FPの7:FP2級は年々難しくなっている
過去問やっているとわかります。年々難しくなっています。
国家資格で誰でも受けられて、23年時点で更新不用・年会費無料なら受けてみようかな?と思う人が増えたからです。
23年5月の試験合格率は、3級で約88%、2級で60%。受かるの簡単かもと感じる数字も魅力。
試験も年3回と多め。受験料は3級8,000円、2級11,700円と、手は出せなくない範囲。実技学科でどちらか受かっていれば、受かっている方は2年受験免除と受験生にやさしい条件。受験費用も片方だけ。
さらに日本の労働人口(18~60才)が減って国の収入減対策として、株式などでお金を増やそうとする国の傾向もあって、お金のアドバイスができるFPは、注目されています。
ということで受験生が増えている以上、年々難しくなるのは当然の流れとなるわけです。が、受験生が増えているから以上の理由が、近年現れています。
それはユーチューブ等による、ネットで誰でも気軽に学べる環境が整備されたからです。以前は独学2級は厳しく、資格系学校に行かなければ受からないと言われていました。
今では、FP試験への解説動画がわかりすぎて、独学でも受かる人が増えてしまい、資格系学校の人も見てる人が多く、結果試験の難易度が上がってしまったのです。
試しに5年前と今の過去問を比べると、パターンや暗記で解けたりする問いが明らかに減っていて、ひっかけで落としにかかる問いが増えています。
ついに23年では、わかりやすいと有名だった動画主とコラボして、有名資格学校が本人名付き参考書を出したのです。
今後試験の難易度があがることは確実です。その人の考える傾向を分析して、上回る問題を出せばいいのですから。
御覧になっていてFPの試験に興味がある方は、早めに試験を受けてみましょう。