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1月2日(火)ガダーミスの旧市街

ガダーミスはリビアの世界遺産で、首都トリポリ南西約600km、チュニジアやアルジェリアとの国境近くに位置しています。

全長7kmの城壁で囲まれた旧市街には、日干しレンガに石灰を塗った、白い壁のイスラム風の住居が多く残っています。

約1300軒ほどある家々は、複雑に絡み合いながら、全体は一つの集合住宅のようになっています。
室内は、北アフリカ特有のマグレブ芸術によって装飾されています。

ガダーミスは先住民のトゥアレグ族が紀元前8世紀頃に築いたオアシス都市でした。
ローマ帝国の時代から、北部アフリカのトリポリとアフリカ内陸部を結ぶキャラバンの中継地として発展しました。

7世紀以降は「砂漠の真珠」と呼ばれるほど繁栄して、19世紀には、アラブ人の奴隷交易の重要地点となりました。
全長7kmの城壁で囲まれた旧市街には、日干しレンガに石灰を塗った、白い壁のイスラム風の住居が多く残っています。


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