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お絵描き と わたし
自分のための、記録です。
※描いた絵をたくさん載せているのでページが重い?かもしれないです。
素人が描いた絵ですが、一応 無断での転載はご遠慮ください。
また、「ファンアート」と記載のある絵に関しては転載厳禁で… お願いいたします。
絵を描くのがすき。
物心ついた頃からずっと。
いつも、絵を描くか工作して遊んでいるような子どもでした。
わたしの絵のいちばん最初のファンは、母。
褒め上手な母はいつも私の絵を褒めてくれた。
今でも母にとって私は「絵の上手な◯◯ちゃん」らしい。
保育園児の頃、よく描いていたのは
きんぎょ、エイ、ウーパールーパー
(↓記憶を頼りに再現したものがこちらです)
いろいろとツッコミどころはあるのですが、我ながらチョイスが渋いなと。
うさぎさんとかリスも描いてたけども。
エイは、水族館で見て「かわいいな」と思ったのがきっかけで好きになった。
裏側?から見たときのあのニッコリ笑っているかのような顔。今でもかわいいと思う。
ウーパールーパーは、水族館のパンフレットに載っている写真で一目惚れ。
ウーパールーパーってもっとこう、細長いフォルムの生きものなんだけれど… カニみたいに描いているのは正面から見た図だから。
パンフレットの写真がそんな感じだったから、こういう生きものだと思っていたんだよね。
はじめて実際に目にしたとき、横に長かったから衝撃を受けたな…。
金魚はお祭りの金魚すくいで。
「チビすけ」って名前をつけてそれはそれは大事に育てていたのだけど、ある日水面にプカァと浮かんで動かなくなってしまって。
記憶してる中で、私にとって一番最初の「死」との対面。
保育園の頃だったから、4〜5歳くらいかな?
「土に埋めてあげよう、そしたら金魚さんも土に還るよ」と父に言われて
「チビすけは土じゃない!土にならない!」
って泣き叫んでいたなぁ。
結局なんとか納得して土に埋めたのだけど、その後大きな台風がきて、アパートの前の大きな木が倒れてチビすけのお墓が下敷きになってしまって…
「チビすけがぁぁぁ〜〜」
って号泣したのを覚えてる。
…って、あれ?
まてまて、今回のnoteタイトル「お絵描き と わたし」じゃなかったっけ?
これじゃあ「金魚 と わたし」にタイトル変更しないといけなくなってしまう…!
なんだっけ…、そうだ。
物心ついた頃から絵を描くのが大好きで、よく金魚やエイ、ウーパールーパーを描いていたよって話でした。
この3体がメインの物語も作ったりしてたな。
センターはだいたい、金魚。
よく「タコみたい」って言われたこの金魚、上か下から見た図ですね、これは。しっぽで立ってる。
子どもの視点っておもしろい。
小学生になっても相変わらず絵を描くことが大好きで、入学式の日に教室のうしろの黒板にチョークで絵(セーラームーン)を描いていたら、友だちができた。
すぐに転校しちゃったんだけど、中学生くらいまでは文通もしていました。Jちゃん元気かな?
とにかくたくさん絵を描いていて(チラシの裏とかにもよく描いてたな)
描いた絵や作ったものを組み合わせて「◯◯ランド」とか作っては近所の子を誘って遊んでいました。
イマジネーションに溢れまくっていた小学生時代のわたし。
高学年になると「クラブ活動」が始まって、
茶道クラブや造花クラブなどにも所属したけれど、やっぱり絵が好きだから絵手紙クラブとか漫画クラブなどの絵に関係するクラブにも所属していました。
中学生になっても相変わらず絵が好きで、美術部に入部。
顧問の先生が滅多に部室に現れなくて、部活らしい?活動はほとんどなく、各自好きなように描きたい絵を描いているという感じの部だったけれど。
わたしは、豆とか果物とか、野菜とか… こまごましたものを画用紙いっぱいに描いていました。
透明水彩というものに出会ったのはこの頃でした。
とても心がときめいたのを覚えている。
たくさんの色を何重にも重ねて塗るのが楽しかった。
唯一手元に残っている透明水彩で描いた絵が、こちらのファンアート。
私が中学生のときから好きなアーティスト、
BUMP OF CHICKENのギター&ボーカル 藤原基央さん(模写)
描きかけのまま…
中学生になるとインターネット(親のパソコン)も使うようになっていて、お絵描き掲示板(なつかしい…)でデジタルな絵も描いていました。
ペンタブなどは持っていなかったので、マウスで描くのですが… これが難しい。
なかなか思った通り狙ったところに線が引けないのです。
それでも何度か描くうちに少しずつコツをつかんできて上達はするのですが。
めちゃくちゃ時間がかかってたな(そして、何時間もかけて描いた絵が突然のシャットダウンでデータ消える… なんていうのも懐かしくて苦い思い出)
高校生になると絵を描く頻度はだいぶ減っていたと思います。
専攻していた調理と、趣味の音楽(ギター)の方に夢中だったからかな。
高校2年生のときに始めた、人生初のアルバイト。
初めてのお給料で買ったのは、スケッチブック。
…本当はリサイクルショップで見かけた小さなハープ(楽器。ハーモニカではなくて、あのハープ)を買おうつもりだったけれど売り切れてたから…という理由からですが。
そのスケッチブックは今も手元にあって、描いた絵もそのまま残っています。
実家で一緒に暮らしていた猫のチビ。
この絵はまだ子猫のときだな。
こっちはギターを抱えている少年(描きかけ)
鉛筆で、ざらざらした紙に書いて指でぼかしたり、消しゴムで消して光を表現したり…っていうのにハマっていた頃。
専門学校時代はさらに絵を描く頻度が減っていったものの、中学生の頃からよくノートや手紙に描いていたオリジナルのキャラだけはよく描いていました。
名前は「みつまめ」
好きな食べものはシャケおにぎり、3才くらい、よく鼻歌を歌っている… という設定。
バイト先のパン屋さんでもよく伝言メモなどに添えて描いていたら、社員さんやバイトの方々に気に入っていただけたみたいで、「みつまめ〜」って可愛がってもらっていました。
↑に書いたみつまめの「設定」も、ほとんどはバイト先の人たちとの会話の中で生まれたものだったり。
この子の名前をもじったバンド名のバンドを組んでいたりもしました。あんまり活動はできていなかったけれど…。
21で子どもを産んでからは、さらに絵を描かなくなってしまった私。
まず、子どものペースに合わせた生活になったので絵を描く時間、集中できるまとまった時間をなかなか作れなくて。
子どもが寝ている間に…と思っても実際そう簡単にはいかず。
私も経験するまで分からなかったし、うまく言葉で表せない感覚なんだけれど…。
これはお絵描きに限ったことではなくて、その他の趣味やなんなら家事みたいに「しなきゃいけないこと」であっても思い通りにはできなくなって。
したいこと、しなきゃいけないことは沢山あるけどそのどれもが中途半端なまま1日が終わっちゃってる。
それが何日も何ヶ月も何年もつづく…みたいな。
けっこうなフラストレーションだな、と。
自分はすっかり「絵を描く人」ではなくなってしまったなぁとぼんやり思っていました。
それでも、母の中ではずっと私は「絵を描くのがすきな◯◯ちゃん」「絵が上手な◯◯ちゃん」のままで。
母とは今でもたまにLINEでやりとりするのだけど、
母が描いた絵(母もわりと絵を描くのが好きな人です)を見て私がかわいいって言えば
「ひとの方が上手に描けるよ〜」って言ったり。
仕事がうまくいかなくて…って話をすれば、
「イラストレーターとかどう?」「LINEスタンプ作ってみたら?」と言ったり。
それがうれしいような、ありがたいような。
でも少し苦しいような、申し訳ないような。
ごめんお母さん、私もう前みたいに描けなくなっちゃったんだよね。
描こうとしても何を描いたらいいのか分からないし、例えイメージが湧いてもそれをうまく表現できないんだ…。
いつもそう心の中で呟いていました。
私は6年くらい前からアメブロで完全なる趣味のブログを書いているのですが、たまに描いた絵を載せたりしていたな…と、ちょっと漁ってみたら思っていたより出てきました。
なつかしいな… って絵もたくさん。
☆息子
☆オリジナル?でもニコル(ネコのキャラクター)がいるからファンアート?
【BUMP OF CHICKENのファンアート】
☆ブログで知り合った方に声をかけていただいて描いた絵。
この絵をその方が素敵な小物入れにしてくださって、同じくブログで知り合った方々へのプレゼントに。
☆100均のレインボーペーパーシートで、スクラッチアート(下描きはできないので緊張した、、)
☆NHKの特番?を見て、感動のままに描いた絵
☆チャマさん(ベース)の絵が多いのは、個人的に4人の中でいちばん描きやすいから…かな?
☆ヒロさん。つづり間違ってる、、
☆シナリオアートのクミコさんのファンアート(マスキングテープアートに挑戦)
☆オリジナル。ブログの挿し絵的な
なんだかんだで、マイペースに描いてたんだなぁ。
まったくの空白ではなかったんだな。
そして、現在。
デジタル絵を中心にやっぱりマイペースに描いています。
アナログ人間で機械音痴な私が、なんでもってまたデジタルなのか。
デジタルと言っても使うのはパソコンやiPadではなく、今このnoteを書くのにも使っているスマホです。
きっかけは、Twitterでフォローしているとある絵描きさん。
その方が普段Twitterにアップしている絵の数々が、スマホに指で描かれているとある日知って衝撃を受けて。
パソコンやタブレット、ペンタブがなくっても
スマホと指で描けるんだ…!っていう。
早速その方が使っているのと同じお絵描きアプリ(ibisPaint X)をダウンロードしてみたものの、まぁ…使い方が分からない。
そうだった私、機械音痴なんだった…。
さらに、指で描くのがまた難しい。
マウスで絵を描いていた中学生の頃を思い出す。
指と画面が直接触れる分、マウスよりは描きやすいのかもしれないけれど…全然思った通りに線が引けない。
そんなこんなで、一度は離れたお絵描きアプリ。
でも、ある日なんとなくアプリを開いて深く考えずに指をすべらせてみたとき、「たのしい」と感じたのです。
これが、そのときの絵。
2018年の9月に初めてTwitterに投稿したデジタル絵。
モデルは当時の娘です。
ぐにゃぐにゃな線。
でも、「たのしい」と思えたことがうれしくて、
機能のこととかまだ全然分からないけれど、使いこなせたらきっともっと楽しくなるぞ、と思って。
使いながら覚えていけばいいよね って。
自分の中で何かが変わった瞬間でした。
ありがたいことに、ibisPaintさんは公式TwitterやHPで使い方を動画付きで解説もしてくださっているので
(動画の管理人さん?もいつも指で描いてらっしゃるんですがほんと凄い…!って感動します)とても勉強になります。
この絵は今でもTwitterとnoteのアイコンにしていて、
「初心を忘れない」的な意味合いが込められているとかいないとか。
実はTwitterの方は最近ちょっとすり替えたんですけど、小さいアイコンだから多分だれも気付いていないんじゃないかと。
拡大して並べると分かりますが、線がキレイになっちゃってます。元のぐにゃぐにゃ感を残しつつ。
でもやっぱり左の絶妙に歪んだ線が愛おしいかも。笑
ここからは、そんなデジタル絵の一部をご紹介。
時系列は行ったり来たりしてしまってますが、なんとなく成長や変化は見てとれるかもしれません。
【オリジナル】
☆発表会
※個人情報になり得る部分にスタンプしてます。
☆ぱんだいふく
☆三色団子
☆プチプチ
☆3時のおやつ
☆ねことねこじゃらし
☆お風呂上がりのおばけたち
☆いちごの帽子のてるてる坊主
☆雨がきこえない
☆鏡開き
この2つに関しては、ファンアートとの線引きが難しい気がしますが。
☆ともだち
☆Butterfly
【ファンアート】
コップのフチ子さん×アリエッティ
プリキュア(キュアミルキー)
シナリオアート
BUMP OF CHICKEN
amazarashi
絵柄?画風?が定まっていない感がすごいですね。
(…と思っているのは自分だけ?それとも傍から見てもやっぱりバラバラなのかな?)
スマホでお絵描きを始めてみて、約1年半?
自分の中で起きた変化。
・最初より、線が思い通りに引けるようになってきた。
・描きたいイメージがどんどん湧いてくるようになった。うれしい。
・そして、描きたいイメージをカタチにできるようになってきた。うれしい。
もちろんまだまだ思い通りに描けなかったり、悩んで頭の中がオーバーヒートしそうになることもあるけれど、やっぱり絵を描くのは楽しい。そう思えることがうれしい。
もう「描けない」と思っていた自分がまた「描ける」と思えるようになっているのは本当に大きな変化です。
技術的には全然でも、実際に「描いている(行動している)」ということが自信になるんだな、と。
スマホでお絵描きのいいところは、スマホさえあればわりとどこでも描けるということ。
娘が腕の中で寝ちゃって動けないときでも、手は動かせるから。
そして、ちょっとした空き時間でも描けるところもいい。止めるときも保存してアプリを閉じるだけという気軽さ。
特別な準備や片付けも必要なく、アプリさえ開けばまた途中から始められる。
画材や機材にあまりお金をかけられない、自分の時間・まとまって集中できる時間を確保しづらい現状からすると、
「スマホ&指で描く」スタイルは今の自分に合っている気がします。
「無い」ものに目を向けてあきらめるのではなく、「無い」なりに「ある」ものでできることを今はやっていけたらな、と。
そうしてゆくゆくは、またアナログ絵や水彩画も描きたいなと。
だからこそ、なんらかの形で「描く」ことはつづけていようと思うのです。
そう思えるようになったところです。やっと。
お母さん、いつも褒めてくれてありがとう。
「絵が好きなわたし」でいさせてくれてありがとう。
自分はもう絵を描けないと思っていたけれど、
これからも私なりのペースで絵を描くことを続けていけそうです。
また「描けない自分」になることがあるかもしれないけれど、そのときはここを見て思い出して。
やっぱり私は絵を描くのが好きなんだ って。
そしてタイトルの「お絵描き と わたし」ですが、
「◯◯ と わたし」シリーズとしてまたいくつか書きたいなと思っています。
絵、文章、お菓子づくり(料理)、音楽(ギター、歌)などなど…
私が好きなこと、そのルーツをなぞるように綴る文字の旅。旅?
基本的に自分のために書く感じになりそうですが、
気になった方はまた読んでいただけると幸いです。
ではでは。