【大人な視点#3】SMプレイとその魅力とは

第1回、2回ではAV初心者の方に向けた内容を書かせていただきましたが、今回から段々とディープな内容に突っ込んでいこうと思います。
今回はSMについて私自身で調べた内容や魅力について記事にしていきます。


SMとは

みなさんSMに対してどんな印象を持っているでしょうか?

おそらく多くの方々は「なんかMの人が可哀そう」であった印象を持つでしょう。
私も最初はその印象でしたが、段々とSMについて知っていくとその魅力に近づくことが出来ました。

まずSMはサディズムとマゾヒズムの略称となっています。
サディズムは虐待することにおいて、マゾヒズムは虐待されることによって性的欲求が満たされる方のことを刺します。

SMの掟

SMには超重要な掟が二つあります。

一つ目は両者の合意があるということです。
両者どちらともが望んでその行為を行うことが前提となっています。
相手に対して虐待することや嫌がる様をSMであると勘違いしてしまう人もいらっしゃいますが、両者の合意が無ければ定義的にはSM別物です。

そして二つ目にその雰囲気を壊すことを避けるということです。
両者が望んでそれぞれの役割を演じる、言い換えるとロールプレイしている状況がSMです。
そこでSMにはセーフワードというものが存在します。

セーフワードとは

SMを好んでいる人であれ、嫌なプレイやこれ以上のものを望んでいない場合もあります。
そこで登場するのがセーフワードです。

セーフワードはプレイを一時中断する際に使われる言葉で「休憩する」などが一般的です。

ここで注意しなくてならないのが「痛い」などの言葉はセーフワードに適していないということです。
皆さんダチョウ俱楽部さんはご存じでしょうか?
ダチョウ俱楽部さんの熱湯風呂のコントでは「押すなよ?」と何度も言うことによって風呂に押されます。

これと同じ現象が「痛い」だと起きてしまい、ロールプレイ上発言しているのか、それともセーフワードなのかの判断が付かないのです。
そこでセーフワードではロールプレイを壊さずに、相手に伝える言葉が選ばれます。

世界と日本

世界と日本とでは微妙にSMで違いがあります。
それはそれぞれの文化が違うことによって起きます。

例えば緊縛です。
日本でSMと言えば緊縛、亀甲縛りを思い浮かべる方がいますが、日本独特なものでした。
ただ現在は緊縛というものは独特な世界観により現代アートへと昇華されることや、インターネットの普及によって海外へと広まりました。

逆に海外ではSM的な認識が無いのはお尻を叩くスパンキングという行為です。
日本ではSMプレイの一つに区分されがちですが、よほど強くない場合は海外では一般的なプレイのなかの一つの内容という認識があります。
諸説ありますが海外では子供に対して躾をする際にお尻を叩くというのがあるらしく、そこから愛する人への愛情表現の一つとしてSMプレイとは区分されていないそうです。

SMの魅力

様々なプレイがあるSMですが魅力とは何でしょうか?

私的な魅力はやはり「特別な関係性」と「飴と鞭」でしょうか。
まずSMプレイが出来るというのは特別で、双方の合意があるのみ行われる行為なのです。
逆に言えば双方の合意が無い場合行われないということです。
人によってはこの事を「曲がった愛」と言われてしまうかもしれませんが、私としてはSMを許し合う程の関係、強固な関係がそこでは出来上がっているのだなと捉えています。

SMでは責め続けているだけではいけません。
飴と鞭のバランスが重要であり、しっかりとバランスを取らないと精神と身体が壊れてしまいます。
また飴があるからこそ鞭が際立ち、鞭があるからこそ飴が際立つのです。

これらの二つがあるからこそ私はSMを安心してみていられます。

最後に

今回はSMについて記事を書かせていただきました。
よりディープな内容に関しては「おとなのそうくつ」というサイトで書こうと思いますので、今後の投稿にもご注目ください。

不定期になりますが、今後も読んでいただけると幸いです。

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