
9月23日の世界遺産「アル=ヒジュルの考古遺跡(マダイン・サレハ)」
アル=ヒジュルの考古遺跡はサウジアラビア王国で登録された、最初の世界遺産です。
ここはかつてヘグラの名で知られ、ヨルダンのぺトラ遺跡以南では最も大きいナバテア文明の遺跡です。
遺跡の中でも、状態よく保存されているのが、外壁に装飾が施された大きなお墓です。
アル‐ヒジュルというのは「岩が多い場所」を意味しているそうで、ここには四つの大きな墓地があり、装飾が施された94もの墓石群のほか、神殿、用水路や貯水槽などの遺跡が良好な状態で保存されています。
これは、巨大な岩をくり抜いて作られたものです。
少し想像しにくいかもしれませんが、砂漠に点在している巨岩を掘って内部を空洞にして、入口に当たる部分を平らにした上でレリーフの彫刻で装飾されています。
非常に美しい彫刻が施された外装とは対照的に、内部は質素な作りになっているのものが多いようです。
イスラム教の聖典「クルアーン」では呪われた場所とされてい流、その理由とは?
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。