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実録!アラフォー繊細系社会人Lv.2が、やりたいことを仕事にするまで。ep4.身体の反応とじぶん劇場の話。

まだ、やりたいことについて仮説の状態なのですが、前回出てきた『自分が抑えてきたかもしれない』やってみたいことについて、実はまだ検証していないという可能性が浮上してきました。

ので、その部分を無視せずに試してみて、違っていたら違っていたでいいし、別の感情が出てくるならそれでもいいし、とにかく試してみないと何もわからない、だからやってみよう、のところに来ています。

その『抑えてきたかもしれない?』やってみたかったこととは、演劇です。特には人間の感情面、またはナラティブな部分は無視できないほど私の人生の核に当たる部分です。小学1年生のころ、6年生の卒業式でみんなの前で演劇をやって、なぜかすごく評判がよかったんです。ついこの間まで忘れていましたが、自分の得意分野として「自分が自然とやっていて苦にならないもの」で「人の目に留まるもの(他者比較は不必要)」という部分を考えていたときに、ふと思い出したんです。実際、寸劇をやっているときに自分が特別なことをした感覚は一切なく、なぜみんなが「寸劇すごくよかったよ!」と言ってくれるのか、全く分かりませんでした。そういう声掛けをしてもらって演技に興味はあったし、当時読んでいた漫画の主人公が演劇部所属なんて言うこともあったので、演じてみたいという気持ちはありました。ただ、どこでどうやってその好奇心を満たすかが全く分からず、また片田舎の子どもの知識で考えた「演じる」ということは、仕事にするなら女優?みたいなイメージで、別に美人でもないから無理、といった固定観念で諦めてしまったのでした。

ということで、本能的にすごく興味があった演技ということに対して、実際に取り組んだことがないので、そこはやってみてしっくりきそうであればそういった道でもいいかもしれないですし、こなければそこに関連する別の道でもいいのかもしれないです。とにかく、今の状態で「演じる」に触れる必要があるので、20日に演劇初心者のためのワークショップに申し込みしてみました。

申し込むときも延々申し込みボタンが押せずw別にそれに行ったから演技の道に進まないといけないということでもないし、演技が好きだったとして一線の女優にならなければ人生失敗というわけでもないし、違ったら違っていたというだけの話なのに、来週の方がいいかなとか、来月にした方がいいかなとか意味不明な理由が出てきて、ぽちっとするまでに数日かかりましたw

まあ、まだ頭優位で心身の声が聞きずらい状態で行っても、という感覚は少しあるみたいですが、別にその1回のワークショップで終わらせずに、気になれば2回3回やったっていいわけなので、それは言い訳かなぁと。

また、別の日に上記の内容について出勤時に自分の内側に問いかけたとき、鳥肌が出てきたんですね。ぞわわわ~って。インプロ・朗読ファシリテーターと思っていたときには出てこなかった反応だったのでびっくりしました。もしかしたら身体が求めていることなのかも?でもやっぱりちがうかも?(と不安になって予防線を張りたくなる当たりあやしいが…)

なので、とりあえずそれに行ってみてまたレポートしてみます。

また、前々回位に書いたやってみたいことの中で少し触れたんですけど、コーチングやカウンセリングの分野にも興味があり(興味があるのでネットでも自然とその分野に触れることが多く、競合が多すぎると諦め腰でしたw)、そちらも本を買って、今ありがたいことにそれを試せる仕事環境に身を置けているので実践したりして、そちらの可能性も探れたらと思います。やることは繋がってくると思うので。

さて、そんな私ですが、まだまだ甘ちょろで、これからを生き抜くのに必要な要素がいろいろとあると思います。そのうちの一つが、自分の得意なこと、自分ができることで、他者からも必要とされることのあぶり出しが弱い、というところです。弱い理由は、20代中盤までは『じぶん劇場』で自分の独りよがり、思い込みの激しい人間関係だったことと、最近は仮面の自分だったので、仮面を外した自分の得意かつ需要のあることが分からなくなっているというところです。

『じぶん劇場』とは何かというと、語るのも恥ずかしいですが、不可能なのにもかかわらず、すべて自己完結できる世界観の中で生きていたかった、という価値観ですね。主役も脇役も裏方も観客も、全部自分、自分の想定外のことがNOで、主役が自分が思い描く主役、脇役も自分が思い描く脇役、裏方も、観客さえも、その世界だけを望んでいて、自分に都合の悪いことは起きてほしくない、というスタンスで生きているって感じです。自分の世界が最高で、誰からも否定されない、みたいな。改めて書くと変に壮絶ですねw不可能じゃないですか。でも私はその劇場を守りたくて、ありのままの自分でもいられなかった(自分ではいたつもりだったんですけどw)、他者からの反応も自分の望むものであってほしかった、などなど認知が歪んでいました。

それなんかおかしいな?そういうのやめたいな…と思ったのが30歳前後だったのですが、そのあとは本来の自分とは別の社会が「良い」と言っている社会人にならないとという自分と真逆の方向に進んでしまって、仮面をかぶっていた感じになり、今ようやっと『じぶん劇場』も仮面もやめて、本来の自分に戻りつつある、というところです。

というわけで、自分が得意で需要もあることはここから探していく、もしくは過去の経験ももういちど洗いざらい思い出してみて使える内容があれば使っていくみたいな感じです。いずれにせよ本来の自分に対するフィードバックがもらえていない状態なので。

というわけで、今は可能性があることをとにかく楽しんで試してみることと、自然な状態の自分でフィードバックをたくさんもらう、というところですね。

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