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8月29日の世界遺産「コルヴァイの修道院に残るカロリング朝時代の西構えと修道院都市遺構」

ドイツ北部、ヴェーザー河畔のコルヴァイに残る建造物です。
世界遺産の登録範囲になっているのは、砦を持った修道院複合体と、周辺に形成されていた中世の集落遺跡です。

遺跡が建設されたのは、現在のフランス・ドイツ・イタリア北部・オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・スイス・オーストリアおよびスロベニアに相当する地域を支配したフランク王国の、2番目の王朝であるカロリング朝の時代です。

コルヴァイの修道院は、フランク王国・カロリング朝時代の、822~855年にかけて建設され、最高権威の図書館があったことでも知られています。

修道院の西側の、塔を伴った建物は(西構え)「ヴェストヴェルク」と呼ばれ、後の教会建築における西正面の見本となったものです。
またこれは現存する唯一のカロリング朝時代の建築物なのだそうです。

西構えとは?
詳しい内容は、「歴史とか世界遺産を語るラジオ」から。


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