WRX,LEVORGのアップサイジングエンジンについて
こんばんは
書くことが無くなってきてお悩み中のイトウです。
いろいろ考えて、以前書こうと思ってたWRXとレヴォーグの2.4Lと1.8Lエンジンについて自分の意見を書こうと思いました。
まず両者に通ずるのは、旧型に搭載された2.0Lと1.6Lのアップサイジングエンジンであることです。特に、1.8Lが登場したばかりの時は2.0Lツインターボと比較されて随分な言われようだったのは印象的でした。しかし、自分は1.6Lの後継機だとずっと思っています。その理由は
1. 燃料がレギュラーガソリンであること。
2. 「需要があればハイパワーモデルを出す」という開発側の意見があること。
3. 出力が近いこと。
です。正直言うと、旧型の1.6Lターボだと流石にレヴォーグクラスには排気量が少ないと思ってました。自分が旧型を買わなかった理由でもあります。いくら最高出力があっても、小排気量だと回してようやく加速するような乗り味になり燃費も悪いでしょう。特にガソリン車でCVTだと相性悪悪だと思ってました(試乗はしてません)。そんなことを思ってるうちに新型の1.8Lが登場しました!!レギュラー仕様だと聞いて、今時アップサイジング!?時代の逆を行くSUBARUですか・・・と思ったらリーンバーンも合わせて燃費向上という驚きの情報。ようやく車格相応の排気量(ホントはもうちょっとほしかった)になり、逆に燃費が良くなったんだと。軽自動車もそうですが、車格、車重相応の排気量じゃないと燃費は逆に悪くなるんですね。
レヴォーグも200ccアップの1.8Lで130kW,300Nmとなり、これなら必要を満たすだろうと思って購入しました。出力は125kWから5kW(7PS)の微増ですが、トルクは250Nmから50Nmも増加しました。回して乗るエンジンから回さなくても乗れるエンジンへ進化し、街乗りでも乗りやすい車へと変わりました。ホントの踏み始め、約1100回転くらいから1300回転くらいは「よっこらしょ」という具合ですが、そこから先はグイグイ加速してくれます(モーターを使えば踏み始めからでもグイグイ行ってくれるんだろうなぁ・・・)。
今までは1.8Lに乗った感想ですが、おそらく2.4Lでも低回転数からグイグイ加速してくれると思います。よく言われる、「2.0Lターボほどのパンチ力は無い。」は事実でしょうが、最大出力を落として全域でトルクアップ、乗りやすさ向上を叶えたエンジンなのではないでしょうか(本音は燃費規制が厳しい・・・)。サーキットへ行く人は2.0L一択でしょうが、車通勤の方は新型の1.8Lや2.4Lのが楽だと思います。
ネガティブな事を言われがちな新型レヴォーグですが、自分は満足しています。すごく乗りやすく、踏めば力強いエンジンです。車格や車重、フルタイム4WDのガソリン車であることを踏まえると寧ろ燃費は良い方です。今後は1.8Lエンジンを他排気量へと応用してもらいたいですね。今更エンジン開発なんて時代錯誤もいいとこですが、せめてインプレッサやクロストレック用の低排気量のCBエンジンにモーターを組み合わせたe-boxerの登場を期待します。