9月30日の世界遺産
ボツワナの北部、カラハリ砂漠の10㎢の範囲に広がる鮮やかな4500以上の岩絵群です。
ツォディロは、その岩絵の数の多さから「砂漠のルーブル」の異名を持っています。
岩絵の密集度においては他の遺跡と比しても特筆すべき遺産です。
この岩絵は、主にサン族が10万年以上に渡って描いてきたものとされていて、サン人の世界観や美術様式を理解する上で、重要な拠点となっています。
このエリアには、メイル・ヒル(男山)、フィーメイル・ヒル(女山)、チャイルド・ヒル(子供山)、ノース・ヒル(北山)と名付けられた4つの丘陵があり、かつてこの地に住んでいたサン族が描いた岩絵が4500以上も残されています。
ツォディロは、何千年もの間この地に生きてきたサン族にとって非常に重要な場所です。
ツォディロのあるカラハリ砂漠からは、人々が生活していたと思われる遺跡がいくつも見つかっていて、サン族にとって、文化的・精神的に大きな支柱となっていた地域であると推測されています。
詳しい内容は、「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。
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