<9月報>ってぇことはぁよぉ……
おはようございなしゅ。
此方ななっしゅでございます。
先日、無味乾燥した私の人生に一粒の潤いがありました。
いつものようにツキイチでカフェに行ったら、会計で店員さんに「それ、『グラニフ』ですよね?」と言われたのです。
そうです私、私服、とくに上半身は毎日グラニフを着用しているくらいの「グラニフ狂」なのです。
かれこれ10年ちょっとくらいでしょうか。
まさかこんな手の届くところで「同志」と出会えるとは思いもよりませんでした。
ぶっちゃけ、言葉をかけられた時、その意味が分からず3秒ほどフリーズしてしまいました。
ワンポイント的なデザインの服を着ていたので
それに気づくとは中々やりおるマンでした。
ほんの10秒程度の歓談でしたが、非常に嬉しく思います。
そんなななっしゅの日常ハイライトでした。
はい、もう9月ですね。
一昨日が7月だったような気がします。
エルフの時間感覚ってこんな感じなのでしょうか。
この前、免許更新に行ってきました。
5年に一度の更新です。
つまり黄金免許です。
人生初、ついにゴールド取得しました。
やったねななっしゅちゃん!
前回の更新はね、
あと数ヶ月でゴールドって時にね、
だんれも通らないような道でね、
一時停止不停止食らってね。
この5年は非常に長かったですね〜
あとは最近のゲーム事情ですね
8月にbomb rush cyberfunk
9月あたまにsea of stars
が発売されました。
この2本をクリアしましたので以下感想
長いです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115498681/picture_pc_6754cc57504cb246624e563a71995395.png?width=1200)
・bomb rush cyberfunk
こちらは海外のインディーゲームですね。
20年ほど前にドリームキャストで発売された
インラインスケートゲーム「JET SET RADIO」(以下JSR)に強く影響を受けたゲームとなっております。
実質続編と言って問題ない程度にはそのまんま同じゲームシステムです。
セガに訴えられたら負けると思います。
パルクール、スケートボード、インラインスケート、BMXを切り替えながら街を駆け抜ける爽快アクションゲームです。
個人的にはエクストリームスポーツが推されているゲームは大変喜ばしいです。
先述のJSRに参加している長沼英樹氏がコンポーザーとして参加しており、メインテーマも同氏の曲となっています。
非常にキャッチーでクールな印象の神曲です。
進行度としては、
ひとまずメインストーリーを終わらせ、可能な限りの隠しキャラの解放を済ませた感じです。
ゲームの評価ですが、
現代のゲームにしては難しめです。
一般受けはしないと断言できます。
正直に言ってしまうと、アクションではありますが、バトルには分類されません。
一応戦闘もできなくはないのですが、
ゲーム内でやる行動といえば、トリック(技)を決めてスコア(得点)を稼ぎ、街中にグラフィティと呼ばれる落書きをするだけです。
敵チームと自チームのスコアの高さを競う流れが主です。
ハッキリ言って物足りないですね。
このゲームを支えているのは間違いなく消費者の愛です。
そのため、一般受けはしないと断言できます。
私は大変満足しました。
グラフィックも音楽も全体のデザインもステージ数も文句はありません。
特に、JSRでは操作感が結構わるめでして、
キャラクターの小回り移動が至難でしたが
今作では折り返し移動すら楽にできるほどです。
ただ一つ不満があるとすれば
トリックの種類の少なさですかね。
ざっくり一競技10種類のトリックが4競技で計40種くらいですね。
少ない。
エクストリームスポーツにおけるトリックの種類というのは
同じポーズを決めたとしても、
前向きか後ろ向きか、進行方向、何回転したか、
それだけで名前も評価も変わってくるものなのです。
このゲーム、プロジェクト発表から発売まで5年くらいありました。(もっとあったかも)
1年前に発表されるまでは発売日すら不明でした。
作品全体の作り込みはかなり丁寧なのですが、
時間があったのなら種類をもう少し増やせたはずです。
キャラクターによって種類が変わるわけではないので作業的にもモーション、発動可能箇所、スコア登録くらいでしょう。
倍は欲しかったですね。
しかし、不満はそれだけですので、
総評はほぼ満点といった感じです。
続編待ってます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115501630/picture_pc_942844d3941dd68fe9ab7f48c0829cfb.png?width=1200)
・sea of stars
続いて本作。
こちらも海外インディーゲームとなります。
開発側から「クロノトリガー」「スーパーマリオRPG」から強く影響を受けているとコメントが出ている作品です。
言わずもがな、私は両作品プレイ済みです。
クロノシリーズの曲を担当したことで超有名な光田康典氏が参加されています。
随所で「っぽい」なぁ〜と感じる曲が散りばめられているのがわかります。
ファンならそれだけで垂涎モノでしょう。
発売から数日経った現時点で250,000本売れたそうです。
素晴らしいですね。
私の進捗度はメインストーリークリアと特定条件を満たして進めるトゥルーエンドをクリアしました。
ここまで来れば完全クリアは目の前なのですが、ある重要アイテムの拾得場所がわからないため、止まっているといった具合です。
このゲームの総評としては、100点中75点くらいです。
意外と辛口かと思われるでしょう。
95点とも言えますが50点とも言えるためです。
厳密に言えば「最低でも50点保証の最高95点、ただし100点にはなり得ない作品」です。
評価軸は、ざっくり言うと「何がしたかったか」です。
他の方を見ると上っ面だけの評価が多いので敢えてね。
この作品ぶっちゃけ、芯はクロノトリガーなんですね。
プレイしてる最中、悪い意味でそのまんまなところがいくつも見られました。いや、いくつとかじゃない。もはや骨格全てが。
あまりにパクりが強いと作品にそぐわない不自然なノイズでしかないのです。そこがそうなってる意味が無い。
やはり「お、ここはオマージュだね〜」で留めるべきです。
パクりでは一意なブランドにはなれません。
史上最高の二次創作止まりなのです。
私がプレイしていて感じたことは
「クロノトリガーの続編もしくは関連作出てほしいけど出ないから自分達で作っちゃお」
です。
「こんなゲーム作りたいなあ、そうだ大好きなクロノトリガーやスーパーマリオRPGの要素もちょっと加えちゃお」
なら迷い無く90点です。
ちょっと厳しいこと言いますが、オリジナリティがほとんど見えなかったです。
無難な肉付けを重ねに重ねた印象を受けました。
それらの完成度がなまじ高いおかげで「紛れている」だけです。
エンドロールを見たら分かるのですが、えげつない数のスタッフが参加しています。
あれこれ言いましたが、ゲーム自体にはとても満足しました。
ボリュームもかなりあって30時間はかかりました。
どうでしたか?と聞かれれば最高。と答えます。
全体のクオリティが高く、ドットアニメーションの種類も豊富。
まあこれ以上語ると終わらなそうなのでこれくらいで。
やはりスーファミ時代の神ゲーとされているタイトルを口にするからにはそれ相応のモノができたんだろうなあ?
という何様視点が生まれてしまいます。
私も厄介ファンってやつですね〜
11月には本家スーパーマリオRPGがリメイクするので早くも首を長くしております。
それでは11月報にて〜