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中居氏、フジテレビ、日枝問題は整理して考えなければなりません:森=日枝コングロマリット権力

現在、中居正広氏やフジテレビを巡る問題は錯綜した状態です。
これは由々しき事態で、問題が複雑すると、風化やなあなあな対応となってしまいます。

現にテレビ各局や文春はその方向性にシフトしつつあります。


フジテレビを中心とした問題

そもそも、発端は中居氏と女性のトラブル問題でした。しかし、その根本的な原因を解明していくと「フジテレビの企業風土」や「コンプライアンスの欠如」「隠蔽体質?」のようなものが明らかになっていったというわけです。

さらにフジテレビがなぜそのような企業風土や体質になったのかを紐解けば

日枝久と政界の権力構造、とりわけ森喜朗とのライン構造が存在するわけです。

これらを見誤ると、日枝体制は彼の死後も健在のままになるでしょう。

加えて、中居氏と女性のトラブルを時系列的に整理します。

このトラブル時系列においては、フジテレビ幹部A氏が女性に対して食事会の参加を促し「仕事に繋がる」と利益も得られることを示唆しました。

そして女性は中居氏と、確認できているだけで三度の共演を果たしました。つまり「食事会参加」が女性の利になったのです。

女性と中居氏の関係はプライベートにおいて継続されました。

しかし、6/2頃に性的トラブルが発生したわけです。

これらを時系列に整理すると、企業風土の観点から、フジテレビが中居氏のトラブルを誘発させたとも捉えることができます。つまり、フジが女性社員をタレントに接待させるのは「そういうことなのか?」と。

さて、この後はフジテレビの体質がいかんなく発揮されます。

まず報告をコンプライアンス推進室にせず、一部社員・経営陣にとどまったこと。
その間、中居氏の番組を継続したこと。

「女性社員の体調好転を理由に中居氏番組の打ち切りを検討した」としているが普通は体調悪化しかねない人間をテレビに出し続けるのでしょうか?

さらにトラブルが週刊誌によって報道された後の「対応」の不備。

全てがフジテレビの体質に起因するわけです。

そしてそのフジの悪質な対応を許してきたのは誰か?

それが日枝氏の支配体制問題になります。

詳細は別記事を読んでいただきたいのですが、日枝氏はとりわけ自民党の森喜朗と親しい間柄である可能性が高いです。

森=日枝ライン

森=日枝の権力構造は政界とマスメディア、第一権力と第四権力のコングロマリットが形成されているというものです。

森喜朗は、スポーツ業界の一部と与党自民党を、日枝久は文化事業の一部と放送業界全体を支配することで、長期にわたる「影の政権」を牛耳って来たのです。

この事実関係を、なぜマスコミは取り上げないのでしょうか?
テレビには無理です。系列となる新聞社にも不可能でしょう。

できるのはどこか?

週刊誌とネットしかありません。

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七尾えるも
この度はチップをありがとうございました。