ロリータ(笑)×携帯小説風×ロリィタ(笑)
───アタシの名前は魔梨奈。ロリィタ愛好のバンギャル。
実はお姫さまなの(両手を組んでもの凄い上目遣いで)
学校はパンピだらけでつまんない、援助交際をやってるミキ、
学校にナイショでキャバクラで働いてるユウカ。
訳あって不良グループの一員になってるアキナ。
やっぱりパンピはタイクツ、正直くだらないって思っちゃう。
今日もミキとちょっとしたことで口喧嘩になった。
音楽の趣味が合わないってストレスが溜まるよね、リップスライムなんて言われてもわからないし。
そんな時アタシは一人でおめかしして原宿へ行くことにしている。
がんばった自分へのご褒美?姫の舞台ともいえるかな!
「うさぎさんはぴょんぴょんはねてにげるんだよ、アタシはつかまえられないの・・・。」(←キチガイ)
そんなことをつぶやきながらしつこいビラ撒きを軽くあしらう。
「よろしくおねがいしまーす」
どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
マイナなバンドの麺はなんか必死でキライだ。もっと王子的な人が姫にはふさわしい。
「すいません・・・。」
・・・またか、と夢の国のお姫さまのアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと麺の顔を見た。
「・・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。
「うさぎさん」はそのとき本当にアタシのカラダを駆け巡ったんだよ・・・!!ほんとうに、ほんとうに、かけめぐったんだよ!!。
「・・・(王子様・・・!!・・・これって運命・・・?)」
男は某メジャバンドのギタリストだった。連れていかれてレイプされた。
「キャーやめて!」ドラッグをきめた。
「ガッシ!ボカッ!」姫は死んだ。ロリータ(笑)
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