧ください。


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