【引用】感情だけで判断しないでくれてありがとう

今回もまた元ポストの人への返信ではありません
記事を見て自分が感じたことを書いています


絵を描く人は感受性が豊かで、理系の人よりも「感情」で判断することが多いです


なので「これが正しい」と言うことが理論よりも情報よりも、感情が元になって考えてしまいます

感情に従ってそれの裏付けとなるような情報ばかり集めてしまうのです


元ポストの人は冷静に考えて下さっていてありがたいなあと思いました


実は「無断で収集されたデータを用いて生成している」と判断されていることもちょっと誤解があるのです


「学習」と「生成」はそのプロセスにおいて別々のものなんです


「学習」はメーカーがAIのモデルを作る際にトレーニングを行うことです


これは無断で収集されたデータを用いていることには変わりませんが
ネットにある公開データしか利用していません
非公開データは使われません


データを使ってやっていることは「画像の取り込みではありません」



「言葉」と「モノ」や「色」や「形状」や「雰囲気」などを結びつけるトレーニングです



それによりプロンプト(文字)を指定されたときに
「大体こう言う絵を生成すればいいのかな〜」
と言う「予測」が立てられるのです



「大量の無断で収集されたデータ」を利用していますが
いわゆる「教師データ」として使っています


それにより「この単語はこう言うモノだよね」
と言う「概念」が構築されていきます



なので絵師の絵や写真をバラバラにして繋ぎ合わせる技術ではありません


あくまで「文字で指定されたものから連想するような感じ」で、まっさらなところから作っています



たまに生成したAI絵が教師データに似た画像が出てしまうことがありますが
画像を直接使っているわけではありません





「データセット」は「データベース」ではありません

トレーニングの際にタグと画像をくっつけたものです
問題集の「問題」と「解答集」みたいなものではないでしょうか
と言うのが私の解釈です




一方「生成」はAIユーザーが行います


企業が作ったAIモデルの
「プロンプトの小窓に文字を入れて生成ボタンを押す」

それがほとんどのAIユーザーがやっていることです


生成の際に絵師の絵や写真の画像は必要ありません

文字を入れれば良いのです



一部のユーザーは「追加学習」をして一定の絵師の絵柄や特徴をプリセットしたようなLoRaモデルを作ることがありますが


全てのAIユーザーがやっているわけではありません


LoRaモデルは配布サイトで無償で置いてありますが
それを使って絵師の絵柄に近いAI絵をTwitterに貼っている者はあまり見かけたことがありません



そんなわけで、
感情をメインに考える方は多分こう言うnoteも見てもらえないのだろうと思うのですが


とりあえず書いておきます




#AIイラスト
#機械学習
#生成

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