
デザイン初心者は何から勉強するべき?「デザイナーじゃないのに!」から学んだスタートに必要な基本
おはようございます!
ガレージファクトリーの秘書 兼 広報を担当しています、七瀬です!
急にがくっと寒くなりましたね・・・。布団から出られない、子供たちも機嫌が悪く、グズグズしながら起きるという季節になってきました。
私はガレージファクトリーの秘書兼広報として10月からスタートしました。そしてもう一つ、その少し前からデザインの勉強もしています。
SNSにアップするものやバナー作成などをメインにフォトショとイラレを勉強しながらアウトプットも日々行っています。
そんな時に、社長に勧められた「デザイナーじゃないのに!」という本。
意識低い系のセンスなんてこれっぽっちもない人でも、デザインの基本を覚えれば、「おしゃれ」で「見やすい」資料や名刺、チラシが作れるようになる。という内容の本です。
「デザイナーじゃないのに!」はどんなお話?
出典|楽天ブックス
物語は、デザイナーではない主人公が無茶ぶり上司に「これ作っておいて!よろしく!」と企画書だけを渡され、チラシを作ることろから始まります。なんとか完成し、上司に提出したものの「もっとバーンとカッコよくインパクトがほしい」と返されやり直すはめに・・・。
無茶ぶり上司・・・。おそろしい・・・。
全く経験がない人からするといきなりチラシを作ってなんて言われても無理な話で。挙句の果てに、せっかく作ったのにインパクトがないと返されてしまうなんて・・・。悲しすぎますよね。
ここから主人公は先輩から「デザインの基本」を学び、さらにデザイナーの先生と一緒に「ダサくないデザイン」を勉強していくストーリーです。
私は最初『デザイナー=センスの塊』だと思っていました。でもそうではないのです。基本とちょっとコツを覚えれば、グッと良いものが作れるのです。
基本とちょっとしたコツをおさえれば誰でもデザインはできる!
例えば、文字を左揃えにしたり、画像を上で揃えたり。メリハリをつけて一番強調したい部分を大きくしたり、画像のようにメニュー名がずらりと書かれているよりも「パスタ」「ピザ」「デザート」とグループ分けしてある方がわかりやすいですよね?
「見る側が見やすいように」と考えると自然とまとまりのあるデザインが生まれます。この本を読んで改めてそれに気付きました。
これからデザインを始める人や、デザインで行き詰っている人にはぜひぜひ読んでほしい一冊です。
なんか違う!素人がやりがちな「ダサいデザイン」
デザインするときのちょっとしたコツがわかったところで、次は色や文字のフォントです。
イベントのチラシやポスターは「多くの人に来てほしい」という想いからインパクトのあるデザインにしなきゃ!と思ってしまいがちですよね。
私もデザインを勉強する前は、ポップでカラフルで派手な方が目に留まりやすいと思っていました。(個人の好みもありますが)
確かにカラフルだと目立ちはしますが、一つのデザインとして考えたときにとてもとてもダサく見えてしまいます。
例えば、こちら。私の好きな色、好きなフォントで作ってみました。
カラフルですよね。目立つとは思います。でも、お世辞にもおしゃれだなんて言えません。ピンクの主張が激しすぎる!目がチカチカする!
良かれと思って、派手な色や原色を使いすぎるのはNG。さらに、色を多く使うのもNGです。彩度の低い色を使うようにして、色も2~3色で抑えるとデザインがまとまって見えます。
あとは癖のあるフォントも使い過ぎに注意です。個性的なフォントはアクセントやワンポイントで使うようにしましょう!
美味しいからと言って、オレンジジュースとコーヒーとカルピスとお茶とコーラを全部混ぜたら不味いですよね。
デザインも同じで「かわいいから」「目立つから」という理由で全てを合わせると「ダサいデザイン」になってしまいます。
おしゃれだな~と思うデザインをよく見ると、それがよくわかると思います。
↓ ↓ ↓
色も抑えられていて、メリハリ・揃え・グループ分けもされているので見やすく、そしておしゃれなポスターですよね。
デザインを勉強するようになってから、買い物に行っても、ネットを見ていても「あ、これいいな」と思ったデザインは、今後の参考にするために写真を撮って保存するようにしています。
今は、デザインもまだまだなのでアウトプットのために、いいなと思ったデザインを真似して作ってみたり、Instagramでどのような投稿がよく見られているかなどチェックして勉強しています。
デザインはターゲットを決めてから作るべし!
もうひとつ、私がこの本を読んでなるほど!と思ったことが「デザインを考える前にターゲットを決める」でした。
デザインは「誰に見てほしいか」これを想定してつくると、より見てくれた人にマッチしたデザインに仕上がります。
子供向けのイベントであればポップでかわいらしいデザインに。お年寄り向けであれば文字を大きくしたりなど。ターゲットを決めるだけで自然とデザインの方向性も決まっていきます。
例えば、「スイミングスクールの無料体験会」のポスター。
子供向けであれば、文字はポップに色使いも子供らしいパステルカラーなどを使用して、日時や場所はもちろん【何歳から始められるのか・今のスクールの様子がわかる子供たちの写真・どんなことができるようになるか】などを載せると子供やママたちの心を掴みやすいです。
また、完成したポスターも街の電柱に貼っても意味がありません。通学路・スーパー・幼稚園の近くなどターゲットの生活範囲の目に留まるところに貼るようにすることが大切です。
「デザイナーじゃないのに!」にはお役立ち情報がたくさん
「デザイナーじゃないのに!」には、デザインの基本はもちろん、これからデザインをつくるにあたって役立つ情報が多く載っています。
画像・写真・イラスト・アイコンが無料でダウンロードできる「無料素材サイト」や文字のデザインに欠かせない「無料フォント素材サイト」なども紹介されています。
内容も漫画でストーリー仕立てとなっているため、本が苦手な方でも手に取りやすいと思います。とてもおすすめです(^^)