DIGROWに一年携わって、転職についてより深く考えるようになったお話
はじめまして、DIGROWという転職サービスでデザイナーをやっている者です。
本日(2019/5/24)でサービスのリリースから1年が経ったので、振り返りとともにこれまでやってきた中で感じたことなどを自身の転職エピソードも絡めながら書いていこうかなと思います。
サービスをリリースするまでの開発
私自身、転職してきてすぐDIGROWの開発にジョインしたのですが、当時は求職者が転職エージェントを選べるサービスとして、まったくゼロの状態から少ない開発期間の中、全力で駆け抜けてきたのを覚えています。
まず最初にDIGROWプロデューサーの「紫をメインにギャラクシー感を取り入れたい」という言葉から、青系に寄せた紫をメインカラーとしてサイトをデザインしてきました。
ここで注意が必要で、紫は赤系に寄せてしまうと、見方によっては品を損なう印象になってしまったりなかなか扱いの難しい色なので、今回は誠実さや信頼さを感じさせる青系に寄せて適度な重さを含む色に決定しました。
それ以降はどのようにしたら求職者と転職エージェントのコミュニケーションが円滑にできるか、サービスを使う上で煩わしいUI等があればどのように改善できるかを考えながら、時には開発会議でチームメンバーとディスカッションしたり、プロデューサーとディスカッションしたり、着々と迫りくるリリース日にも意識を払いながら開発するという非常に密度の濃い期間でした。
DIGROWリリース後
そんな怒涛の開発期間を経て、ついに2018/5/24に無事DIGROWをリリースすることができました。
しかし、リリース時点では機能がまだ充分ではなく、リリース後も次々に新機能を追加したりサービス改善するということを恒常的に取り組んで来ました。
今ではDIGROWでの求人リクエストを見た第三者が応援コメントなどを残すことができるアドバイス機能や、求職者と転職エージェントのやりとりをチャットビューで見ることができるストリームUI(開発リーダー命名)など、様々な機能が盛りだくさんのより充実したサービスに成長したと実感しています。
DIGROWを見ていて改めて認識した転職活動特有の悩み
DIGROWを運営していると様々な求職者の状況を目にするのですが、目的が明確化している人もいれば、転職することに何かしらの悩みを抱えていて不安を抱いていたりする人が少なからずいます。
私自身の話をさせていただくと、転職はまだ人生で1回しか経験していないのですが、なかなか大変だったことを覚えています。
私も前職在職時に初めて転職エージェントを登録したのですが、担当のエージェントがいたとはいえ、様々な不安を抱えていました。
・もう慣れてしまった会社とは違う未知の環境に飛び込むのが怖い。
・次の職場はもしかしたらものすごく過酷な環境かもしれない。
・べつに転職しなくても今すでに生活するのに充分な給料を貰えてるし毎日定時にも帰れてるし。
今いる環境よりも、より良い環境に身を置いてスキルアップも目指して転職したいと思って転職活動を始めたのに、いざ転職活動を始めてしばらくすると、こういった不安や思いがどうしても付きまとってきます。
当然ながら未来どうなるかなんて誰にも分からないし、転職活動を始めたからといって自分が理想とする転職が叶えられるという保証はありません。
なので様々な不安に苛まれたり、転職活動や日々の業務に疲弊してくるとどうしても楽な方へと考えが揺らぐということが幾度となくありました。
そして結局、一旦転職活動をストップして、その職場をもうしばらく続けることにしてしまったのです。転職したいという思いを持ってるとはいえど、今の環境に少しくらい不満があっても我慢してそのまま状況を変えずに過ごす方が楽だと感じてしまっていたんだなと今なら思います。
(そのあと数ヶ月後に退職して、半年ほど思うがままに好きに遊んで、再び転職エージェントを再開して転職を果たしたのはまた別の話。)
大切なこと
転職を果たした今だから言えるのですが、もっと早く行動していれば良かったと心の底から思います。
勇気を出して踏み出してしまえば実際なんとかなったことなんていくらでもあったので、自分の思うように、したいように行動してみることが一番大切なことだと思います。
しかし先の見通せない転職活動だからこそ、初めての転職活動時に抱いていた不安は事実としてあったし、転職の話はなかなか他人に相談しにくいことでもあります。
そんな時はぜひDIGROWで、自分自身が転職で叶えたいことや解消しきれない悩みなどを投稿してみてください。
様々な人たちからのアドバイスや応援、エージェントからの助力を得られるはずです。
また他の人がどのようなことを実現したくて、どのようなことに悩んでいて、どのように転職活動をしているのかを見ることも非常に参考になるはずです。
それでは、良い転職活動を。