逢いたい時には踵を鳴らして/水樹奈々「LIVE HOME」さいたま初日、2日目ツイートまとめ
【はじめに】
8月6日、7日に開催された「NANA MIZUKI LIVE HOME 2022」さいたまスーパーアリーナ公演初日、2日目の模様をお届けする。
本テキストの前段となる部分に関してはすでに昨日公開している。
「前書き」としては少々長くなりすぎるため、独立記事として”シングルカット”とした形だ。
そういうわけで、本記事は”アルバム”ということになる。
これは決して言葉遊びなどではなく、ツイート群には「LIVE HOME」さいたまスーパーアリーナ公演初日、2日目で僕が感じたことを克明に記録されている。そういう意味でも、本テキストは記録帳になっているといえそうだ。
ふたつの記事を合わせて読むことではじめて完成するので、できれば目を通しておくことを推奨する。
では、いってみよう。
ネタバレ全開なのでご注意を。
【ライブがはじまる前】
毎週ライブがあるということは、「公演の余韻に浸っている間に次の公演が目の前に迫ってくる」ということです。幸せ。
水樹奈々ライブへの意識高すぎ怪獣だから今日は歯医者で定期クリーニングをし、パーソナルジムで死ぬ気で自分を追い込んできた。
理由はあえて言わんが、「さいたまスーパーアリーナ公演行けなくなった」というツイートめちゃくちゃ見かける。死神の鎌が背後に迫ってくる足音が聞こえる。
BA.5の潜伏期間を考えると、水曜くらいまで無事ならとりあえず、茨城公演ではもらってないと言えそう。
それにしてもライブに行くたびに毎週毎週、「コロナになりませんように……!」と祈らざるをえないの、とんでもない状況だよな。俺のことが好きなやつも嫌いなやつも、みんな生き残れ。
(数日後)とりあえず今日までのところ元気。あと2日、なんとか生き残るぞ……!
水樹奈々ライブの「急遽行けなくなった」という言葉を見るたびに心が痛む
毎週末ライブがあるって状態、学生時代の部活でやった「インターバル走」を思い出すな。「ぜえはあ、ぜえはあ……え、あ、もうスタートですか!?!?!?」みたいな。
さいたまスーパーアリーナにくる水樹奈々オタクの中には東京で泊まったり打ち上げする予定のやつ多いと思うけど、マジで気をつけような。いまの東京は救急車は来ねえし、50人に1人はコロナで療養中の魔窟だからな。
向かうぜ向かうぜ、SSAに向かうぜ。
何回行ってもさいたまスーパーアリーナ行き方ようわからん。
初日:入場。200レベル。のんびり楽しみます。
2年前に俺のnoteを読み水樹奈々に興味を持ち、今日はじめてライブに参加する人からDMをもらった。note書いてて本当によかった。オタクがひとりずつ知人を水樹奈々ライブに連れてこれば、いまでも余裕でナゴヤドーム埋められる。
夢中で読書してたらあっという間に開演直前。楽しんでいきましょう!
おはようございます。2daysライブで初日を終えて、2日目を迎えた"この朝"が大好きです。夢は二晩つづく。
SSA! SSA!!
お腹弱いガチ勢なので開場したらトイレに速攻をかけます。
2日目:入場。「2日連続200レベルでしけてんなあ」って思ったけど、ステージ真横の前列でめちゃくちゃ見やすくて笑ってもうた。
【ハッシュタグキャンペーンについて】
「水樹奈々の新譜の感想や質問をタグ付きでツイートすると、水樹奈々本人が公式アカウントから引用リツイートで回答してくれる」ってキャンペーンやってんだけど、今のところ「水樹奈々の画像を無断転載してアイコンにしてる奴は選ばれてない」って聞いて笑ってる。ほんとなら流石にざまあ過ぎる。
アイコンを水樹奈々の画像にすることは無断転載うんぬんの前に、「同じ画像の人が多すぎて覚えられない」からアイコンの用をなしてない。せっかく素敵な水樹奈々イラストを描く絵師さんがたくさんいるから有料で頼むか、それが無理なら家のレンジでもアイコンにしたほうがまだこっちも覚えられる。
さすが俺たちの森凧さんや……!!!!!!!!!
水樹奈々、オタクの感想ツイートにお返事するコーナーで「森凧さんを選ぶ」という一点でもって圧倒的に信頼できる。
森凧さんは僕がいちばん信頼してるオタクで、水樹奈々ライブツアーの初日は毎回連番してふたりで感想戦をしているんですが、そんな彼の静かで、しかしほんとは誰より熱いオタクとしての在り方が「水樹奈々からのお返事」により報われたようで我がごとのように、いや我がごと以上に嬉しいです。おめ!
うっうっ……。今日在宅だけどいますぐ飲みたくなってきた。
俺、森凧さんの話だけで1本note書いてるからね。本人イヤがるだろうから、リンクは張らないけど。それくらい慕ってんのよ、マジで。
冷静に考えて、森凧さんの感想ツイートについた「引用リツイート1」のツイート主が「水樹奈々本人」なの、流石にやばすぎる。嘘みてえな話だ。
(その後、ライブで森凧さんが感想を述べた「HOME」を聴いて)「HOME」を聴いたとき、この曲の感想ツイートで水樹奈々からお返事もらった友人のことを思い出し、ああ、僕にとって「HOME」は完全に彼の曲になったなと思った。今日もどこかで聴いて、きっと独りで泣いて周りの客をドン引きさせてることだろう。ざまあみろ。そしてあらためて、おめでとう。
【ライブ全体】
可愛い服を着れば世界一可愛くなり、カッコいい衣装を着れば世界一カッコよくなるのが水樹奈々さんです。
水樹奈々、仮にKOEI三国志の武将だったら、絶対に戦法「鼓舞」持ってると思う。魅力は劉備を凌いで「100」だと思う。
なんか今日の水樹奈々がパフォーマンスといいMCといい、いちばんリラックスしてた気がするなあ。今ツアーの経験を積んだことも大きいけど、やっぱりやり慣れてるハコだからかな。最大の大箱であるさいたまスーパーアリーナがかえっていちばん緊張しないってのもすごい話だ……。
さいたまスーパーアリーナを「HOME」と扱えてしまえる水樹奈々の恐ろしさよ……。
花道で歌う水樹奈々がオタク謹製の青い海に包まれる光景がどうしようもなく好きです。これが見れるのはスタンド席の特権だなと思う。
原盤権? 音楽出版権?? 細かいことはわからんけど、これだけデビュー前の水樹奈々楽曲が連発されるツアーなんだから、なんとか権利関係クリアしてインディーズベストとか出してほしいなあ。配信でもいいから。
誤解を恐れずにいえば、「ライブ」に到達するまでの道行きが過酷であればあるほど、公演自体の感動は増すんですよね。会場は首都圏より地方のほうが、移動は新幹線より4列シートの深夜バスのほうが、物販は事前通販より早朝から並んだほうが、「イベント」として達成感は上がっていく。
過酷な経験をしたからにはそのいただきからの景色は素晴らしいに決まっている、と思い込むフシが僕たち人間にはある。
【ライブの演出、印象的だった場面など】
チェリーボーイズのメンバー紹介コーナーは人によってはちょっとふざけてるくらいで済ませるくせに、ダンサーチームの紹介ではそれぞれのダンサーを引き立てつつバチボコにヤバいプレイング見せるのカッコよすぎる。
友達がギターの北島(健二)さんを指して、「アルフィーの高見沢さんみたいになってきた」って言ったのがおもしろかったです。
ダンス曲3連発、いままでいちばん好きなダンスパートかもしれない。ヤバすぎてドロドロに溶かされる。
これは水樹奈々ライブの重大なネタバレになりますが、「武田真治の筋肉はスゴい」です。
歴代のライブTシャツを張り合わせてたつくった水樹奈々の衣装、トムブラウンが「最強の水樹奈々をつくります!」って言って合体させたようにしか見えない。そしてそれはたぶん成功している。
今日の水樹奈々のMC調子よかった気がする。三嶋さんのイジり方なんて堂に入ったもんだった。
水樹奈々からのコール&レスポンス(オタクの返事は拍手)に400レベル以上がなかったのは、やっぱりちょっと寂しい。またいつか、あの雄々しい発声で「400レベル!500レベル!!」と煽られる日が来るといいな。
コロナ禍は水樹奈々オタクからいろいろな物を奪った。声援も、ナゴヤドームも、そして何より"あったかもしれない多くのライブ"を奪った。けれど、「水樹奈々の歌に合わせてクラップする」という文化をもたらしたのは唯一よかった点かなと。会場を包むクラップの音、暖かくて好きなんすよ。
アンコールのスカートもいいですが、水樹奈々さんが履いてるピンクのコンバース?がめちゃくちゃ可愛いので全女子オタクはいますぐ取り寄せて履いてください。お願いします。
【曲ごとの感想】
「Go Live!」と「No Limit」の渡辺格さんのギターソロ、泣きそうになる。音楽的なことはわからないけど、暖かくて、丁寧で、優しい。なんというか、お人柄がうかがえる――気がする。
「ダブルシャッフル」のリズムをペンライトで捉えることは不可能です。あなたの身体を、全身に流れるバイオリズムを、利用しましょう。
はじめてちゃんと聴いた水樹奈々のオリジナルアルバムが『ULTIMATE DIAMOND』なので、その収録曲である「MARIA&JOKER」が2022年のツアーでレギュラー張ってるのを見ると、なんというか泣きそうになりますね……。授業参観の親の気分だ(独身男性)
サイコクラッシャーからどうやって「FIRE SCREAM」で盛り上がれと??????(めちゃくちゃ笑った)
「アッパショーナート」でサポートバンドのチェリーボーイズを引き連れて花道を歩いていく姿が「RPGの女勇者」に見えてしょうがない。まあ俺にとって水樹奈々は紛れもなく"勇者"なんだけどさ。
「MY ENTERTAINMENT」は先月の、先週の、昨日の世間の時勢が変わるたびに、まったく異なる響きかたをして困る。毎回泣いちゃう。
すべてが正常化された暁には、「MY ENTERTAINMENT」でみんなで水樹奈々の真似してこぶしを胸に当てて、国歌斉唱ばりにイントロ合唱しような……。
まあ俺は国歌嫌いの左翼なんですけど。
早漏野郎(女性含む)どもがもうすでに「MY ENTERTAINMENT」のイントロで水樹奈々の動きをトレースして、胸に拳を当てるポーズしてるのマジウケる(それは俺)
花道のスタンドマイクで「ETERNAL BLAE」の歌い出しをキメて、イントロでマイクを置き去りにしたまたステージへ去っていく水樹奈々さんがあまりに麗しくて辛いです。
ライブは本能で楽しむ「トランス型」だから、同じ曲でも公演によってノリかたがまったく違うんだけど、今日は「ETERNAL BLAZE」で陶酔し過ぎて、いつの間にかペンライトを逆に持ってたせいで右手が青色に光ってて「おのれは頭おかしいんか??」ってなりました。
もう何回聴いたか数えるのを諦めるくらいライブで聴いたけど、何回くらってもそのたび、心の奥にある"永遠の炎"が激しく燃え上がる音がする。言い切ります。今日聴けていちばん嬉しかった曲は「ETERNAL BLAZE」です。
10年オタクやってるけど、いまだに「ETERNAL BLAZE」いい曲すぎてワロタになる。一生飽きる気がせえへん。
「全力DREAMER」の曲名が出てこないことが多いのはなんでだろうと思ってたけど、ワンオクの「完全感覚Dreamer」に脳内検索妨害されてるんや。
・アンコール待ちのときずっと立ってる人
・「レイジーシンドローム」で無限にぴょんぴょんしてる人
に親近感を抱いております。僕は「レイジーシンドローム」で「無限ぴょんぴょんする」ためだけに、日ごろからスクワットして足腰を鍛えています。みんなもジムに入会して、一緒に水樹奈々そっちのけでぴょんぴょんしようぜ。
「レイジーシンドローム」から「STAND UP!」という作詞作曲ヨシダタクミコンボの威力があまりに、あまりね……。水樹奈々、ほんと「アーティスト水樹奈々」のことを熟知してる。
アンコールラストを「逢いたい時には踵を鳴らして」で〆るってことは、"また必ず元気に逢いに来いよ"という水樹奈々からのメッセージに違いないので、僕はその日まで会社のデスクでタップダンスを踊ります。
【水樹奈々と「僕」】
水樹奈々が好きすぎて辛い。
水樹奈々、存在してくれてありがとう。歌おうと思ってくれてありがとう。俺と出会ってくれてありがとう。
水樹奈々にもうすでに会いたいので来週の仙台公演まで毎日、踵を鳴らしまくります。
水樹奈々ライブがあった夜は世界が美しく見える。
水樹奈々ライブがあった夜は歌舞伎町から見えるきったねえ空も煌めいて見える。
推しが生きてくれるだけで幸せ。今日も酒がうまい! ありがとう、水樹奈々!!
水樹奈々のことをツイートすればするほど、水樹奈々のことを考えて、結果的に水樹奈々のことを好きになるから、みんなたくさん水樹奈々のことツイートしたほうがいいよ。
「水樹奈々」というコンテンツを楽しむ秘訣は、「水樹奈々以外のコンテンツをたくさん見ること」です。音楽、映画、読書などなんでもいいから他所のエンターテイメントを見聞することで、はじめて見えてくる推しのえげつなさもあります
僕の水樹奈々推し曲は「Crystal Letter」なんですが、わりと”ここぞ”という場面で披露されるから優遇されている。次点の「悦楽カメリア」はLIVE ADVENTUREの日替わり曲までずっと聞けてなかったけど、LIVE ZIPANGUでレギュラー入り+演出極良だったことで全てを許した感もある。
推し曲は何回でも聴きたいから、「ツアーのレギュラー入り」したらはじめて完全救済された感がある。その意味で、水樹奈々のツアーは夏開催が多いので、「Crystal Letter」はその点どうしても不遇の身に置かれることになる。
今日の服装たいへん気に入ってるので、さいたまスーパーアリーナで僕を見かけた人は「オシャレですね」と言ってください。
【オタク】
全通オタクやベテランオタクは忘れがちだけど、はじめて水樹奈々ライブに来た人が最初に感動するのは、「客電が落ちたときに一斉に灯されるブルーのペンライト」です。お前たちが最初の鳥肌をつくってんだよ。誇れ。
水樹奈々ライブといえば、あの客席一面に広がる「水樹ブルー」だが、それは水樹奈々および運営ではつくれないんだよね。水樹奈々ライブの象徴をつくれるのは、唯一オタクなんよ。
「ライブマナーがどうではなく奈々ちゃんのパフォーマンスのどこがよかった」の話がしたい←まずお前がやれ。他者に言語化の手綱を預けるな。
水樹奈々ライブはぶっちゃけ変な人はごく少数だけど、そいつらが悪目立ちするのと、その「ごく少数の変な人に被害を受けた人」のツイートが拡散されるから必要以上に目立っちゃってるフシはあるよね。これを"ノイジーマイノリティ"といいます。
これは手当たりしだい思ったことをツイートする僕だからわかることなんですけど、
・水樹奈々のどこがよかった
より
・オタクのライブマナーをdisる
ほうがいいねもリツイートも遥かに伸びやすいです。だからこそ、パフォーマンスよりも、ひたすら周囲のオタクdisをくり返す人が出現する。オープンの場でツイートしてるから、賛成、反対、dis、ご意見なんでもござれなんだけど、まったく内容と関係ない独り語りやそもそも文意がとれない怪文書かまされると、「なんて?????????」ってなるな。
「火事と喧嘩は奈々の華」
「オタクマナーの学級会」ではなく、「あの曲の水樹奈々のパフォーマンスがよかった」が話題を席巻するような界隈にしたいですね。
キングオブお前が言うなをやってしまった……。
「ETERNAL BLAZEでUOくれるおっさん」ってオタクの定番エピソードやけど、俺いつも青のペンライト振ってるのにもらったことないぞ? なんでや??
いのせんと。で、仲の良い人たち、強いオタクかどうかは知らんけど
・「HOME」への熱い想いをツイートして水樹奈々から返事をもらう(前述)
・ライブグッズをリサイクルして超絶かわいいバッグやオリジナルグッズを作る。
・エクセル管理してなか卯に通い詰めバックステージ招待を獲得と、変な奴しかいねえ。
まあ「打ち上げ」に関しては水樹奈々ライブ参加者それぞれの立場があるから、一概にどうすべきとは言えないよね。僕は、
・コロナもらって同居人にうつしたくない
・ツアー完走までは倒れるわけにはいかない
という理由でややセンシティブになってるかも。ライブに参加するもしないも、打ち上げするもしないも、お前の環境でお前の判断でお前の責任でお前が決めろってこった。誰もケツなんて拭いてくれない。それが「生きる」ということだ。
「声優アーティストしか聞かない人」なんて存在するん?? それ"属性"を食べてない??
「声優アーティスト」は"音楽の種類"ではなく、歌い手の"属性"に過ぎません。
・レギュレーションがめちゃくちゃ厳しいからライブに行かなくなるオタク
・レギュレーション皆無の無法地帯が嫌でライブに行かなくなるオタク。どちらが多いんだろう。僕は最終的な人数が多いほうがいいです。ありがたいことに「noteに私が言いたいことがぜんぶ書いてた」という感想をいただく。けど、それは違う。僕が書いたnoteは"僕だけ"の感想だからだ。たとえ近くてもそれは君の感想ではない。君の、君だけの感想を聞かせてくれ。それを1000年言ってる。
ネタバレに気を使うなら、俺にDMで長文感想を送りつけろ。下手くそでもいい。まとまってなくてもいい。責任持ってぜんぶブロックしたるから。
こんなこと言うから引用リツイートしづらくなる。気楽に「それ私が考えてたこと」って引用してね。
あなたが冒険に出る前の初期設定で「水樹奈々の好きな曲」を選ぶとき、「ライブで披露される機会が多い曲」か「ライブで披露される機会が少ない曲」を選択するかでオタクとしての人生が大きく左右されます。後者を選んだ場合、地獄の全通マラソンが開始されます。楽しめ。ゴール地点でまた会おう。
水樹奈々は「優勝」、ライブに来たお前は「準優勝」
【お気持ち表明について】
「お気持ち表明」が蔑視のニュアンスで使われているのはライブ感想を15000字でお気持ち表明する人間として悲しいので覆していきたいですね。
画像4枚のお気持ち表明にガタガタ言ってんじゃねえぞ。こちとら15000字やぞ。
「お気持ち」を表明しないなら、何を表明するのだ、マニフェストとか??
見せてやろうぜ、俺たちの""本気のお気持ち表明""ってやつをよ……!
「お気持ち表明」じゃなくて、「ステートメント」って言ってる
お気持ち表明
昨日、友達に「ななしくんのツイートは地方新聞レベルの内容を全国紙でデカデカと報じてるところがあるよね」と言われました。おっしゃるとおりです。
俺がやってることは「お気持ち表明」じゃなくて、「お気持ち大演説大会」だから。
【うちわ問題について】
うちわの件、いろんな意見が飛び交ってますが、まあ「身長180cmで跳びまくる僕」がいちばん邪魔なんですけどね! ガハハ、すまんな!!!!
アナウンス聞いてなかったけど、うちわとか掲げるの禁止が追加されたってマジ????
ちゃんとアナウンス聞きましたけど、「うちわ、メッセージボード、iPadなどを掲げるなど、ほかのお客様のご迷惑になるような行為」と言ってる。解釈が難しいですが、胸の位置で使用するなどは問題ないはず。今日のために夜なべして手作りうちわつくった人たちの努力も無駄にならなそう。
うちわ事件の話を友だちのオタクとしてたら、
友人「まあ運営が問題と思ってたらさいたまからレギュレーション追加されるんちゃう?」
俺「いや、流石に変えるとしても次回ツアーとかからでしょ」
って楽観視してたけど、まさかこんなに対応が早いとはなあ。声援が出せない中、うちわやプラカードまでも水樹奈々運営から禁止されたとなると、なかば冗談で言ってた"手話"が現実味を帯びてきたな……。
ツアー途中から急遽うちわ、プラカードが禁止されたところを見ると、水樹奈々自身もスタッフから「反応するな」と注意されちゃったのかと邪推してしまうなあ。だとすると、悲しいなあ。水樹さんはオタクのメッセージ拾おうとしただけなのにあ。
まあ俺もうちわこそ振ってないですけど、水樹奈々ライブで踊り散らすのは「全身求愛の舞」みたいなもんですから。古来、ダンスは愛の表現だった。
これは毎度のことなんだけど、茨城公演での「うちわ、プラカード」、今日の「三本締め絶叫オタク」と、"水樹奈々のパフォーマンスのどこがよかった"より、"オタクのマナー"についてのほうがツイートが伸びてしまうことに忸怩たるものを感じる。自分でツイートしといてなんだけど。
何件か「気に入らないオタクの行動があれば、ツイッターで騒ぐより運営に訴えて規制してもらえればいい」って意見を見かけたんだけど、実際のところ、今回の急な「うちわ、プラカード、iPad規制」は、
・オタクから通報が入った
・運営がSNSの荒れ模様を見て呆れ果てた
・現場見て判断のどれなんでしょうね。「水樹奈々がETERNAL BLAZEで歌詞をとちったのはお前らがうちわやらなんやらでレス乞食するせいや」って主旨でnote書いて界隈を震撼させたろかな。
TOEICのリスニング満点とったことあるけど、いまだに「ETERNAL BLAZE」をそらで書くとき、スペルミスしてないか緊張してる。このツイートは何も見ずに入力しました。
水樹奈々に感謝の気持ちを伝えるオススメの方法を伝授します。それは、"念"です。明日までに神通力を高めましょう。
【三本締めについて】
三本締めするのはご勝手にだけど、「よおーっと‼︎‼︎‼︎‼︎」と馬鹿みたいにデカい声でかけ声入れたやつを、俺は絶対に許さない。俺たちオタクが声援を我慢してる意味わかってる???????
三本締めってさ、「締め」って書いてるくらいだから、オタク発信のライブの終わりなのよ。ラストなのよ。楽しかったね、めでたしめでたしなのよ。それをよ、それを「よおーっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」ってレギュレーションがん無視の大声。ライブの印象が「最悪」で上書きされかかけたわ、マジで。
三本締めはいつも参加しないけど、抗議の意味を込めてガン無視することがなおのこと正解。
もともと三本締めはあんま参加してなかったけど、やっぱああいうことを仕切って目立ちだかる奴はクソオブクソしかおらんから、2度とやるかと思いました。
そもそも三本で締めるな。俺たちのライブツアーはまだ折り返し地点なんだよ。終わってなんかいねえんだよ。
【ライブの乗り方について】
「ルールで禁止されてない」から「なんでもやっていい」と思っている人、単純に社会生活に向いてなさそう。
レギュレーション+他者への配慮=ライブの治安
僕は水樹奈々オタクに「他者への配慮」を求めても無駄だと思っているので、運営が強権的にどんどん規制を強めればいいと願っています。
「水樹奈々学級会」って名前のスペース開催しよかな。
水樹奈々ライブ、いつも全身から浸ってトリップしてるから、ほとんどの曲で自分がどこで跳んでペンライトをどう振ってるのかほとんど覚えてない。
っつーか、ほとんどペンライト振ってない。
水樹奈々ライブは「跳びまくること」を公言しておりますが、隣の席が女性だった場合、僕は180cm巨人が持つ「存在の加害性」に敏感なので、かなりセーブすることにしております。今日は気を遣った。
今日は左隣が空席だった。"なんらかの理由"でライブに来れなくなっちゃったんかな……と切ない気持ちになった。それはそれとして、スペースは広々と使用させていただきました。
昨日は隣が女性だったから、「存在自体に圧があるデカ人間」当然の配慮として飛んだり跳ねたりをだいぶセーブしたけど、今日は両隣が空席だったので勢い余ってバク宙しちゃった(できません)
ライブで水樹奈々本人もオタクもよく「跳ぶ」って表現使うけど、昔は文字通り「跳んでいた」けど、最近はもはや「跳ぶくらい盛り上がる」という比喩表現になった感ある。
個人的にはガンガン跳びたいし、いまのところは跳びまくっているけど、「跳ぶ」というアクションが”迷惑行為”としてお気持ち表明されてしまう時代が来るのだろうか。いや、もうとっくに来てたりするのか?
【水樹奈々の集客力低下について】
コロナ前は「ナゴヤドーム」でツアーファイナルができた水樹奈々が「さいたまスーパーアリーナ」でチケットが捌き切れないってことを考えると、コロナ禍がエンタメ業界に与えたダメージはいかばかりかと暗澹たる気持ちになるな。
結婚は関係ないと思いたい。
もしかして、これがひさしぶりにして、「水樹奈々最後のさいたまスーパーアリーナ公演」になるんじゃないかと心配になってきた
いや、さいたまスーパーアリーナの件は、水樹奈々の集客力うんぬんというより、「こんな時期にライブに来るのはよほどのガチオタクか奇特な人間しかおらん」ってことにしとこう!
俺は見たくねえぜ、水樹奈々の空席祭りなんて。臭えオタクでパッンパンに詰まった客席を見せてくれよ。信じてるぜ。
っつーか、そもそもチケット1万円だもんなあ。しかたないけど高えって。ライト層がのぞいてみる気にならんわな。
俺らみたいな「ツアー全部行く」みたいな奴はほっといてもどーせついてくるから、サブスクでなんとなく水樹奈々聴いてるくらいの人が何人来てくれるかだよな。よし、SSAはエタブレ、パワゲ、スパジェネ、深愛、ちゅるぱや、シンフォギア曲ぜんぶやろう。
水樹奈々初の「ナゴヤドーム単独ライブ」はコロナで幻になってしまったわけですが、さいたまスーパーアリーナのアリーナモードが満席にならない現状を見ると、コロナ渦が奪った最大のものは”ドームクラスの集客力”かもしれませんね。
それでも水樹奈々は「夢を叶える側」の人間だから、いつの日かかならず、ナゴヤドームを満席にしてくれると信じている。そのときは大きな声で「帰ってきたぜ!」と叫んでほしい。スガキヤのラーメン啜りながら万雷の拍手と声援で出迎えるから。
「さいたまスーパーアリーナでライブでやれるだけで十分すぎるくらい人気だろ」って意見にも一理あるんだけど、ちゃうねん。俺は東京ドーム、甲子園、海外進出と、どんどん新しいことをやって無限にスケールを拡大させていく「水樹奈々」という名の"成長物語"に魅了されてきたんや……。
商業で新しいことをやるためには、その基盤となる「スケール」は必須だと思うんよな……。
水樹奈々なのにさいたまスーパーアリーナでチケット残っているのか、ううむ……って思ってたけど、not水樹奈々オタクのフォロワーご夫婦が「なんかチケットあったから来てみた」って今日のライブに参加してくれてるから、そうわるいことばかりでもないと前向きに捉えることにする。
旦那は最新アルバム1周だけ聴いて、ほかには「ETERNAL BLAZE」しか知らないそう。逆にどういう感想になるのかめちゃくちゃ気になる。楽しんでくれるとうれしい。
エタブレしか知らない別現場のオタク、楽しんでくれたみたい。
水樹奈々の集客力低下に関しては、
・結婚、出産などによる水樹奈々自身の人気低下
・2年半ライブがなかったことで、もうライブというイベント自体が必要なくなった
・コロナ禍でライブに来ることを自粛している
・そもそもチケット代が高え(1万円)
辺りから、どの要素が主要因かを探る必要がある。コロナでライブを断念した人は当然たくさんいると思うけど、だからといって、また声が出せるようになったらドームクラスを埋められるかといえば、どうなんかなと。
意見を求めたいわけではないけど(ありがたいと思っている)、めちゃくちゃオタクからリプが飛んでくる。みんなやっぱり、今回のさいたまスーパーアリーナの”惨状”に衝撃を受けたんだね……わかるよ。
「最近の水樹奈々はヒットアニメの主題歌がない」ってのはその通りだと思うんだけど、ならば、"目立つメガヒットアニメの主題歌をいっさい担当せず"に、いったいどうやって東京ドームやら甲子園でライブできる歌手になったん!?!?!?!?!?
紅白でたときの曲、エロゲアニメの主題歌やで!?!?!?!? 冷静に考えて、やばない????
【水樹奈々オタク引退した理由】
・本人の結婚、出産・ほかに若い推しができた
・最近の曲がピンとこない
・コロナ禍でライブに行かなくなってそのままフェードアウト
・オタク自身が結婚、出産して経済的・金銭的余裕がない
・界隈の閉鎖的な空気がイヤになった
ほか何があるだろう?「何をきっかけで水樹奈々好きになった?」というのは定番の議題ではあるけど、「何がきっかけで水樹奈々から離れた?」はもっと探られるべきテーマかも。離れる人はいつの間にか離れて現役のオタクには不可知であるから。
考えてみれば、明確に「今日から推すのやめます!」なんて人は少数かもなあ。気づけば、いつの間にか、ぽやーっとしてる間に、現場から遠ざかる。恋愛関係と一緒。そして、イベントが長い間ないってことは、そういう「自然消滅」のリスクを激増させる。
キャリアを積めば人気が落ち着いてくるのはポピュラーミュージックの宿命というか、人気商売の運命だし、水樹奈々も例外ではないことを受け入れるしかないのだけど、それはそれとして「何が原因なのか」については単純に気になるところではありますね。
まあでも、水樹奈々が主題歌を歌っているアニメの異様なまでのハズレ率の高さが集客力低下の遠因な気がするなあ。近年は輪にかけて「これ!」という作品に主題歌提供できてない。キングレコードのアニメ制作力の限界ってことか。
水樹奈々オタクしてると忘れがちですが、「アニソン」というジャンルで活動するアーティストはよくもわるくも、担当する「アニメ自体」に生殺与奪の権を握られてるってことなんかな。アニメが沈めばアニソンも沈む。
「水樹奈々の人気が落ちた理由=オタクは若い女が好き」だったら悲しすぎるな……(ありそう)
「歌の上手さ」ってのは、こと推しへの親しみやすさという意味では、マイナスに働く場合がある。俺がMISIAのファンにならないみたいなもん。
今回ちょこちょこ見かけたのは、「ひさしぶりのツアーに体力がついていかない」という声。そもそもコロナで自粛&在宅ムードの中、高齢化したオタクが灼熱の列島を移動して、3時間ライブに臨むということに無理が出てきた。
物販がないだけだいぶマシではあるけども。
人間が何かを好きになるにあたって、「単純接触効果」というのは極めて大事なんだが、いまの水樹奈々は彼女の情報を熱心に追っている層(つまりオタク)以外には存在に触れること自体が少ないアーティストになっちゃってるのかも。
よし、水樹奈々ライブに「学割」を導入しよう。学生全員タダ。代わりに社会人は全員一律で7万7千円はらえ。
チケット代に関しては、
・コロナ禍などによる全体的なコスト増
・そもそもベテランアーティストはチケットが高くなる傾向にあること
を踏まえると、しかたない流れなのかなとも思います。それが新しい人がライブに来ることのハードルになっているのは悲しいかぎりですが。
【オタクのおもしろかったツイートなど】
「水樹奈々が効いてる」ってめちゃくちゃいい表現。水樹奈々の効果の持続時間は1週間くらいなので、また今週末ライブに行って補給せねばなりません。
「励まし」には有効期間が存在するので、我々は定期的に水樹奈々を経口摂取せねばなりません。具体的には1週間に1回くらいがよいとされています。
このツイート、さいたまスーパーアリーナ公演関連のなかで、いちばん好きです。
これはその通りかも。個別具体的な「楽曲」や「演出」については語れないからこそ、「オタクのマナー」とかざっくりした話題が結果的に跋扈してしまうという。そして外野からは水樹奈々界隈は「なんかいつも言い争ってるコロッセオみたいな現場」と誤解される。
これはほんとにそう。古い曲でおじさんオタク(自分含む)喜ばせるだけの"老人の慰安"になってほしくないし、そうしないための手をうってくると信じてる。
都内のでっけえ会場でライブをやると、おもしろい観方をする"水樹奈々オタク以外"のフォロワーの感想ツイートが見られるのがよい。
【ライブが終わった後】
都内の自宅に帰ってきてシャワー浴びてもう飲みはじめてる。遠征じゃないと、なんかあっという間ですね。明日もあるとはいえ「今日」という祝祭がもう少しだけ、続いてほしい気もする。
なんというか、こんなご時世だし、どこかで俺がコロナになってライブ飛ばすことも想定してたんだけど、とりあえずさいたまスーパーアリーナで折り返しできたから、あとは最悪参加できんくてもええかってなってる。……嘘です。強がりました。絶対に生き残って参加します。
あっという間に新宿。夢の終わり。ちょっと寂しいけど、充実感が勝る。
以上、また仙台で会おう!!
(終わり)