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9月26日の世界遺産「プランバナンの寺院群」

プランバナンは、インドネシアのジャワ島中部に位置していて、仏教とヒンドゥー教の様式が融合した寺院群が点在しています。

寺院群は、サンジャヤ王朝とシャイレンドラ王朝の2つの王朝が婚姻関係にあったため、それを記念して建てられたともいわれているそうです。

世界遺産に登録されているのは、プランバナン寺院(ロロ・ジョングラン)とその周辺にある仏教寺院のセウ寺院、プラオサン寺院、ヒンドゥー教寺院のカラサン寺院、サンビサリ寺院です。

寺院群のなかで中心的構造物であるプランバナン寺院は、インドネシア最大級であり、仏教遺跡のボロブドゥール寺院とともにジャワ建築の最高作の1つとされています。

仏教寺院である、プラオサン寺院は、プランバナン寺院と同時期の9世紀中頃に建造された仏教寺院で、サンジャヤ朝ピカタン王が仏教国シャイレーンドラ朝から嫁いだ妃のために建設したといわれています。

そして、ヒンドゥー教寺院は、カラサン寺院は、古代ジャワの数少ない記録の1つ「カラサン碑文」が出土したことで知られる寺院です。

さらに詳しい内容は「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。


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