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自己紹介-石橋を叩きすぎて割ってしまう性格

初投稿なので簡単な自己紹介をしたいと思う。
今日は性格というか性質の話。『石橋を叩きすぎて割ってしまう』性格?性質?ついて。

自己紹介

  はじめまして。新野七瀬(しんのななせ)です。今日は、初投稿なので、基礎情報も一緒にお伝えしたいと思う。
 1997年8月7日生まれのギリギリ23歳である。(あと6日もすれば24!!)

 出身は大阪。普段の会話ではほぼ大阪弁は出ないし、外行きの顔をしていると更に大阪弁が出ない。そのため、初対面の人には(何を根拠に言っているのかわからないのだが) 、東北出身?と聞かれたこともある。(ちなみに東北には赴いたことがないので行ってみたい!)

 それでも生まれてから、中1/13才の夏まで大阪に住んでいたので、しっかり大阪弁は話せる(標準語とのバイリンガルだ)し、なんなら人生のうちまだ大阪で暮らしていた時間の方が長い。この夏で東京生活11年目である。

 肩書きは駆け出し女優である。(公式ホームページがあるので、どんなやつか気になったら、のぞいてみてください。)

 人生最大の夢は、『めちゃおもろかったわ』と思いながら人生を終えることです。
 そのために、女優をしています。直近5年のうちに叶えたい夢は世田谷パブリックシアターの舞台に立つことです。

石橋を叩きすぎて割ってしまう性格

 私は自分の性格を形容するとき、『石橋を叩きすぎて割ってしまう人間』と答えている。これかなり言い得て妙だと思うし、周りの人間に話しても割としっくりきているっぽい。

 基本的に真面目にコツコツとやる人間だが、何かトリガーになって、突拍子のない行動をしたり、不器用なところがあるので誤って石橋を割ってしまったりする。でその時に他の橋を渡ることはせず、とりあえず川の流れに身を任せて、ちょっと泳いでみる。みたいなイメージである。

 リスクは取るけど、最大限のリスクヘッジをする。そんな矛盾した人間である。こんな性格は今では割と好きだ。

 だが、つい最近まで、リスクを負うことのできない、自由さのない臆病な人間であると悩んでいた。学生時代の同級生とは明らかに違う道を選んでいるのに、こんなに臆病でつまらなくていいのか。と悩んでいた。いい部分もあまり見えていなかった。

 小さな頃はまさに『優等生』だった。(流行りの曲か?)
 小中学校の夏休みの宿題は必ず初めの1週間で終わらせるし、成績は大概オール5だし、卒業するときには生徒代表として祝辞を読んだりもした。
 授業中に居眠りしていたら、怒られるどころか寧ろ体調が悪いんじゃないかと心配された。臆病ゆえに叱られることが怖いので、あまり反発せず先生や親の言うことをとりあえず聞いてとりあえず遂行する。そんな感じだった。

 この感じが私は嫌だった。オール5だって、誰かが決めた尺度の決められた枠の中にしっかりとハマっているだけで。
 多分オール5の人でも、突き抜けちゃったオール5の人っていると思うんだけど、私は自分はそんな突き抜けた訳ではなく、なんとなくなんでもできるけど、かと言ってずば抜けたところはない。

 私はずっと石橋に見向きもせずに、川に飛び込める人間になりたかった。つまり、自由で柔軟な人。
 具体的には、夏休みの宿題はやらないとか、学校サボってその辺の公園で遊ぶとか。後先考えずに、怒られることなんておかまいなしに行動してみたかった。そういったことに非常に憧れがある。こっそり学校抜け出すとかそういうの。

 いまだって、この世界を目指すなら借金してでも時間を作りなさいとか、言われてもできるわけがなかった。後先考えずにとりあえず行動する、とか。

 そういうのに憧れがあるけど、できないと思っていたから、自分のことを本当につまらない人間だなと思い込んでいた。

 そう、思い込んでいたんだけど、最近、つまんないと自分に烙印を押して、くよくよ悩むのってなんの得もないじゃんと気がついた。
 悩んだところで、性格なんてそう簡単には変わらない。

 性格は変わらないので、とりあえずいきなり行動するみたいなことはできないけど、考え方や尺度を変えてよくよく自分を観察してみると、臆病で不自由でもなところばかりでもないらしい。

 トゥルゲーネフというロシア人作家の『初恋』(光文社/訳 沼野恭子)という作品にはこんな一説がある。

『人間に自由を与えてくれるものは(中略)意志、自分自身の意志だよ』(P59 L1-3)

自由を与えるのは意志なのであるという考え方。この考え方が私は大好きだ。
 これに則れば、自分の意志で四年制の大学をしっかり卒業しながらも、夢を追い続けているというのは、私が幼いころに憧れた『自由』なのである。

 自分、リスクを取らないと思い込んだいたけど、そうでもなくないか?
 あと、そもそも、世間一般でみると、私のこの行動もなかなかリスキーなギャンブルかもしれなくて。

 つまり、わたしから見れば川に飛び込んでいるように見える人間も、実は石橋をたたいているかもしれないし、同様に私も他の人から見れば、川に飛び込んでいるようにみえているのではないかと、気がついた。偏見マシマシで世の中をみていたんだな。

 結局、決まった尺度で測ってつまらないと決めていたのは自分だった。私は私の意志で自由を潰していた。

 そう気がついた時から、私はつまらない人間であると自分のことを思うのをやめた。もちろん、私は、臆病ではあるけど、意志の力で自由だし、最大限のリスクヘッジをしながらしかリスクは取れない。そんな矛盾した人間だ。でも悪くないと思っている。

 私は『石橋を叩きすぎて割ってしまう性格』です。

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初投稿。大してよくわからないことを言ってしまった。
 しばらくこう言ったダラダラとした文章を書き続けます。





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