フジテレビの一連の人権弾圧及び不敬に対する非難声明

皆さまも非難の問い合わせをする際に是非ともご活用ください。

フジテレビジョン株式会社
代表取締役社長 港浩一 殿

時下、ますます御清栄の段、慶賀の至りに存じ奉ります。然るに、貴社内において指摘される数々の不祥事、殊に日枝久氏の言動と組織体制に関する報道に接し、我が国の道義と倫理を深く憂うるものにございます。ここに慎重なる審議を重ねた上で、以下の通り抗議の意を表明いたします。

1. 「天皇」との称号使用に関する不敬

日枝氏が局内にて「天皇」と称されるに至ったとの報道は、極めて由々しき事態と存じます。天皇陛下は日本国と国民統合の象徴にして、万世一系の尊き御存在にございます。その御称号を私人の専制的な権力の象徴として用いる行為は、国体の尊厳に対する冒瀆行為であり、断じて容認し得ぬものでございます。

2. 女性に対する人権弾圧の疑念

貴社の女子アナウンサー採用において、日枝氏の私的な好みに基づく不当な選考が行われていたとの指摘は、現代社会における女性の人権と尊厳を著しく踏みにじる行為でございます。これに加え、報道に見られる「上納」の疑惑は、女性を単なる飾り物とするかの如き侮辱的な扱いを暗に示しており、人権尊重の理念に反するのみならず、企業としての道義をも著しく損なうものでございます。

3. 権力濫用と組織の硬直化

日枝氏が長年にわたり、局内において専制的に権勢を振るい、その意に反する者を地方局に左遷する等の行為を行ってきたとの報道は、ガバナンス上の重大な問題でございます。このような体制下では、正当な評価や健全な競争が阻害され、組織の発展はおろか、社会的使命を担う報道機関としての責務を果たすことすら不可能となりましょう。

4. 透明性と報道機関としての矜持の欠如

報道機関たる貴社が、外部からの監視や指摘に対し非協力的な姿勢を示し、報道を制限する等の対応に出たことは、公共の信頼を著しく損なう行為でございます。透明性を欠いた運営は、国民の知る権利を侵害するものであり、即刻改善されねばなりません。

強く求むる事項

このような事態を受け、貴社におかれましては、以下の具体的な措置を講じられることを強く要請いたします。

1. 「天皇」との称号使用への謝罪と撤回
   天皇陛下に対する不敬を正し、然るべき場にて国民並びに皇室に謝罪すること。

2. 女性の人権尊重を徹底する施策の実施
   女子アナウンサーを含む全従業員に対する採用・待遇基準を公正且つ透明なものに改め、ハラスメント防止のための体制を整備すること。

3. 外部独立調査委員会の設置
   完全なる外部の独立委員会を構成し、組織内の問題点を徹底的に調査し、その結果を公表すること。

4. 経営陣の刷新
   問題の根源となった人物を明確にし、速やかに責任を負わせるとともに、新たな経営体制を構築すること。

5. 視聴者および従業員への誠実な謝罪
   長年にわたり信頼を損なってきた点について、視聴者並びに従業員に対し、真摯なる謝罪を行うこと。

貴社は、長きにわたり我が国の放送業界を牽引してきた企業であり、その影響力と責務は極めて大きなものにございます。然るに、これらの問題を看過し、改革を怠ることは、社会全体に対する背信行為に他なりません。ここに謹んで申し上げますは、貴社が速やかに自らを律し、倫理性と透明性を兼ね備えた組織へと再生されることを切に願うものでございます。

敬具

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フジテレビを許すな