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【考察】イラストレーターが依頼主の歯車にならない方法は何があるのか?


前回の記事において、
イラストレーターの仕事はAIと同じくクライアントから見たら企画の歯車の一部だったり
素材提供者でしかないのかもしれないという話をしました


これは決して貶してるわけではなく
仕事形態がまず依頼主ありきなのでしょうがないというか

どんな神絵師でも商業仕事の場合
依頼されないと動けないことが多いからなんです


割と依頼待ちではないですか?




「でも自分は絵だけ描きたい」
「企画側には興味がない」
「企画なんて考えられない」
「依頼が来て描く方が考えなくて済むからラク」



どうしても自分は絵を描く立場でいたい
たとえそれがクライアントの作品のお手伝いでしかなくても!




と思うなら、

どうかAIの使い勝手の良さと張り合ってください

市場というのは自由競争です





例え自分らが手描きの方がいいと思っていても
使う側が「別にそこまで求めてないし」
っていう人もいるわけで


それを咎めたりお問合せという形で「脅迫」したり
集団で圧力をかけるなんてもってのほかだと思いませんか?


そりゃ個人の自由にまで介入してるわけで



恋愛でいえば振られそうになった相手に
「自分を選びなさいよ!」
と詰め寄っている様なもので

相手にとってはそれ、被害にしか見えない状況ですよね???




選ぶ側に選ばれなかったらおしまい


それだと無力感を感じますよね?

でもそれが現実なんです
自分で自分に依頼しない限り




依頼者から見て「道具として」使われないためには

自分から絵を売るしかないと思うんですがね?





で、ここである一つの大きな問題にぶつかるわけです

そもそもデジタルって
クライアントにとって有利なテクノロジーではないですか?




もし描き手がデジ絵を売ろうとすると
「リクエストイラスト」とかではないですかね?

やはり依頼待ちです




自分から一枚絵を売ろうと思っても

どう頑張っても「プリントアウト」にした絵にしかなりません


その辺がですね、、、



デジタルはクライアントにとってとても有利な画材なんだと思うんですよ




で、もっと使い勝手のいい画像生成AIが出たら
そっちに切り替えるのが普通、、、


特にゲームとか進行がシビアだったりするものは
絵素材として速い安い上手い
は重宝されるはずです




そのうちよっぽど名前のある人にしか依頼しなくなるかもしれません


そりゃ「道具」でいたら当たり前ですよね?



自分で動ける絵師になるにはどうしたらいいか
考える必要があると思っています


知恵を働かせるしかないと思いますよ



AIのせいにしてもしょうがないんです

多分、、、



ただ今まで絵師の需要(?)が異常なくらい大きかっただけだったんですよ

バブル期だったわけです
しかも「お値段ゼロでの市場で」です



今まで単に「人間絵師」しかそれを提供できなかっただけなんですよ

独占市場なんかいつか崩壊するのが当たり前です


それが終わっただけだと思います


それだけなんですよね、、、




#座り込んで駄々をこねていてもどうしようもない
#それ本当にAIの問題ですか



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