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9月9日の世界遺産「ヒエラポリスとパムッカレ」
かつて、ローマ帝国の温泉保養地として栄えたヒエラポリスという都市遺跡と、パムッカレという石灰華段丘からなる丘陵地が登録されている世界遺産の中でも珍しい複合遺産なんです。
石灰華段丘というのは石灰華という炭酸カルシウムの沈殿物によってつくられた小さな池が、階段状に積み重なった地形のことです。
古代ローマ人が、この源泉のそばに浴場をつくりました。そしてさらに都市が作られました。それがヒエラポリスです。
そしてこのローマ帝国下で、パムッカレから湧き出る温泉を利用して、帝国の保養地として繁栄しました。
そんなヒエラポリスには、今でもローマ帝国時代の遺跡は多く残されています。
保存状態も良く保たれているのが、ローマ式の円形劇場で、これは2世紀にハドリアヌス帝によって建てられたものだそうです。
15000人から20000人も収容できたと言われる、大規模な劇場は、当時のローマの勢いを表しています。
他にもアポロ神殿だったり浴場の跡というのが残っています。
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。