「喜び」と「苦しみ」が混ざりあった”夏”/水樹奈々「LIVE HOME」名古屋初日、2日目ツイートまとめ
8月20日、21日に開催された水樹奈々夏のツアー「LIVE HOME」名古屋初日、2日目の模様をお届けする。
これまでの公演については以下にまとめている。
(神戸)
(茨城)
(さいたま)
(仙台)
※準備中※
7月16日の神戸ワールド記念ホールから「5都市10公演」約1ヶ月にわたって開催されてきたツアーは、名古屋の地において晴れて千秋楽を迎えた。ファイナルである。
いや、「晴れて」ではなく「無事に」と書いたほうが僕が抱いた感情に合致する。
新型コロナウィルス禍まっただ中で行われたツアー。僕は今回のツアーの全公演に参加した(いわゆる全通)わけだが、いつもとはまったく性質の異なる不安を抱えながら、水樹奈々とともに全国を駆け回ったことになる。
すなわち、「いつライブが中止になるかわからない」という不安である。ひとつひとつの公演が「ここが事実上の”ラスト”になるかもしれない」という──杞憂と呼ぶにはあまりにリアルな可能性である。「危機感」と言い替えてもいい。
以下、ABEMAエンタメニュースの中でファイナルの模様が少しだけご覧いただける。その中で水樹奈々はここにいたるまでの道行きを「1つ1つこの幕があく喜びとキセキを感じながら」と語っている。
この点、客側もまったく同じ思いだ。
正直、これまでのツアーならば公演を重ねていくに連れて、だんだんとライブの新鮮さを失い、感覚が摩耗していき、わりあい平熱のテンションで開演を迎えることが多かった(はじまったらはじまったでテンションはあがる)。
ここだけの話、「地方公演」と「合コン」が被ってしまったときに、後者を優先してしまったこともある(おかげさまで成功しました)。
しかしながら、今ツアーは”ライブ中止”の連絡がくることがなく当日朝を迎え、開場に入り客電が落ちるたびに、「またひとつキセキが起きた」という感慨に、そのたび震えていた。たぶんどんなビッグなアポが入ってもライブを優先していた。
実際、水樹チームも決してベストコンディションとはいえない状況でのツアーとなった。デビュー以来ずっと彼女を担当するキングレコード三嶋章夫プロデューサーがコロナの療養期間と被ってしまい、茨城初日公演に帯同できなかった。そのせいで、水樹奈々の記念すべき「47都道県公演達成」の瞬間を、最大の功労者は立ち会えなかったことになる。
さらに、パーカッション&ドラムスの福長雅夫は8月13日の仙台サンプラザホール公演の直前にコロナ感染が発覚。以降、ファイナルを含む4公演で不参加となった。
以上、表舞台に立つ人たちだけでもこんな感じなのである。水樹チームは満身創痍といっていい状況であったことは想像に難くない。
しかしながら、それでもなんとか5都市10公演をひとつの中止を挟むことなく、無事に完遂した。そのことにまずは万雷の拍手を贈りたい。
関係者のみなさま、ほんとうに大変な興行だったと思います。
不断の努力に心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
また、「LIVE HOME」はニューアルバム『DELIGHTED REVIVE』のリリースツアーという側面もある。
そして、『DELIGHTED REVIVE』は水樹奈々のディスコグラフィのなかもっともコンセプチュアルなアルバムである。
この点、本人のインタビューを見てみよう。
いつもは楽曲がある程度出そろった段階でタイトル付けするところを、「珍しく『DELIGHTED REVIVER』というタイトルが先に決まっていた」と語っている。そういう意味でやはり、本作のいたるところで、コロナ渦で危機に陥ったエンターテイメント産業への想いが見て取れる。
そして、水樹奈々自身がライブのMCのなかでたびたび「『DELIGHTED REVIVE』を象徴する楽曲」と語り、公演終盤の大事な場面で披露された楽曲「MY ENTERTAINMENT」──。
本曲はエンターテイメントが絶体絶命の窮地に立たされたときにあって、それでもなお、「声優アーティスト」という二重の”声”の表現者として歩んでいく──水樹奈々の力強い決意を歌った楽曲と見ることができる。
少なくともこれだけは言える。
僕にとってこの1ヶ月──混迷するこの時代において、水樹奈々の歌声はまぎれもなく、”世界に光を灯す声”であったと。
前置きが長くなった。
それではいってみよう。
願わくば、本テキストがこの「喜び」と「苦しみ」が混ざりあった──それでも、いろんな意味でかけがえのない”夏”を振り返る一助たらんことを。
【ライブがはじまる前】
あと3回。あと3回だけ”起床”というロシアンルーレットをまわしたら水樹奈々ライブ。どうかコロナになりませんように。
おはようございます。平熱で体調はバッチリ。あとは無事に幕があがるのを祈るだけ。
名古屋で会おうぜお前ら。
家出た。名古屋へ向かう。ツアーが終わる。夏が終わる。燃やし切る。
先週の水樹奈々仙台公演の"呪縛"にいまだ囚われているので牛タンを食べます。
悲しいことに水樹奈々ライブツアーは今日明日で終わってしまうが、なんと世界には負けないくらい最高の小説が映画がアニメが漫画がゲームが音楽があるから、明後日からも楽しく生きていける。
待たせたな。
名古屋、アホほど喫茶店があってよい。
ライブ前夜から極力肉料理や油ものを避け、早めにチェックインしてライブ前にシャワーを浴び、タクシーで現場に乗り付け、開場即トイレに速攻をかけ、あとは座席で客電落ちるまで読書で精神統一、ライブは跳びまくり、終わったらタクシーでさっさと消える。
これが俺の水樹奈々ライブスタイル。初日:ガイシホール着いた。今日の公演も平穏無事におわりますように。
2日目:よう、昨日ぶりだな。元気してたか??
今日でツアー終わりだからといって、ハメを外しすぎんじゃねえぞ。オタクの夏は終わっても、地元の人たちの日常は当然明日からも続いていくんだからな。
ガイシのお前らで「誰がいちばん水樹奈々が好きか」勝負な。
入場。C3ブロックの"王"目指して精進いたします。
「千秋楽だからすべてを目に焼き付けたい気持ち」と「音に身を任せて踊りたい気持ち」がガチせめぎ合ってる。
今日はファイナルだから入れ替え枠ぜんぶ歌ってほしい。
体力残そうなんて、腑抜けたこと考えてんじゃねえぞ、俺。
トイレについて
初日:時間勘違いしてて分散入場40分からやないか!!!! トイレに速攻かけられへんやかいか!!!!!!!
2日目:お、今日15時入場組やん。トイレガチ勢だから助かる〜〜〜〜。
俺クラスになると15時2分にはすでにトイレを済ませている。
好きなハコは「会場内にたくさんトイレがあるハコ」です。
開演前のトイレはね、何回行っても"行き過ぎ"ってことはないんすよ。
こいつトイレの話ばっかしてんな。
【ライブ全体】
この世界でいちばん大事なこと言います。ステージでにこにこ笑ってる水樹奈々、ほんとうに可愛い。
おフェイス極良
今ツアー最小キャパシティの仙台サンプラザの後だったから余計に、150センチちょっとの小さな体躯でアリーナを完全にロックしてみせる水樹奈々に震えてしまったなあ。
今ツアー全通なんですけど、毎回ベストパフォーマンスが変わるからやめられない。今日は、
・HOLY TALE
・ダーリンプラスティック
・禁断のレジスタンス
がぶち抜けとった。夏ツアーの千秋楽で1月のライブの開催発表を聞いて。ああ、ほんとうにライブという"非日常"がある"日常"が返ってきたんだなと感慨深くなりました。
ライブBDにはバックモニターの映像があまり映らないけど、あれ何気に曲の"解釈"として極めて重要な資料だから、なんとか見られるようにしてほしいな。リリックビデオみたいな形とかで。
それにしても、今回はリアリズムを超越した世界観を持つ「水樹奈々の詞世界」が、フィクション染みた今のこの時勢にこんなにも激ハマりするのかと、ほんとうに驚かされた。皮肉なことに、水樹奈々の歌はこのコロナ禍で、真のリアリティを獲得した。
新型コロナウイルスの影響で「生活」と「政治」が否応なく接近してしまい、たくさんのアーティストが「そりゃないわ」的な言動を見せるようになってしまった結果、かたくなに「政治の話はしない」というスタンスを貫く我が推し・水樹奈々が1周まわって誇らしくなってきた。
それでも新作アルバムはだいぶ政治的になった。なぜなら、生活や社会を歌うことが「政治」に直結するような世界になってしまったから。
そういえば今ツアー、いまのところシングルも次のライブもなーんも「発表もの」ないけど、明日MCのたびに万歳する気か!?!?!? テンポわるすぎひん!?!?!?!?
【ライブの演出、印象的だった場面など】
「HOLY TALE」→「LOOKING ON THE MOON」も"天体"的な繋ぎで最高だけど、「HOLY TALE」→「ダーリンプラスティック」も"恋のスケール"的な繋ぎで最高。曲の繋ぎによって、まったく異なる印象と文脈が立ち現れる。どっちも好き。
チェリーボーイズ新キーボードの佐藤雄大さん、NOëL 〜La neige〜で水樹奈々演じる(デビュー作!)門倉千紗都推しだったから、千紗都のキャラソン「Girl's Age」のイントロを死ぬ気で再現したって、そんじょそこらのオタクが尻尾巻いて逃げ出す強エピソードの持ち主すぎる。
企画コーナー「水樹奈々はじめての○○」はインディーズベストの伏線かと勝手に思ってたんだけど、残念でしたなあ。
水樹奈々がブリッジムービーであげてたベストブラピ映画って、『Mr.&Mrs. スミス』???? 間違えてたらごめん。
水樹奈々ライブで公演中に流れるムービーのゲストが堀内賢雄だったんだけど、まさか「マシュマー・セロ」ネタをガッツリ放り込んでくるとは思いもよらなかったよ……。
ってことはまさか、水樹奈々はハマーン様!?!?!?!?
ブリッジムービーの出来にはいろんな感想がありますが、水樹奈々の口から「強化人間」という言葉を聞けただけですべてを許してしまった。
アニメロミックスさん、頼むから水樹奈々が「強化人間」って言った音声販売してほしい。5万までは出そう。
水樹奈々さん、ガンダムではダブルゼータ派なのかな……。俺はΖガンダム派なんだけども。
NAOMIのダンスパート、チョーさんの代わりに誰かがカバーするんかなと思ってたけど、録音?を流す形でしたね。
【MC】
水樹奈々のMCを聞くに、「今ツアーを無事に走り抜けること」にどれくらいの思いを込めていたのかが痛いほど伝わってくる。
福長(雅夫)さんが戦線離脱した段階で、"五体満足"ではないにせよ。
今日は水樹奈々にいたるさんがツッコミ入れたりしてて、MCが"バンド"って雰囲気でよかったな。奈々さんがひとりでしゃべるのもいいけど、あの感じも大変ピースで好き。
いたるさんが凄すぎて霞んでるだけで、水樹奈々さんのダジャレ力もなかなかのもんだとダジャレつくるの苦手人間としては思いますね。
水樹奈々「お風呂兼トイレに入って〜」
僕「ユ、ユ、ユ、ユニットバス!?!?!?!?!? 水樹奈々が???????」水樹奈々の寝室が34℃って聞いて、「ええっと、子供と旦那は?????」ってなったのは俺だけじゃないはず。
水樹奈々さん、よくもわるくも「精神論」と「根性論」の人なのはわかってたつもりだけど、"寝室34℃"はマジで勘弁してほしい。ぜんぜん笑えんかった。
僕は水樹奈々ではないので、クーラーつけっぱなしで就寝させていただきます。おやすみなさい。
水樹奈々さん、自分でつけたくせにアルバムタイトルの『DELIGHTED REVIVER』ぜんぜん発音できてなくて最高だった。
【曲ごとの感想】
「Go Live!」の間奏で3人のギターがソロを弾くとき(弾いた後?)、奈々さんがエアギターしてるのが、3人のギターヒーローにリスペクトを示しているようで最高だったなあ。
「ROMANCERS' NEO」のイントロ、あまりに必殺フレーズ過ぎて、毎回流れた瞬間ぴょんぴょん跳ねてしまう。わしゃカンガルーか。
「HOLY TALE」は壮大なバックモニターの演出のおかげで、「水樹奈々の歌に包まれている」感が強い。宇宙規模の愛の歌に全身が包まれている。
「HOLY TALE」とかもう完全にバックの映像に包み込まれる水樹奈々"ありき"だから、あの光景はライブBDでバッチリ見られるようにしてほしいな。
「HOLY TALE」でド派手なバックモニター演出を駆使してコズミックなスケールで愛を歌い上げた後に、「ダーリンプラスティック」で照明だけのシンプル演出で素朴な思い出を歌う構成にやられた。
何回でも言うけど、「HOLY TALE」のド派手な演出があったからこそ、直後の「ダーリンプラスティック」での照明オンリーのシンプルな見せ方がめちゃくちゃに映える。
「ダーリンプラスティック」の「言葉が擦り切れてしまうほど 止めどなく話した」ってフレーズ、"終わりかけの恋あるある"としてあまりに精度が高すぎて、聴くたびに胸がきゅっとなる。綺麗な表現で地獄みたいなこと歌ってる。
「ダーリンプラスティック」で客席にお手振りしてまわる水樹奈々がもうほんとうに"聖女"すぎて……。
「レイジーシンドローム」のときは「レス返さずにひたすら歌い踊ってほしい」と思うけど、「ダーリンプラスティック」のときは「無限にお手振りしてほしい」と思ってしまう。
今日あらためて聴いて、「Heaven Knows」みたいなアホほどトリッキーっつーかヘンテコな曲を声優のセカンドシングルで歌わせるって、どういう了見??????ってなりました。
「Girl's Age」もはや、"水樹奈々創世神話"の中で伝説として語り継がれた曲を突然ぶつけられた感じ。
水樹奈々「Girl's Age」ウィキペディアのページあって笑った。誰だよ書いたの。
「FIRE SCREAM」について
「FIRE SCREAM」はシンフォギア曲でもあるんだろうけど、どうしてもいまのコロナ禍に引き付けて解釈してしまう。だってこの曲、「魂」に「こえ」とルビを振っているのだから。そして水樹奈々は何度もMCで「みんなの心の声は届いてる」と繰り返してる。俺たちの「魂」は彼女に届いてる。
「FIRE SCREAM」は"あのトンチキなブリッジムービー"のせいで、いまいち入り込めてないけど、閉塞感あるいまの時勢に触れたMCの後とかに歌ってたら、激エモパフォーマンスになってたと思う。だって水樹奈々はこの1ヶ月、「show must go on!」を体現し続けてきたのだから。
「FIRE SCREAM」の2番終わりの間奏でバンドの轟音に包まれながら、水樹奈々が頭振りつつくるくる回るのがほんとうに好き。衣装もじゃらじゃらしてるからめちゃくちゃ映えるし、なにより「音と遊んでいる感」がすごい。
このツアーでシンフォギア曲の中では、「FIRE SCREAM」がいちばん好きになったな。炎熱なる魂の叫びよ、推しに届け。
世界陸上:「UNLIMITED BEAT」走りながら歌う部門"金メダルの水樹奈々さん"
水樹奈々が「歌いながら全力疾走する(そしてブレない)」のはもはやお家芸みたいになってきたけど、「UNLIMITED BEAT」とかいう"いかにも歌うのが大変そうな曲"で走ってみせるのが、水樹奈々のストイックさのあらわれのようでカッコよかったですね。
「MY ENTERTAINMENT」のバックモニターでは煌めく鳥のシルエットが飛んでいたわけですが、それが2年半の沈黙から華麗に"復活"を遂げた歌姫・水樹奈々に見えてしかたなかった。
そして、次曲「アパッショナート」で不死鳥は「歌に導かれ羽ばたく」と。ライブ終わって寝る前にスマホいじってるこの時間。この時間に頭の中で流れる曲がMVPなんだけど、そういう意味では今日はぶっちぎりで「禁断のレジスタンス」だったなあ。
入れ替わり枠だから、明日「禁断のレジスタンス」ないと思うと悲しくなってきた……。えぐいカッコよかったのに……。
「禁断のレジスタンス」カッコよかったなあ〜〜〜〜。スパロボ好きとして、「水樹奈々主演の傑作ロボットアニメ」ってのがいつまで経っても嬉しいんだろうなあ、俺。
スパロボVで「水樹奈々の歌」が流れたときの感動は一生忘れないと思う。
「禁断のレジスタンス」はもうすっかりアンセムに育った感がある。10年代の水樹奈々を代表する"跳び曲"だよ。
「WHAT YOU WANT」と「禁断のレジスタンス」の心強さすごかったなあ。10年代のアンセムたちが育ち切ってしっかりと全体を下支えしている。
「全力DREAMER」ではまだ全力で跳べない。なぜなら、僕はまだ「あの日の自分にちゃんと笑えて」ないから。いつか願った"夢"をまだ叶えられてないから。そのための努力が足りてないから。いつか全力で跳びまくれる日が来るといいな。いや、そのために明日からも頑張ろう。
「STAND UP!」控えめに言って、全フレーズ直木賞すぎる。「大人になったら 叶えたかったものがあるんだろう?」ってなんだよ。
"あった"よ。俺にも夢は"あった"んだよ。過去形なんだよ。思い出させんなよ。
「HOME」のときバックモニターに元気なチョーさん映ってて泣きそうになっちゃった。
1月のライブ発表でテンション上がり過ぎたのか、「No Limit」で今日だけは噛みまくって上手く「踵を鳴ら」せてなかったのすげえ愛おしくなった。奈々さんもライブができることをほんとうに、心の底から喜んでるんだなって。ステージと客席の違いはあれど、気持ちは一緒なんだなって。
今回のツアー「No Limit」という"陽"の空気溢れる曲で締める流れがめちゃくちゃ好きだったんですけど、千秋楽のダブルアンコールで突如、""ド陽キャ""そのものの「Fun Fun★People」が出現して笑いました。
ラストが「Fun Fun★People」って、水樹奈々史上屈指の予想困難ダブルアンコールでしょ
水樹奈々クイズ研究ならば、
・サックスのファイヤーが張り切ってる
・『SUPERNAL LIBERTY』収録曲
だけで、ダブルアンコールが「Fun Fun★People」だと的中できる。ダブルアンコールに「Fun Fun★People」なんて聴かされた日にゃ、「夜は熱くてNEMURENAI」ですよ、それは。
「DRAGONIA」について
(昨日の公演にて)
水樹奈々「銅鑼が使われる曲なんてあったかなあ」
話聞いてないアホオタク俺「銅鑼……ドラ……ドラゴニア!!!!」
(今日の公演)
水樹奈々「いたるさんはどんな乗り物リクエストします?」
渡辺格「ドラゴンとか?」
アホ俺「ドラゴニア!!!!!」「ドラゴンズ」の本拠地(バンテリンドーム)で「ドラゴン」に乗って水樹奈々が「DRAGONIA」歌うの、もはや”オタクが死の間際に見る夢”でしょ。
ドラゴン乗りながら「DRAGONIA」歌われたら、たぶん笑ってもうて曲どころじゃないと思う。
予言します。来年夏のツアーは「ドラゴンズ」の本拠地(バンテリンドーム)で千秋楽を迎え、水樹奈々は「ドラゴン」に乗って「DRAGONIA」を歌い、そしてライブグッズとして「銅鑼」が用意されます。
「DRAGONIA」人気すぎて、なんでライブでほとんど歌われへんのか不思議になってきた。いい曲だよね、めっちゃイジっちゃうけど。
曲名の表記は正確に書きたい派なんですけど、「DRAGONIA」だけは「ドラゴニア」って書きたい。理由は”なんかおもろい”から。
名古屋ライブのツイートまとめnoteをつくる予定ですが、このままでは「DRAGONIA」が立項されることになりそうです。歌ってないのに。
【水樹奈々と「僕」】
ライブで「HOLY TALE」→「Astrogation」の繋ぎを聴くまで死ねない。
ツアー最小キャパの仙台サンプラザからアリーナクラスのガイシホールと連続で見たことで、ああ、僕はやっぱり「デカいハコで派手な演出とパフォーマンスをぶちかます水樹奈々」を見たいし、そんな奈々さんを好きになったんだなと再認識しました。
そもそもはじめて水樹奈々を見たのが大阪城ホールだから、僕にとって水樹奈々はどこまで行っても「アリーナ歌手」なんよ。たとえ豆粒しか見えなくても、デカいハコを埋めて欲しいんよ。
水樹奈々を心の底から尊敬していて本当に水樹奈々のようになりたいからこそ、水樹奈々のライブツアーは「全通すべきではない」と思いはじめてきた。おそらく水樹奈々は好きなアーティストのツアーは東京公演だけで、あとは自分のやるべきことをやってる。俺もそうすべきではないか????
「全通」してみてわかったけど、やっぱ毎週末ライブがあるってことは自分のやるべきことだったり、仕事だったり、プライベートをある程度、犠牲にする必要があるってこと。でもそれは、水樹奈々が伝えているメッセージに真っ向から反対することになる。俺はその違和感に耐えられない。
全通勢として何百回でも言うけど、水樹奈々ライブに行きたいところを我慢して、「自分のやるべきことをやってる」オタクのほうが、よっぽど水樹奈々のメッセージに正面から向き合っている。いくら遠征しようが全通しようが、俺はまったく水樹奈々と向き合えてない。
水樹奈々の歌は「夢を叶えろ」「自分の人生を生きろ」というメッセージがこめられているので、まじめに水樹奈々を聞けば聞くほど水樹奈々ライブから"卒業"することが最適解になる。
水樹奈々が好きすぎて、水樹奈々のメッセージを間に受けて、水樹奈々のライブを"卒業"すべきなのでは? と思い悩んでるオタク、控えめに言ってめんどくさすぎる。
水樹奈々が結婚・出産したからこそ、貴重な夏を、俺の人生を、水樹奈々のライブツアーに捧げていてもいいのだろうか? という根源的な問いを突きつけられるな。
【オタク】
水樹奈々ライブで名古屋遠征中の人間としては決して人ごとではない。地元の人たちに「水樹奈々のファンの人たちはマナーがいいね」と言われるようにひとりひとりが心がけていきたいですね。
今日、後ろの席の4連番の人たちに「自分ら、曲中は気い散るからしゃべるのやめてくれへん??」って、ダイレクト・お気持ち表明・アタックかましてしまった……。目の前でヘンテコな動きしてるやつに言われたくないよな……万が一、フォロワーだったら、ごめんよ……。
【ライブの乗り方】
水樹奈々が"笑顔"でいられる時間が少しでもたくさんあるといいなあ。それに「ステージから見える蒼い海」が少しでも貢献できてるとしたら、こんなに幸せなことはない。
今日はアリーナC3ブロックにいて、パイプ椅子だから周りもあまり跳んでなかったんだけど、「禁断のレジスタンス」でほぼ全員強制的に"跳ばされた"のめちゃくちゃカッコよかったな。フロアが爆発した音が聞こえた。
「跳ばないオタク」を揶揄する向きもあるが、水樹奈々ライブにおいては、感情がハジけたときオートマティックに強制的に跳ぶハメになるので、「この曲は跳ぼう」と決め込むほうが間違ってます。気づけばあなたは地面を蹴っているのです。そう、今日の「禁断のレジスタンス」の話です。
今日の隣席だった女子は「跳ばないタイプの人」だったんですけど、「ETERNAL BLAZE」だけは、エタブレだけは跳びまくってる光景を見て、"マンネリ"だの"飽きた"だのと言われようとも、水樹奈々にはETERNAL BLAZEを灯し続けてほしいなと思いました。
・ライブの乗り方はキモければキモいほどいい。
・「キモい」は「好きに踊っている」の同義です。
【規制退場について】
今日はダブルアンコールまで聴いたうえで規制退場守ってない輩がいつもより多かった気がするので、あいつら全員来年1月のライブ全落するよう"呪い"をかけときました。
このツイートを見た該当者は"罪悪感"という呪いにかかります。
平時の「規制退場」とコロナ禍の「規制退場」ではまったく意味合いが異なる。公共交通機関の混雑を少しでも緩和する以上に、「密」を回避するために分散する。我々はこんなご時世に集団で遠出している"迷惑客"であることを覚悟して、その上で少しでもご迷惑をかけないために行動せねばならない。
コロナ禍において如何なる理由でも「規制退場」を守らない人は、僕とは決定的に価値観を異にするのでいますぐフォローを外してください。ぶっちゃけ、大声で三本締めのコールする奴より"論外"だと思います。僕はあなたたちが嫌いです。
すげえフォロワー減ってて草
「規制退場」のようなルールを"守らない得"になると最悪なので、お気持ち表明とか学級会とか言われようが、僕は言い続けます。規制退場を守らない奴はカスです。
僕はいま、「今ツアーで規制退場を1回でも守らなかった人たち」を嫌な気持ちにさせるためにツイートしてます。
「立憲民主党支持!」と言ってもフォロワーは減らないが、「規制退場守らない奴はカス」と言ったらもりもりフォロワーが減った。学びがある。
【ライブが終わった後】
コロナに関しては同居人がいることもあって、今ツアーはかなりセンシティブになってたなあ。ライブ後の飯も基本ひとりだし、行っても2人か3人でこじんまり済ませる。
もちろんこれは「個人の価値観」で他者に押し付けるものではないのだけど
タクシー運転手「明日もコンサート行くんですか?」
僕「そうっすね〜」
タ「やりましたね!」タクシー運転手「水樹奈々さんはハードロックでメタルだよね!」
僕「そ、そ、そ、そ、そ、そうっすね!(何を聞いた??????????)」今日のタクシー運転手、やたら水樹奈々に詳しかったな。スマギャンも知ってたし、ナゴヤドーム公演が中止になってたことも知ってた。さてはあいつ、隠れオタクか……!?!?
我々は勝利した。
水樹奈々がいない"夏"がはじまった。はじまってしまった。
明日から水樹奈々オタクは全員「家なき子」になります。強く、生きましょう。
え、もう来週は水樹奈々と会えないの? 嘘だよな??
あっという間に東京駅。家帰ったら遠征がほんとうに終わってしまうと思うと、めちゃくちゃ悲しくなってきた。
「水樹奈々が無事に5都市10公演のツアーをやり切ったこと」がいまのご時世にどれだけ意味あることか。
いろんなメディアが昨日の水樹奈々ライブのレポート記事出してるけど、公演中の水樹奈々、あまりに美しくてびっくりするな。ステージの女神だ。
ライブ中の水樹奈々の写真はいつも最高だけど、今回はとくによく感じるなあ。なんでだろ。
関東圏以外でツアーファイナルを迎えると、関西・東海のメディアに取り上げてもらえるのかあ。当たり前といえば当たり前だけど、けっこう驚き。
俺のLIVE HOMEはここから数日、なんとしてもコロナにかからないことをもってはじめて完結する。
※念のため言っときますが、コロナになっちゃった人を責めてるわけではありません。
一足先に「飴色のジェット」でさいたまスーパーアリーナに飛んで、水樹奈々に「逢いたいから踵を鳴らし」てますね。5ヶ月で踵すり減ってなくなってるかも。
同居人にお土産で赤福を献上したのですが、賞味期限が日付変わって今日いっぱいであることが発覚したので、明日は"3食赤福"です。
眠りは深いタイプのはずなのに、ライブの興奮で目が覚めちゃった。
帰宅! お前らまた1月にさいたまで会おう!! 達者でな!!
(終わり)