9月12日の世界遺産「チャンパーサックの文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺跡群」
この世界遺産があるのは、ラオス人民民主共和国の南部、チャンパーサック県・チャンパーサック郡です。
この場所にある、カオ山の麓に建設された、ヒンドゥー寺院の廃墟ワット・プーと、その周辺を取り巻く遺跡群が世界遺産に登録されています。
ワット・プーは7~12世紀ごろこの地域に住んでいたクメール人によって建てられたヒンドゥー教寺院です。
ワットは「寺」、プーは「山」を意味しています。
この地に住んだクメール人たちは、カオ山(プー・カオ)を神の宿る地として崇めていたことから、その中腹に山寺を意味するワット・プーを経てました。
そして、平原には都市を築きました。
ヒンドゥー教の宗教観がよく見てとれる世界遺産です。
詳しい内容は「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。